美味しい和食の「克祐」 【豊田市】
今日は昨年12月にオープンした、「克祐」(カツスケ)という和食の店。
「克祐」は豊田市の中心地から離れた場所にあり、同行者のリクエストで初めての訪問。
店の前に置かれたミニクーパーは、オーナーの趣味でしょうか。
およそ和食の店らしくない、店内のディスプレイ。
サーフボードにスケボー、マウンテンバイク、外のミニクーパー、 多趣味なオーナー。
このディスプレイやオーナーを見てると、オムライスやパスタの方が似合いそう。
本当に和食の店なのか、、、一抹の不安がよぎります。
席に落ち着いたところへ、前菜です。
とても前菜とは思えない素晴らしい料理、、、器も素敵。
メインディッシュと言ってもいいような盛り。
料理から「美味しいですよ、」というハーモニーが聴こえてきそうな、美しい盛り付け。
さっきまでの不安は完全に吹っ飛びました。
右下から時計回りに、「里芋」、「竹の子」、「叉焼」(自家製)、「もずく酢」、「豆腐?」、「マグロのナントカ」にはカレーパウダーが添えてあり、新感覚。
全てが料理されていて、実に美味しい。
中心は「あん肝」。
しっかり仕事がされてます。
美しい前菜に合わせたのは、宮城県の「山和」。
初めてのお酒。
スッキリとした吟醸香で、雑味のない綺麗な日本酒。
美味しいお酒で、猪口もいい感じ。
刺し身。
感じのよい器に盛られた、鯛と宗田鰹。
二杯目は「ちえびじん」のピンクラベル。
これも初めてのお酒で、後で調べたら蔵元は大分県とか。
九州のお酒はあまり馴染みがないですが、これまた旨いお酒。
料理もお酒もレベルが高いです。
焼き物は鮎と鯖の塩焼き。
鯖の身が割れているのは、箸を入れてしまってからの画像で、恐縮です。
付け醤油は土佐醤油だそうで、出汁醤油の感覚。
塩焼きに、甘めの土佐醤油がよく合います。
ここまでで、既にかなりのボリューム。
果たして食べきれるでしょうか。
煮物。
高級魚のノドグロ。
塩焼きと甘辛の煮付けに合わせて、スパークリングの日本酒にしてみます。
松竹梅の「澪」。
これも初めて飲みますが、飲み味はシャンパンそのもの。
お洒落で美味しいので、女性に受けそう。
料理は続き、茶碗蒸し。
梅干しの茶碗蒸し。
恵那の鮨屋、「そめいよしの」の茶碗蒸しもそうでしたが、茶碗蒸しに梅干しというのが、この業界でトレンドになりつつあるのでしょうか。
意外な組み合わせで、サッパリとして美味しく、口直しにもいいです。
料理はまだまだ続き、揚げ物。
牡蠣の天ぷら。
岩牡蠣かと思うほど大きく立派な牡蠣。
食べごたえ十分。
四杯目のお酒。
銘柄は最初のと同じ「山和」。
飽きのこないお酒で美味しいのですが、ちょっと飲み過ぎ。
マスターに「完食できないかも、」と伝えると、食事の鮨は小盛りにしましょう、ということで出された、にぎり鮨。
極小のにぎり鮨とは言え、ちゃんと仕事のされた鮨。
記憶が飛んでますが、たぶんヒラメ。
美味しい。
いよいよゴールが見えてきました。
デザート。
メープルシロップのアイスクリーム。
ミントの味が効いて、よいアクセントになってます。
いや~しっかり食べました、満腹。
同行者の女性も大満足のご様子で、何より。
この内容で4,000円(オープン記念価格、通常は5,000円)は、質、量からしてとてもお値打ち。
むしろ安いと思います。
◆ 店データ (情報は確認して下さい)
店名 : 「克祐」 (カツスケ)
住所 : 豊田市逢妻町2-39
電話 : 0565-41-6564
営業 : 17:00~23:00 / 月曜定休
HP ⇒ 「克祐」 豊田店
紹介ページ ⇒ グルメChaoo
旨い料理を作ってくれ、感じのよい接客をしてくれたのは、この二人。
この画像から受ける印象と、出されたレベルの高い「和の料理」がどうにも結びつかないのは、私の感性が鈍いためか・・・
「克祐」、、、楽しく美味しい良い店でした。
また行きます。
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