五平餅とどて煮とキノコ鍋と【恵那市+自宅】
タカドヤ湿地の紅葉から岩村での散歩、そしてやって来たのは恵那市。
途中R.257沿いにある阿木川ダム湖に寄ってみた。
ちゃんと整備・管理されたところだけど、写真だけ撮ってさっさと退散。
R.257を一気に駆け下って恵那の街へ。
駅前の市営駐車場へ車を入れて五平餅のあまから本店へ。
ちょっと古びた路地という雰囲気が五平餅に合ってる。
これが食べたくて来たのよね。
今まで「一本」って呼んでいたけど、この店では「一串」というのが正式のようだ。
今日の店内は高齢者ばかりで満席。
この店は高齢者のサロンなのか。
我々が妙に若く見える。
それにしてもよく流行る店だ。
頼むものはもちろん五平餅。
お茶を飲んでいれば待つほどのこともなく供される。
表面カリッ、中柔らかな出来立て熱々の五平餅。
くるみの風味たっぷりのタレが癖になる旨さ。
サービスの野沢菜と赤かぶ漬けも旨い。
隣のご婦人が野沢菜の漬物を二袋も買っていたけど、気持ち分かるな。
他のテーブルのオジサンは五平餅に熱燗。
五平餅で熱燗というのも珍しいけど、オジサンの昔からのスタイルなのでしょう。
クルミ入りの胡麻ダレは老化防止にも効くらしい。
皆さん常連のようで、高齢者の社交の場の雰囲気。
昭和の風情と下町情緒たっぷりの五平餅屋だ。
旨い五平餅と下町の風情にどっぷり浸った後は「どて煮」を求めて藤田屋精肉店へ。
藤田屋では大将が私の顔を覚えていて、いつも遠くからありがとうとのこと。
大将とは五平餅の話で盛り上がって、大将おすすめの五平餅屋があるとか。
ここからは車で20分ほどの所だけど、次はそこに行ってみようか。
買ってきたのはこのどて煮。
見ての通り大きくて肉厚なホルモンがゴロゴロと入っている。
コンニャクなんてほんの少ししか入っていないし、食べれば実に良い味付けのどて煮。
これで一皿450円は格安に思う。
五平餅だけでなく他にも何か食べていこうかと駅前の方に行ってみる。
この路地が旧中仙道そのもの。
左側の建物は木造の三階建て。
往時は立派な商家か何かだったのでしょう。
駅前には「恵那寿や」の出店もある。
栗きんとんでも買っていこうかと聞けば、栗蒸し羊羹もあることだからと買わず。
どこかで食べていくより、藤田屋のどて煮でビールの方がいいなと帰ることに。
帰る途中、瑞浪の卵農家がやってる「かつまたたまご店」で、卵と鶏の肉団子も買っていく。
今日買ったのは鍋の材料ばかりの気がする。
で、バキューンと自宅に帰ってきて藤田屋のどて煮でビール。
既に煮込まれているから、野菜などを追加して火にかけるだけでOK。
家にあったキャベツにモヤシ、ニラななどを適当に入れる。
簡単だけどこれが旨いのね。
火が通れば出来上がり。
ウヒョー、旨い。
見てお分かりかと思うけど、モツ肉がたっぷり入ってる。
しかも今日のモツ肉は大きくて分厚く、それでいて柔らかくて実に旨い。
これに合うのは勿論ビール。
いつもの麦ホでも今日のは限定バージョンの ”絹のコク”。
名前の通りコクがあって、しかも泡がとても滑らかでシルキーな喉越し。
新ジャンルのビールでもここまで出来るのかと言うほどに完成度が高い。
旨い、旨いと、アッという間に二鍋目。
奥殿も今までのどて煮で一番美味しいとのこと。
確かにその通り。
比較のために従来の麦ホも飲んでみた。
直接飲み比べてみれば、従来のものが雑味を感じてしまう。
それほど限定バージョンの出来が良いということだけど、限定版と比べては可哀想か。
続いて稲武の道の駅で買ってきたキノコでキノコ鍋も作る。
なめ茸以外は名前すら分からない。
おそらく天然物だと思うが、それも分からない。
鍋の連チャンなんて初めてだけど、キノコ鍋も食べたかったのよね。
これも実に美味しい鍋だけど、続きは次回ということで。
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