件名も差出人名も無いメール
- 2016.05.11
- 家飲み/家食べ
早朝にメールが着信した。
メールは勝手に着信するからいつ着信してもいいのだが、このメールには差出人名がなく、表示されているのはメールアドレスのみ。
しかも件名も書かれていないというルール無視のメールなので、普通は開封しないいかゴミ箱行きだが、一応は本文を読んでみた。
そこには ”X さんの住所と携帯の番号を教えて欲しい” とある。
いきなりのメールで、他人の個人情報を教えてくれとは、無礼な依頼。
X さんは私の同級生だが、個人の情報を簡単に教える訳にはいかない。
ましてやその同級生は女性なので、尚更だ。
このメールを送ってきた本人は、件名を書かなくてはならなことを知らないし、差出人の名前も設定をしていないのだろう。
差出人名も件名も無いメールなので、そのまま放置してある。
ところでメールの差出人名が設定されていないメールは非常に多い。
G-mail を使っているとそれがよく分かる。
感覚的には90%は差出人名が無く、メールアドレスの表示。
と書くと、殆どの人はそんなことはないと言われるだろうが、実際そうなのだ。
G-mail は差出人が名前を登録しないと表示されない仕組みになっているからだ。
手紙で言えば差出人の住所(アドレス)は書いてあっても、名前がないのと同じこと。
それでも殆どの人は ”着信したメールには名前が出るよ” と言われるけど、それは相手のアドレスと名前を、自分の電話帳(アドレス帳)に登録してあるから。
キャリアメール(docomo、softbank、ezweb)は、着信したメールを自分の電話帳と照らし合わせ、自分が登録した名前を表示しているから、名前が表示される。
逆に自分から送信したメールに発信人の名前が設定していなくても、相手側に名前が表示されるのは、相手側の電話帳に自分の名前が登録してあるので表示される。
つまりお互いが知り合い同士で、お互いのアドレス帳に名前が登録してあるので表示されるのであって、見ず知らずの人に送信すれば、当然の事ながら送信者名はメールアドレスになる。
差出人の名前を設定していなくても名前が表示されるのは、これは日本の携帯電話の至れり尽くせりのサービスの一つで、世界では通用しない。
日本の携帯電話が ”ガラパゴス携帯” と言われるのは、こんなところにも原因がある。
今朝のメールもそんな状態で送ってきたのだろうが、どこの誰だか不明なメールで困ったもの。
メールの基本を習ったこともなく、また教えてもらったことも無いのだろう。
で、メールの内容から、差出人は多分あの人(A氏)だろうと当たりをつけ、名刺帳で調べてみればやはりA氏だった。
A氏はある会社でそこそこの立場の人。
会社でもメールを使っているだろうが、それがこの程度のスキル。
そこそこの立場の人でプライドが高く、それに威張った人なので、メールの書き方に付いて部下も何も言わないだろうし、言えないのだろう。
私もこの先輩に対して、 ”それ、違ってますよ” とは言いにくい。
結局はご自身でキャリアアップを図っていただくしかないが、この類の人は無理だろう。
ま、会社を辞めればタダの人だから、どうでもいいけどね。
キャリアメールを使っている方は、ご自身のメールの ”差出人の表示名” をチェックされてはどうでしょうか。
他のキャリアの場合も、やり方はほぼ同じだと思う。
Gmail の場合はこちら。
A氏からの問合わせには、”個人の情報なのでお答えできません” と言いたいところだが、なんか棘のある言い方。
ここは穏便に ”分かりません” とでも応えておきますか。
それともこのまま ”放置プレイ” にしておきましょうか。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
休日の朝はチキンライス、昼は刺身で昼から飲み【自宅】 2016.05.09
-
次の記事
カルボナーラ・パスタと JAZZ に日本酒【自宅】 2016.05.12