モーニングのBGMはせせらぎの音「アルフォンソ・ カフェ」【愛知県新城市】
- 2016.06.13
- 愛知県(豊田市を除く) ツーリング
愛知県新城市の山奥にある「アルフォンソ・カフェ」でモーニングをしてきた。
どうしてそんな所まで行ったのかといえば、新東名が豊田JCまで開通したので走ってみたかったのと、もう一つの理由は奥殿の車を替えたので、その車の走りっぷりを確かめたくて高速を走りたかったのだ。
新しい奥殿の車はハイブリット車。
我が家では初めてのハイブリット車だ。
ハイブリットに特別な思い入れがある訳ではなく、単にそうゆう時代だからということで ”環境に優しい” 車にしたまでのこと。
それはさて置き、新東名でかっ飛べば僅か40分で新城ICに着いてしまった。
そこからカフェまでは15分という距離なので、山奥にある店とはいえ近いもの。
最後は狭い山道になるが、行き交う車も殆ど無いから難儀なことはない。
ここがアルフォンソ・カフェ。
国道から入る道さえ間違わなければ、あとは一本道なので迷うことはない。
それにご覧のような立派な看板もあるから見逃すこともない。
店は自然に包まれたナチュラルな佇まい。
管理された草花や小川のせせらぎがとてもいい気分にさせてくれる。
気のせいか、風も爽やかに感じる。
店はちょっとした小道を上がったところにある。
外にはテラス席もあるようだ。
ここが入り口。
店内はカウンター席しか空いてなくテラス席を勧められたが、勧められなくてもテラス席にするつもりだったから丁度いい。
メニューはこちら。
ブランチセット(550円)を二つに、奥殿はそれにケーキを付けた(+350円)。
奥のテラス席はこんな感じ。
近所のおじさんたちがモーニングコーヒーをしていたが、おじさんたちがオシャレに見えるのは、この店の雰囲気がそうさせているのだろう。
こちらは我々のテラス席。
せせらぎの音とともにウグイスがすぐ近くで鳴いているという贅沢な空間。
それと虫が全くいないのが不思議だが、それは助かることではある。
ママが運んでくれてきてくれたのはリンゴジュース。
注文が重なってしまいちょっと時間がかかるのでゆっくりしていって下さい、とのこと。
このりんごジュースが美味しい。
東三河の山中だけど、気分的には信州の高原にでもいる感じ。
写真はどこでもご自由に撮ってくださいということなので、あちこち撮らせてもらった。
花のことは全く分からないが、これは紫陽花とのこと。
よくある紫陽花とは違い、花が細かくて繊細な感じ。
これはリンドウだそうだ。
※ ある方からこれはツリガネ草の間違いではないかとの指摘があった。私は花には疎いので良くわからないが、そう言われればツリガネ草かと思うので書き加えておきます。
それとママによれば、この時期はホタルが飛び交っているとのこと。
ただしホタルが飛び交う夜は営業していないから、お茶しながらのホタル観賞は出来ない。
そうこうしていればコーヒーが運ばれてきた。
酸味の少ない飲みやすいコーヒー。
それとお代わりもOKだそうだ。
続いてモーニング、ではなくブランチのセットが運ばれてきた。
トーストは小倉トーストだ。
名古屋人には当たり前の小倉トーストだが、三河の我々にはちょっと珍しい。
どんな味かと食べてみればこれが旨い。
パンに塗られたバターの塩味に、小倉餡の甘さがマッチして意外にも旨いのだ。
例えがズレてるかもしれないが、いちご大福の苺の酸味と餡の甘みのミスマッチが美味しいのと同じ理屈と言えば伝わるだろうか。
三河の山中で名古屋の小倉トーストに出会うとは思わなかったが、美味しい物に国境はないということだ。
ポテトサラダとヨーグルト。
ヨーグルトにはジャム、たぶんブルーベリーが入っている。
味は至って普通だが、ロケーションの良さで味が増幅される感じ。
ウグイスの声やせせらぎの音を聞きながらお茶できる店なんて、そうはないからね。
自然の環境は抜群にいい。
ゆったりと寛いでいれば奥殿のケーキセットがやって来た。
これにアイスクリームが付いて+350円は値打ちなのでは。
このケーキはママの手作りのようだ。
これはアイスクリーム。
抹茶アイス。
奥殿によれば美味しいアイスだった由。
チーズケーキ。
こんなのを作ることが出来るというのが素晴らしい。
スポンジケーキ。
見た通りの味だったようだ。
店のママもマスターもとても感じのいい人で、物腰も優しく丁寧。
この店は味の評価は二の次で、自然に包まれてリラックス出来るということが一番重要なファクターだと思う。
寛ぐために来た、という感じがピッタリのカフェで癒される。
実はそれがこの店の最大のウリだと思うから、店内よりもテラス席をお勧めする。
”癒やされるカフェ”、そんなフレーズがピッタリの店だった。
こんな癒されるカフェから次に向かったのは設楽原の古戦場。
450年ほど前に信長・家康の連合軍と、武田信玄の子、勝頼との間で行われた戦い。
設楽原の合戦というよりも、馬防柵と ”火縄銃の三段撃ち” で有名な合戦の地だ。
心癒されるカフェから、4~5万の兵が戦い1万とも言われる兵が死んでいった血生臭い合戦の地へ行くとは皮肉な話だが、戦国好きとしてはやはり外せない。
ただ話が長くなってきたので、設楽原の合戦の話は次回ということで。
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