季節料理 「招楽」 【豊田市】
今日は久しぶりの外飲み。
最近の外飲みのペースは週一程度というおとなしいもので、連日 ド派手に 華麗に飲んでいる浜松のchihiさんに比べれば、月とすっぽん、提灯に釣り鐘、、、比べるべきもありません。
そんなおとなしい私が選んだ店は、季節料理 「招楽」。
以前はよく通った店なのに、ここ最近はご無沙汰。
ここのママは元芸妓さん。
板さん(旦那さん)は、地元では名の通った料理屋の板さんだったのが、この芸妓さんと一緒になり、店をオープンした次第。
と言っても、相当に前の話ですが。
そんなママにある所でバッタリと出会い、「近いうちに寄るわ」と話したので、その約束を果たしに今日来たのです。
花柳界のシキタリとして、行くと言って来ないような男は、軽蔑されますから。
久しぶりでも何の違和感もなく溶け込めるのは、ママと板さんの人柄によるもの。
カウンターに座れば直ぐに話が弾みます。
お酒は、加茂鶴(広島)の「蔵生」。
吟醸系の飲みやすいお酒で、旨い。
突き出しは厚揚げを炊いたもので、甘じょっぱい味で美味しい。
今日のメニュー。
ここに無いものでも、材料さえあれば何でも作ってくれます。
そこら辺りの手際は、手慣れたプロの板さんならでは。
先ずは、しめ鯖。
見るからに鮮度の良さそうな鯖。
板さんも、今日の鯖はピッカピカだったから、殆ど〆てなくて刺し身に近い仕上げとか。
食べてみれば刺し身そのもの。
酢で〆たというより、塩で〆てある感じで、旨い。
同行者がご入店。
京都出身の彼は、〆鯖は京都では「きずし」と言います、とのこと。
私も京都で「きずし」を食べたことがありますが、酢(塩?)が結構きつかった覚えがあります。
若い彼に合うように、「マグロのステーキ」が食べたいのですが、メニューに無いので出来るかどうか分かりません。
板さんに聞いてみれば「出来るよ」の一声。
で、マグロのステーキ。
これが抜群に旨いのです。
大ぶりに切られたマグロを炙る程度に焼き、醤油ベースの奥行きの深いソースに絡め、青ネギとガーリック・チップスをふりかけて仕上げたもの。
同行者にマグロとは言わずに出したら、素材がマグロとは分からなかったとか。
素晴らしく美味しいと、たいそう気に入った様子で、勧めた私も嬉しい。
お酒のピッチも上がって、八海山。
新潟・魚沼の八海山。
有名なブランドで、説明もいりません。
出し巻き卵。
幅が10㎝はありそうで、かなりのボリューム。
二人でなければギブアップしていたほどの、ビッグサイズ。
一人なら 1/4 で満足。
カツ皿。
トンカツを揚げて卵でとじ、和風だしの効いた甘めの汁で仕上げたもの。
上品な料理ではないけど、コレも旨いのです。
若い彼はご飯をもらって、カツ丼にしてました。
結局メニューに無いものばかり頼んでましたが、手際よくパパっと作ってくれるところなど、やはりプロ。
美味しかった。
◆ 店データ (情報は確認して下さい)
店名 : 季節料理 「招楽」
住所 : 豊田市元城町4-62 (愛知県豊田事務所 東)
電話 : 0565-31-3177
営業 : 11:30~13:30 / 17:00~23:00 / 日曜祝日 休業
会計は二人で六千円強と、お値打ち。
もう少し頻繁に寄らないとね。
この後は同級生がオーナー&ママのスナックで飲んで、お開きに。
この店ではママを独占状態。
面白かった。
久しぶりの外飲みは、楽しいし情報も溢れてます。
家で飲むのも気楽でいいけど、やはり酒場には酒場の楽しさがあり、やめられません。
また飲みましょう。
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