酒豪女子が行きたいと言う店は「鮨処 よし田」だった【豊田市】

酒豪女子が行きたいと言う店は「鮨処 よし田」だった【豊田市】

 

寿司が食べたいと酒豪女子から電話があったけど、珍しい事に彼女が店を指定してきた。

で、彼女が行きたい店は「鮨処 よし田」と言うではないか。

 

この寿司屋へは3週間ほど前に行ったところで、ブログにもアップしている。

その時の記事

彼女にはこのブログのことを話していないから、その記事を見て行きたいと言い出した訳ではないと思うけど、ご指定なので出かけてきた。

 

鮨処「よし田」は、田んぼに囲まれた鉄道のガード下という、田舎感たっぷりな所にある。

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中心市街地から電車で10分ほどの距離でこんな感じなのだから、豊田市も田舎だ。

とは言え保見駅から徒歩一分という便利な所で、一杯飲んで帰るには好都合な立地。

 

この店は、最近あまり見なくなった寿司屋らしい寿司屋で、今や絶滅危惧種のような存在。

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やはり鮨はゆったりと飲みながら食べたいもので、私にはこんな鮨屋が性に合っている。

 

今日は彼女と二人なのでカウンター席。

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前回は4人だったから小上がりだったけど、やはり鮨はカウンターに限る。

 

あれこれと頼むのも面倒なので、おまかせ握りにした。

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値段が書いてないからいくらなのか分からないけど、女性と来ていきなり金額のことを聞くのは野暮というもの。

こういうところは粋にいきたいからね。

 

先ずはビールで乾杯。

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ク~旨い、身に沁みる。

 

お通し。

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昆布の酢の物。

お酒にピッタリのひと品。

 

スタートは玉子焼きから。

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この玉子焼きは店で焼いているようで、これは珍しい。

今は業務用の玉子焼きを使う店がほとんどで、玉子焼きを店で焼くのは鮨屋のプライドだ。

 

一貫目はイカ。

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ネットリとしたイカが美味しくて、剣先イカだろうか。

それとここの鮨は醤油が塗られていて、伝統的な江戸前寿司の仕様。

 

まぐろ。

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漬けではないと思うけど、赤身のまぐろが旨い。

赤身が強いからインドマグロか。

 

ビールからお酒にチェンジしている。

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お酒は選ぶほどの種類がないのが残念なところ。

これは八海山。

お酒の持ち込みが可能かどうか、今度聞いてみよう。

 

二種のカレイの握り。

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マコカレイとメイタカレイだそうだけど、見ただけでは見分けがつかない。

大将から ”食べれば食感と味の違いが分かりますよ”  とのことで、食べたら確かに違いあるのだけど、うまく表現できない。

 

酒豪女子に聞けば ”一つは味が濃くて深みがあり、もう一つはコリコリとした食感が楽しめる” とのこと。

それを聞いた大将が正にその通りです、と応じていたから、彼女の味覚は鋭いようだ。

あちこちの店を食べ歩いているだけのことはある。

 

ここでお隣に女性の三人組が入ってきた。

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寿司屋のカウンターに女性だけのお客さんも珍しいと思うけど、今はそんなことを言う時代でもないか。

ナースのようで、そう言えば近くに大きな病院があるからね。

 

シャコ。

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昔はけっこう馬鹿にして食べていたけど、シャコもエビの一種。

今はシャコも高級品になってしまった。

 

ナマのトリ貝。

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トリ貝は今までも食べていて、それが生だと思っていたけど、実はあれは茹でたものだったとは全く知らなかった。

生のトリ貝を食べるのは初めて。

 

お酒も鮨もまだまだ行きますよ。

おまかせ握りは客のペースに合わせて握ってくれるからありがたい。

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イクラと牡蠣。

この時期の牡蠣なので、岩牡蠣だと思う。

美味しい。

 

彼女もお酒をグイグイやってるけど、全く酔った風がない。

さすが酒豪女子だ。

 

トロ鉄火。

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これが旨かった。

元から鉄火が好きだけど、トロ鉄火はさすがに旨い。

大葉と相性も良くて満足。

 

ウニ。

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ウニの巻き物は珍しいのでは。

 

このウニが卵黄のようなにトロッとしていて、ウニが卵だということを思い起こさせてくれる。

いつものウニが別物と思えるほどに旨い。

 

穴子。

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甘いツメではなく醤油(みりん醤油?)が塗られていて、上品な味に仕上がっている。

江戸前の寿司らしいひと品だ。

 

いや~よく食べたし、よく飲んだ。

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彼女も美味しかったとのことで、ご同慶の至り。

お酒も含んでこれで10,800円(二人)は、かなりお安いのでは。

 

やはり鮨はカウンターで食べるに限る。

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カウンター越しに大将と客との間でのキャッチボールが上手く行けば、握るテンポもいいだろうし食べるリズムも良くなる。

そのリズムとテンポが合うのが相性というもので、この店は私にとって波長の合ういい店。

 

また電車に乗って行きますので、よろしく。

⇒ 食べログ 「鮨処 よし田」

 

今日の彼女との話の中で、思いもよらな繋がりがある話題があって驚いた。

そんな繋がりや出会いがあるのは、実に楽しいことだ。

 

美味しかった、ごちそう様でした。

 

で、時間はと彼女の時計を見れば、前とは違うBREITLING。

さすが腕時計が好きな彼女だ。

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まだ9時なので、豊田まで帰ってもう一軒。

またまた日本酒をガンガンいってしまい、私は出来上がり。

 

次は9月に〇〇でと言われたことは覚えているけど、あとは記憶が曖昧。

やはり酒豪女子は強いね。

 

美味しかったし楽しかった。

ごちそう様でした。

 

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