思いもよらぬ縁で岐阜へ遠征して一杯会「GHEE胡麻」【岐阜市】
- 2016.09.26
- 岐阜県
ちょっと前に酒豪女子と飲んでいたら「気になる店ってある?」という話があった。
あるけど遠いからねと答えると、どこ?って聞いてくるから、岐阜と答えれば、岐阜の何という店でどんな店なのかと重ねて聞いてくる。
えらく細かく聞いてくるから、どうしてと聞けば、岐阜には酒豪女子の親友がいて、岐阜ならその親友に会いつつ飲みに行ってもイイよと言う。
で、その店は岐阜のGHEE胡麻(ギーゴマ)という店と伝えたら、その場で岐阜の親友にLINE。
そしたら親友もギー胡麻へ以前はよく通った店とのことで、アッという間に話がまとまってギー胡麻に行くことになったのだ。
岐阜までは遠いと思いこんでいたけど、グーグルで検索してみれば1時間30分もかからずに行ける。
久しぶりに電車でGoだ。
知立からは名鉄本線の特急+特別車両券(ミュー電車)で、快適な旅気分。
追加料金を払うだけの価値はあるね。
やって参りました岐阜。
改札には酒豪女子の親友が待っていてくれて、挨拶もそこそこにギー胡麻へ。
ギー胡麻へは歩いても行ける距離とのことでも、親友女子が ”濃姫” (信長の妻)のバスがあるから、それに乗って行きましょうとのこと。
これが濃姫のバス。
美しい人だ。
因みに運転手さんもきれいな女性だった。
ついでに岐阜の親友のことを ”濃姫” と呼ぶことにする。
濃姫に案内されて、ここは柳ケ瀬の商店街。
美川憲一の ”柳ヶ瀬ブルース” で有名な所だけど、この話が通じるのも昔のことか。
アーケードに飾られている像は、岐阜がイタリア・フィレンチェと姉妹都市という関係から、ルネッサンス様式の彫刻なのだそうだ。
そんな話をしていればギー胡麻に到着。
3階建ての立派なビルで、自前の建物のようだ。
ギー胡麻のマスターとはこのブログを通じての知り合いで、いつかは行きたいと思っていた店。
それが不思議なつながりでこの店を訪ねることに。
ブログを通じてマスターと知り合い、それに飲み友の酒豪女子の縁に加えて、濃姫の縁もあってこの店に来ることになったのは、不思議なこと。
人の出会いも考えてみれば不思議なもので、それが縁というものか。
出会いがあれば人生の幅も広がるから、そんな縁を大事にしたいものだ。
イザ入店。
RUNAですと挨拶すれば、お待ちしてました、と応えてくれてたのがマスター。
キリリとした板前さんという出で立ちで、プロらしさが伝わってくる。
右側はママさんで、美人。
着物なら美人女将としてもいけるのでは。
店は広いけど無駄な広さはなく、ちょうどいい具合。
席の間隔もゆったりとしていて、リラックスできる。
それとこの店は靴を脱いで上がる席だけど、全て掘りごたつ式なので足も疲れない。
先ずはヱビスの生。
酒豪女子と濃姫に囲まれて、カンパーイ。
ウマイ!
今日はマスターのおすすめもあって、コース料理。
まずはお通し。
日本各地の名品と説明を受けたけど、内容は忘れてしまった。
真ん中の細もずくは能登・穴水町の物だと思うけど、、違ってたらゴメンなさい。
これだけでも一合はいける。
日本酒にチェンジ。
お酒も充実したラインナップ。
岐阜ということに敬意を払って ”醴泉”(レイセン)からいく。
岐阜・養老のお酒。
猪口の山。
選ぶのも楽しいね。
濃姫が選んだものにはギー胡麻の文字が刻んである。
マスターが書いたのだろうか。
椀物。
器は輪島塗?で江戸時代のものとか。
こんな高級な漆器がサラリと出て来るのは、素晴らしい。
ただし我々に見る目がないのが申し訳ない。
椀は松茸と海老真丈?だったかな。
喋るのと飲むので忙しくて、あまり覚えていないけど、素晴らしく美味しいことは覚えている。
女性陣からもとても美味しいとのことで、ご同慶の至り。
お酒も追加。
醴泉は吟醸系の飲みやすいお酒で、サラッと飲める。
酒豪女子もペースが上がってきたようだ。
彼女は強いからね。
今までに何度も飲み負けている。
刺盛り。
秋刀魚、ノドグロ、、、えっとあとは何だったけ。
わけぎに巻いてあるのも刺身で、情けないことに何がなんだか忘れてしまったけど、とにかく美味しいのヒトコト。
器も織部の器で、乗っている魚と同じように上等だ。
こんな旨い肴が出れば、お酒もジャンジャン行けてしまう。
十四代。
レアなお酒で、置いて有ることだけで嬉しい。
コレって何だっけ。
クリーム煮ではないと思うから、とろろ掛けかな。
すっと口に入ってくるのはとても美味しいということで、旨かった記憶はある。
焼き物。
手前のものはカラスミで、高級な食材だ。
焼き魚もフワッとして美味しい。
黒竜。
福井のお酒で、昔はよく飲んだ銘柄。
スッキリとして飲み飽きない味。
お酒もハイペースで進んでいる。
話題豊富な女性が二人もいるから、会話が途切れない。
加えて美味しい肴といいお酒があるから、時の経つのも忘れてしまう。
彼女たちもいい調子でやってる。
飛騨牛の炙り。
見るからに美味しそうな炙りだけど、これにウニを乗せて食べるというゴージャスな食べかた。
こんな贅沢なことをしてもいいのかって、一気にいってしまうけどね。
こんなのは初めてだけど、食べたらこれが美味しいのだ。
なんと言っていいのか表現できない旨さ。
食べれば分かります。
女性たちは揚げられたレンコンを乗せたのも美味しかったとのこと。
左側の板状のものは岩塩で、アンデスのものとか。
その上に乗っているのはアボガド?
すいません、記憶が曖昧で申し訳ない。
ただし何度も書いたけど、どの料理もとても旨いことは覚えている。
〆のご飯もステキ。
ハマグリと松茸の入ったおじや風のご飯。
これが抜群に旨くて、脳内が麻痺しそうなほど。
これはクセになる味で、こんなのが締めに出てくるとは驚き。
いや~メチャ美味しかった。
こんな店がサラッとある岐阜の懐の深さに驚かされる。
街も立派で飲食店も多く、洒落た店や美味しそうな小料理屋などもあったから、食文化のレベルが高いのだと思う。
そんな中にあるギー胡麻。
プロが作る料理とはこういうものですよ、と味わせてくれる店。
いい店でした。
⇒ GHEE 胡麻
今日は5,000円のコースだけど、内容からすれば驚くようなバーゲンプライス。
彼女達とは次回もやることで話が決まったけど、1時間半かかるのが難点。
でも行きたい店なので、よろしくお願いします。
美味しかった、ごちそう様でした。
酒豪女子と濃姫、そしてギー胡麻のマスターのお陰で楽しい夜が過ごせました。
ありがとうございました。
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