京都の心が詰まった「一の傳」の西京漬け【自宅】

京都の心が詰まった「一の傳」の西京漬け【自宅】

 

 

暮れの慌ただしさに加え、通常とは違う仕事や用件もあって余計に気忙しい。

そのためにブログの更新も遅れていて、今日のブログはちょっと前の話。

 

むかし京都でお世話になった方の娘さんから、贈り物が届いた。

お世話になった私が頂くのは本末転倒の話で恐縮だけど、ありがたく頂戴することに。

 

頂戴したのは京都「一の傳」の西京漬け。

彼女からは昨年も西京漬けを頂いており、奥殿は素直に嬉しいとのこと。

 

京都は歴史と伝統のある街なので銘品も多く、思いつくだけでも八ツ橋などのお菓子や、すぐきや千枚漬けに代表される漬物、それにちりめん山椒などの食べ物など枚挙に暇がない。

そんな京都にあって、一の傳の西京漬けも銘品の一つで、とても美味しいものだ。

 

西京漬けとは西京味噌漬けのこと。

三河の赤味噌と違い、京都の味噌は白味噌で西京味噌と呼ばれていて、その味噌に魚の切り身を漬けたものだ。

 

さっそく頂くことにする。

これはカレイの味噌漬で、カレイが大きくて立派。

この味噌をキレイに取ってしまってから焼くのだけど、勿体無いからと味噌を残して焼くと黒焦げになってしまう。

ここは潔く味噌は捨ててしまう。

 

味噌を取り去った切り身。

手とキッチンペーパーはベタベタになってしまうけど、コレをやらないといけないのだ。

 

あとはオーブントースターで焼くだけ。

10分ほど焼けばふっくらしっとりと焼けるから、こういった焼き物の場合オーブントースターが一番上手に焼ける。

 

西京漬けが焼けるまでに軽く一杯飲みながら待つことに。

ツマミはご飯のおかずに用意してあったもので始めてしまう。

初めはビールで一杯だ。

 

う~ん、最初の一杯のビールが旨い。

この安っい新ジャンルのビールでも、幸せな感じが味わえるのが嬉しい。

 

ご飯のおかずに用意してあったのはシューマイの中華スープ仕立てと、明宝ハム。

きょうの料理は時短を狙った料理のようで、奥殿に時間がなかったのかも。

それでも作ってくれるだけでも有り難いと思わないとね。

 

ハムにはローストビーフも合わせてあった。

ローストビーフが少しだけ残ってしまい、一人前もないからハムと合わせたとか。

どちらも美味しいけど、比べれば明宝ハムのほうが断然旨い。

 

明宝ハムはみっちりと肉が詰まった感じのハムで、肉々しくて旨いのだ。

しかも味もいい。

自慢のローストビーフも、明宝ハムの前では影が薄くなってしまう。

 

そうこうしていればカレイが焼けた。

西京味噌をキレイに拭ったからか、焦げ付きもなく上手く焼けている。

 

食べれがこれが美味しい。

フワッとしてジューシーに焼けて美味しいのは、オーブントースターで焼くことと、一の傳の作る西京漬けの質がいいからなのだろう。

 

加えて贈ってくれた京都の方の心遣いが詰まっているからだ。

京都の味と心が伝わってきて、じんわりとしてくる。

 

西京漬けにはどう見ても日本酒が合う。

ということで百春を合わせてみた。

ジューシーな百春はいつもの味で美味しいけど、西京漬けに合わせると、どちらもより旨く感じるのは相乗効果のなせる技か。

 

いや~京都の西京漬けが美味しかった。

お世話になった関係の方から戴き物をするのは恐縮だけど、美味しく頂いてしまった。

ありがたくご馳走になりました。

 

 

 

 

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