古くからの友人と美形のいる「オリエント」で一杯会【豊田市】

「あした一杯飲むけど、」と、いきなりの電話。

電話の主は古くからの友人。

人の都合も聞かずに飲み会を決めてくる辺り、気遣いも何もあったものではないが、それに乗ってノコノコと出かける私も私だ。

指定された店は居酒屋「オリエント」。

普通の居酒屋だけど、ここにはTちゃんという美形がいるからという男の理屈で決めてくれた店。

いい歳になってもこんな発想しかできない友人に呆れるが、そういうオマエも同類だと言われればその通りで、面目なし。

入り口には今日のおすすめの立て看板。

今夜は冷え込んでいるから、牡蠣鍋なんて良さそうだ。

店には一番乗り。

体が冷え切ってしまっていたので、ストーブを独占して解凍していれば友人が現れた。

見知らぬ男も連れてきたが、職場の後輩だとか。

たまたま道で出会ったので連れてきたと言うけど、後輩にとってはえらい迷惑な話だな。

それはともかく乾杯。

後輩は課長級で、友人はその上役に当たるので逆らえないということか。

こういうのもパワハラと言うのかもしれない。

冷酒はこの一種類のみ。

日本酒は売れないからだろうけど、日本酒好きな私としては寂しいことだ。

そうこうしていれば本日のメインゲストの先輩のお出まし。

改めて乾杯。

この先輩が私に話したいことがあるとのことで、それで今日の飲み会のセットを友人に頼んだとのこと。

仕事とは無関係な事だけど、いろんな絡みがあるということだ。

それはそれとして、ここでお目当ての美形のTチャン登場。

顔出し不可なのが残念だけど、いつ見てもきれいな人だ。

スラッとしたスタイルの持ち主で、しかも賢そうな美形なのだ。

後ろ姿がこれ。

細身の女性で、立ち姿も綺麗。

それと40代とは思えないツヤのある肌で、加えて色白と来ているから、やはり美人。

友人が頼んだ鍋。

牡蠣鍋だったと思うけど、やたらと野菜が多かった。

もしかしたら野菜鍋？って、そんな鍋は無いか。

それとコンロがないのですぐに冷めてしまうのが残念。

やり鍋は熱々でないとね。

こちらはメニュー。

なんか今更頼むのも面倒になってきた。

字が汚いのではないけど、読みづらいメニュー。

話も終わったので、お開きにすることに。

Tちゃんはいい女性だけど、この店のお酒が私には合わないのが残念。

それでもまた来ようかと思うのはTちゃんに会えるからって、私もアホやね。

なんか消化不良で、二軒目として友人が連れて行ってくれたのはココ。

駅中にある「焼き鳥の天元」という店で、私は初めての店。

友人曰く、面白い店とのことだけど、私は美味しいものが食べたいのだ。

焼き鳥の店とあるけど、店内は外人さんオンリー。

店主自身もKevinと言う名前で、日本人なのか外人なのか不明な言語を話す。

なんとも無国籍な店。

普通の感覚の焼鳥屋とは全く違い、メニューすらよく分からない。

マルゲリータのピザがあったので、それを頼めば今日は出来ないと断られてしまった。

あれもないコレもないのナイナイ尽くし。

仕方ないからビールで乾杯。

隣の客の外人さんと喋るくらいしかすることがないので、Good Evening。

彼はブライアンという名前のアメリカ人で、ミシガン州のデトロイト出身だとか。

米国のトヨタに勤めていて、今は研修ために豊田市に来ていて、あと半年はいるとのこと。

今日は寒くないかと聞けば、デトロイトの寒さはこんなものではなく、湖も凍ってしまうとのこと。

スキーが好きだけど、日本では行ったことがないと言っていた。

記念撮影。

ブライアンの隣が私で、私の右側の猫フェイスの女性は店のママ。

何だかよく分からない店だったけど、明日の昼も飲み会があるからとお開きにした。

家に着いたらやたらと腹が減る。

大したものを食べていないからね。

作るのも面倒だけど誰も作ってくれないから、超カンタンな釜玉うどんを作ることにした。

冷凍うどんをレンジで加熱すれば出来上がりというお手軽なものだけど、コレが旨いのだ。

生卵を落とし、だし醤油をかければ一丁上がり。

卵が上手に割れなかったのはご愛嬌。

いただきます。

熱々のうどんに生卵が絡んで、実に旨い。

腰のあるうどん自体も旨く、うどん屋のうどんよりも旨いと感じるほど。

飲んだ後の〆には最高のご馳走だ。

こんなに簡単にしかも旨いうどんが安く出来るのだから、外でうどんを食べる気が失せてしまう。

美味しかった、って、外へ飲みに行ったのに、家で食べたうどんが一番お腹が膨れたというのも変な話。

あ、オリエントのTちゃんに会えたのが一番嬉しかったことだけどね。

ごちそう様でした。

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