牡蠣のクリーム煮と戴き物の各地のお酒で一杯【自宅】

牡蠣のクリーム煮と戴き物の各地のお酒で一杯【自宅】

 

 

奥殿がスーパーへ買い物に行ったら、いい鯖と牡蠣があったからと買ってきてくれた。

鯖はしめ鯖にして、牡蠣はクリーム煮にして食べたいとのこと。

しめ鯖は私の担当なので、さっそく作ることにした。

 

私のしめ鯖の作り方はガッテン流

ガッテン流の作り方の特徴は、初めに砂糖で締めることにある。

 

それと砂糖も塩も酢も、ガッテンに書かれている量よりも遥かに少ない量で出来る。

特に塩と酢はこんなにたくさんは要らない。

 

先ずは砂糖て40分締める。

砂糖は浸透圧が塩より高いので、砂糖で鯖の水分を抜くのが目的なのだそうだ。

砂糖を鯖にまぶして40分置くのだけど、砂糖を塗ったからと言って甘いしめ鯖にはならないから、心配は無用。

 

40分経ったら砂糖を水で洗い流し、次は塩で90分締め、それが終わったら酢に10分漬ければ終了。

最後に鯖の薄皮を剥いで小骨を抜けば出来上がりだ。

 

作ること自体は簡単なことで難しいことは何もないけど、時間がかることだけが難点。

そのため他の料理を作りながらとか、あるいは一杯飲みながら作るのが通例となっている。

今日は休みだから昼から飲みで始めることにする。

 

しめ鯖を作っている間に牡蠣のクリーム煮を作る。

これが買ってきてくれた牡蠣で、結構大粒。

スーパーで売っているロケットの牡蠣としては上等だと思う。

 

この牡蠣をタマネギとシメジ加え、フライパンで炒める。

焼き目が付いてこれだけでも美味しそうだ。

 

ここにパスタソースのカルボナーラを加えれば一丁上がりという、手抜きのクリーム煮。

それでもこれが美味しいのよね。

しまった、ほうれん草を入れるのを忘れてしまったけど、まあいいか。

 

クリーム煮の他に、オニオンスライスンと中途半端に残っていた鶏の手羽元を焼く。

オニオンスライスは定番中の定番。

タマネギを出来るだけ薄くスライスすることだけを気をつける。

因みにこのタマネギは新タマネギで、辛味が少なく柔らかくて美味しい。

 

これに大葉を刻んでカニカマを加え、マヨネーズで和えれば出来上がり。

生のタマネギは血液サラサラの効果もあるらしいので、健康にもいいからありがたいね。

 

こちらは鶏の手羽元。

包丁で切れ目を入れて塩コショーし、オーブントースターで焼くだけなのでこれも簡単な料理。

 

私が作れる料理は簡単なものばかりで、手の込んだものは作れない。

だけど自分で言うのもナンだけど、これが結構美味しくて、奥殿にも好評なのだ。

 

他には作り置きのローストビーフも出した。

因みにこのローストビーフも自作だ。

 

作業中のしめ鯖も順調に進んでいるから、さ、飲みまっしょ。

今日は戴き物のお酒でいく。

 

先ずは諏訪の「真澄」。

”あらばしり” というだけあって、フレッシュで爽やかなお酒だ。

※ ”あらばしり”とはお酒を搾る時に、初めの方に出てくるお酒のこと

 

牡蠣のクリーム煮が美味しい。

大粒な牡蠣に濃厚なカルボナーラのソースがよく合う。

レストランみたいに美味しいと、奥殿から褒められた。

 

こちらは岡谷市の「神渡」(ミワタリ)。

酸味の効いた飲み味のお酒で、これも旨い。

 

ラベルには辛口と書いてあるけど、辛い感じより爽やかな酸味という感じがする。

「神渡」とは、諏訪湖が全面結氷し氷が盛り上がるのを「御神渡り」と言い、諏訪地方の神事になっている。

 

鶏の手羽元もいい感じで焼けた。

皮がパリッ、中はジューシーな焼き上がりで旨い。

手と口がベタベタになるけど、かぶり付いて食べるのが一番旨い食べ方だ。

そのためにお客さんには出しにくい料理だけど、美味しい。

 

木曽福島の「七笑」。

これはラベルに書いてある通りの辛口のお酒。

木曽地方のそば屋さんや飲食店には必ず置いてあるお酒で、木曽では一番有名なブランド。

サラサラとした飲み味で、飽きのこないお酒だ。

 

ローストビーフ。

今日は醤油とマヨネーズで合わせてみた。

 

それと付け合わせにした生わかめが抜群に旨かったのにはビックリ。

この生わかめを湯掻くだけだけど、これが旨い。

 

熱湯に数秒浸ければ、鮮やかなグーリン色に。

今しか味わえない旬の生わかめが本当に美味しい。

しかも大きなパックに入ってたったの150円だっとかで、奥殿は生わかめのシャブシャブをやりたいと言っている。

これだけ美味しいのだから、是非やりたいものだ。

 

もらったお酒の締めは奈良市の「造替」(ツクリカエ)。

奈良・春日大社の造り替え(遷宮?)を記念したお酒で、吟醸系らしい上品なお酒だ。

奥殿も日本各地のお酒が飲めて楽しいとのことで、ご同慶の至り。

 

ここでしめ鯖が出来上がったけど、食べるのは後にする。

直ぐに食べてもいいのだけど、暫く置いた方が味が落ち着く気がするからだ。

それに今日は結構食べているしね。

 

今日は戴き物のお酒で楽しく飲めた。

あれこれと行く先々でお酒を買ってきてくれた彼女の気持ちが嬉しい。

ありがとうございました。

 

 

 

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