何十年ぶりかで食べたマルシンのハンバーグ【自宅】
- 2017.03.21
- 家飲み/家食べ
ゆっくり起きた休日。
そのままデレデレとしていたら昼過ぎになってしまったから、朝昼兼用のご飯にするが、その前にこんなものが届いていた。
「個人情報流出のお詫び」とある。
ネットで買い物をした時にカードで決済したのだが、そのカード情報が流出したとのこと。
で、それの状況説明とお詫びの手紙だ。
漏れたカード情報は番号と有効期間とのことで、今のところそれで不正使用はされていないようだが、もし不安があるのならカードを再発行して欲しいとのことだ。
再発行は面倒なのでこのまま使い続けることにしたが、セキュリティーに対する私の意識がちょっと甘いかもしれない。
それとお詫びの気持ちとしてクオ・カードが同封されていた。
500円のカードで、流出した件数は約1万件だったから、これだけでこの企業の負担は500万円になる。
それに新聞紙上での公告やフリーダイアルの開設、その後の対応まで含めれば、この流出案件だけで数千万円はかかるだろうから、大変な負担になる。
今はネット上でのカード決済など日常茶飯事のことだけど、セキュリティーの対策を間違えるとエライ目に合うから、企業も大変だ。
朝イチからこんなことがあったが、何はともあれ昼食だ。
奥殿は外食に行きたそうだったけど、私がシャワーを浴びていたりしてたらますます遅くなってしまい、その間に奥殿の意欲が失せてしまったようだ。
そんな空気を察知して、昼ご飯は私が作ることにした。
外食の楽しみを潰してしまった私の罪滅ぼしだ。
で、何にしようかと冷蔵庫を見てみれば、こんなものがあった。
マルシンのハンバーグ。
何十年ぶりかのご対面で、未だ作っていたのかと驚く。
奥殿にどうしたのかと聞けば、TVでマルシンのハンバーグのことをやっているのを見て、それで懐かしくて買ってきたのとのこと。
ホント、超久しぶりだ。
作り方はと見れば、片面2分づつ焼くだけというから簡単なこと。
さっそく焼いてみることにした。
で、焼いたのがこちら。
ウ~ン、なんか昔と違うような気がする。
見た目はさつま揚げのようだ。
昔はもっと脂ギッシュしていたような記憶があるが、今は製法が変わったのか。
それはさて置き、これをアテにして一杯だ。
ハンバーグなのでここはビールの出番。
シャワー上がりなのでビールが余計に美味い。
で、マルシンのハンバーグの味はと言うと、アレ?といった味。
昔は、と言っても子供の時代だけど、喜んで食べていたと思うけど、なんか違う。
ハンバーグというよりも、見た目と同じでさつま揚げと言った感じなのだ。
昔は貧しくて、これがハンバーグと言われれば何も疑わずに食べていたし、食生活自体も貧相だったのでこれで十分にご馳走だったのだろう。
今は贅沢になってしまい、すぐに旨いとか不味いとか言うが、もう少し謙虚にならなといけないのかもしれない。
ご飯が食べられることがありがたいのだから、とは思うが、それにしてもこんな味だったとは。
こちらはワサビ菜のお浸し。
ワサビ菜というからワサビの辛い味がするのかと思ったら、ワサビの味は全くしない。
このワサビ菜は、美濃市で行われたクラシックカーのイベントの時に買ったもの。
ワサビ菜=ワサビの葉と勝手に思っていたけど、そうではないらしい。
水菜を優しくした感じの葉物で、見た通りの優しい味だ。
ビールで喉を潤せば、やはりお酒がちょっと飲みたいもの。
今日は久しぶりに獺祭にしてみた。
久しぶりに飲んだ獺祭は、最近良く飲んでいる「百春」の酸味の効いた味に比べると、穏やかな味に思えてくる。
どこと言って尖っていない獺祭らしい味といえばその通りだけど、何故か優等生的なお酒に思えてならない。
奥殿に聞けば同じような感想なので、やはりいつも飲んでいる「百春」が旨いということなのか。
さっきのマルシンのハンバーグもそうだけど、味の欲求は留まるところを知らない。
人間の欲には限りが無いということだ。
アテがないと飲めないので、何かないと聞けば肉じゃががあるというので出してもらった。
ワタクシ、肉じゃがが好きなのです。
速攻で二杯もお代わりしてしまいました。
こんな風に飲みながらダラダラとしていたら、もう夕方の5時。
起きてからまだ5時間しか経っていないのに、一日が終わってしまった。
昼近くに起きたのだから仕方ないけど、休みといってもやはり早く起きないと一日が無駄になってしまう。
ま、偶にはこんなダラけた日があってもいいとは思うけど、天気が良かったから高原のレストランにでも行けば良かった。
オープンで走るにはいい季節だしね。
尤も、一日が終わってから言う話ではないが。
ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
久しぶりの「インディアン・スパゲティ」が旨かった【自宅】 2017.03.15
-
次の記事
芸術に縁遠い私が「豊田市美術館」へ行った訳【豊田市】 2017.03.23