芸術に縁遠い私が「豊田市美術館」へ行った訳【豊田市】
- 2017.03.23
- 豊田市内
豊田市の美術館へ行ってきた。
この美術館へ行くのは実は初めて。
美術館が開館したのは1995年とのことで、既に20年以上経っているが、私には縁がない場所だ。
と言うのも、私にとって ”芸術” は一番縁遠い世界で、故に美術館は縁が無い。
ではどうして縁の無い私が美術館へ行ったのかと言えば、それはバレンタインのお返しを買いに行ったからだ。
バレンタインにチョコレートをくれた女性に、ホワイトデイのお返しは何がいい?と聞いたら、豊田市美術館で行われる ”東山魁夷” のチケットがいいとのこと。
彼女は芸術に造詣が深く、あちこちの美術館へも訪ねる美しい人。
また心も優しい人で、東北大震災のために今も献金を続けているという。
そんな彼女らしい希望で、東山魁夷のチケットを買うために来たのだ。
初めて訪ねた美術館はモダンで素敵な建物。
ただしあまりにもモダン過ぎて、どこが入り口でどこが受付なのかが分からないほど。
ここと建物の間は池になっていて、真っ直ぐには進めない。
入り口へは違うところから行くようだ。
少し戻って建物側に行っても入り口が分からない。
それにしても無機質な雰囲気だ。
ちょうど女性が左上のスロープを上がって行ったので、私もそちらから上がってみた。
上がった先はレストランだった。
よく言えばコンテンポラリーな世界。
悪く言えば潤いのない世界で、人の暖か味を感じない冷ややかなイメージ。
こんな所で迷子になってしまいそうだが、下に降りてみる。
案内看板も極小で、初めての人には不親切。
結局下にある入り口から入って、ようやく受付にたどり着いた。
受付はインフォメーションセンターではなく、いま行われている展示会のチケットは売っていても、前売り券は別の場所のミュージアム・ショップで扱っているとのこと。
複雑なのね。
そのミュージアム・ショップへ向かう途中には大小の展示ホールがあり、中にはホールの床から階段に向かって様々な色のTシャツやセーターなどが散らばって置いてある。
これも ”芸術” なのだろうが、こんな着るものを床や階段にばら撒いたように置いても、どこか美的なのか私には分からない。
カメラに撮りたかったけど、館内は撮影禁止だったのが残念。
芸術は難しい、と言うか分からない。
で、買ったチケットがこれ。
ホワイトデイなんてとっくに過ぎてるけど、渡せるのは更に遅れて来月になりそうだ。
彼女は名古屋なのであまり会えないためだけど、間に合わなければ郵送か。
ホワイトデイを郵送で済ますのは気が引けるから、食事会でもセットしますかね。
芸術には縁の無い私、と書いたけど、綺麗なものとかデザインの美しいものには感動もするしウットリとした気持ちにもなる。
そんな美しいモノの一つに車がある。
たまたま今乗っているロードスターのカタログが手元にあったので、開いてみた。
右が私の乗っているロードスター(NB)のカタログで、左は現行モデル(ND)のカタログ。
私のモデル(NB)は1998年式なのでもう19年も乗っているが、古さは全く感じない。
改めてカタログを開いて見てみても、買った当時のワクワク感がまだ伝わってくる。
それに美しい。
発売当初もちょっとレトロでシックなデザインと言われたけど、いま見ても美しい。
美しいというのは時代を越えているものだと思う。
因みにこちらは現行モデル。
私のモデルとは20年の開きがあるから現行モデルの方が今風なのは当然だし、技術的には遥かに進歩しているが、どちらが美しいかはまた別の話。
古いモデルのオーナーなので贔屓目かもしれないが、20年前のNBの方が美しく感じるのは贔屓のし過ぎか。
芸術の話から車の話に飛んで恐縮だけど、久しぶりに見たロードスターはやはり美しい。
まとまりのない話になってしまったけど、人も物も建物も食べるものも、綺麗なものはやはり美しいということで、ご理解の程を。
芸術を愛する綺麗な彼女のように、私も磨かないとね。
がんばります。
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