”春はあけぼの” ならぬ ”春はたけのこ” が美味い【自宅】
- 2017.04.27
- 家飲み/家食べ
桜も終わり、季節は春本番。
春といえば山菜の時期で、そんな時期に合わせて奥殿が山菜を調達してきてくれた。
早速料理してもらい、先ずは若竹煮。
若竹煮は生ワカメとの相性が抜群で、春を感じさせてくれるひと品。
私はこれを ”たけのこの炊いたん” と呼んでいて、若竹煮が正式な呼び名ということを知ったのは最近のこと。
無知丸出しだ。
これは春菊のお浸し。
春菊は山菜の仲間ではないかもしれないが、お浸しに出来るほど繊細なものは、この時期にしかない。
少し苦味が入った春菊のお浸しは、春の味がして美味しい。
とうだいの芽(コシアブラ)の天ぷら。
とうだいの芽は香りもよく、天ぷらにするととても美味しい。
赤いのはウィンナーソーセージで、たまに赤いウィンナーが食べたくなるので買ってきてもらうのだけど、子供っぽいと言えば子供っぽいか。
今日はたまたま赤いウィンナーがあったので、ついでに天ぷらにしてもらった。
天ぷらにはこの抹茶塩でいってみる。
以前おみやげで貰ったもので、久しぶりの出番。
これが天ぷらによく合うのだ。
こんなラインナップで、さっそく一杯。
山菜にはやはりお酒ということで、今日は獺祭にしてみた。
う~ん、旨い。
やはり獺祭は安定した旨さがある。
これはいつものオニオンスライス。
絹さやのグリーンがよく映える。
これも春に美味しくなる野菜で、今が一番うまい時だ。
タケノコやとうだいの芽などの山菜は、派手さはないけど季節を感じさせてくれる美味しい食材。
四季のはっきりした日本ならではの食材で、春には欠かせない。
そんな季節感満載の料理をアテに飲む酒には、やはり日本酒が合うと思う。
って、なんか飲むための言い訳に聞こえてきたけど、ほんと美味しい。
枕草子にある ”春はあけぼの” の清少納言ではないけど、”春はたけのこ” が旨い。
きっと平安時代の人たちも山菜を食べて、やはり季節を感じていたのでは。
そう思うと人の感性というのは、千年の昔も今も大きな違いはないということか。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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