家でお酒を冷やしている保冷剤は、融けてなんぼのもの
- 2017.06.02
- 家飲み/家食べ
家ではお酒を冷やすのに苦労している。
日本酒は一升瓶で買うので、冷蔵庫に立てた状態で収まらないためだ。
横倒しにすれば野菜室に入るが、それでは野菜が入らないためそこには入れられない。
台所で使う冷蔵庫の他に、私が一人暮らしをしていた時から使っている冷蔵庫がある。
もう何十年と使っているが、デザイン大きさとも気に入っていて、今でも現役。
メイクは松下電器(パナソニック)で、冷やす能力が多少落ちているようだが、それでもビールを冷やすぐらいは大丈夫。
ただし今の冷蔵庫に比べて電気は相当に喰っていて、電気代で新しい冷蔵庫が買えると思っても、愛着があって替えられないのだ。
惚れた女のことが、いつまでも忘れられないのと同じことか。
本題に戻ってお酒の保管の話で、この冷蔵庫に入れば何の問題もないのだが、高さがちょっと足らなくて入らない。
一升瓶を立ててみるとこんな感じ。
惜しいところだが、高さが 5~6 cm足らず入らない。
かと言って横倒しでは他のものが一切入らなくなり、それこそスペースの無駄。
と言うことで日本酒はジプシー状態で彷徨っている。
安住の地がないから、今はクーラーボックスが仮の住まいなのだ。
このクーラーボックスもかなり前に買ったものだが、これが丁度ぴったりお酒が収まる大きさ。
このクーラーボックスを買った当初は、一升瓶を入れることなど全く想定していなかったが、これがまさにジャストフィットのサイズ。
この画像では一升瓶が3本入っているが、4本なら余裕で入り、とてもいい具合なのだ。
因みにこのクーラボックスはコールマン製。
アウトドア用品ではトップブランドのコールマンだが、このクーラーボックスは安物で、保冷能力は少し落ちる。
ただし一日ぐらいなら大丈夫で、しかもサイズが大きくて重宝している。
それに格好もいいし、何と言っても Colemanの ロゴが入っているのがいいのだ。
保冷剤は冷凍食品に付いていた物を使っていたが、繰り返し使っていたら中の液が漏れてきて、保冷する力が一気にダウン。
これではとてもこの夏を乗り切れないということで、保冷剤を買うことにした。
で、どうせ買うのなら保冷能力の高いものがいいということで、ちょっと調べてみた。
そしたら ”魚も凍る” という保冷剤があるというのだ。
それがこれで、ネーミングもそのものズバリの ”氷点下パック”。
オオ、これがいいじゃないか、と思ったが、使うには色々と問題がある。
まず保冷剤を冷やすのに、家庭用の冷凍室だと48時間以上凍らす必要がある。
それでもその時の冷凍庫の状態によっては凍らないことがあるらしく、その場合は冷凍室を空にして保冷剤を単独で冷やせなんて、マジ?
そんなことは実際出来ない話で、冷凍室に入っている物を外へ出せば奥殿にブチ怒られる。
さらに言うと、家の冷凍庫でマイナス18℃にまでなるか疑問で、そこまで温度が下がらなければ使い物にならない。
本格的な冷凍庫を持っていれば本当に ”魚も凍る” と思う。
釣師の方なら普通かもしれないが、私のようにお酒が冷えればいいという程度では、ここまでの物は使いこなせない。
と言うことで氷点下パックは諦め。
普通の保冷剤でいいとなったが、あれこれ調べてみると保冷時間の長いものがある。
これは間違えやすい話で、保冷時間は長ければいいというものではない。
保冷剤が物を冷やすというのは、保冷剤が周囲の熱を奪うことによって温度が下がる。
専門的な言葉では ”融解熱 ” というもので、保冷剤は融けることによって温度が下がるのだ。
なので保冷剤が融けないと冷えないことになる。
保冷時間だけを長くしようとすれば、保冷剤を断熱材で包んでおけば長持ちはする。
ただし周りはちっとも冷えないことになる。
保冷剤は融けてなんぼの物なのだ。
氷点下パックだとか長時間持つものとかアレコレ調べたが、結局は普通の保冷剤でいいということで、ホームセンターで買ってきたのがこれ。
これなら普通の冷凍庫で10時間で凍るとあるから、使い勝手もいい。
しかも安いから(350円くらい)、冷えが悪ければ二つ使えば済む話だ。
何だかんだと書いたけど、安っい冷蔵庫を買うのが一番の解決策だろうが、あの黄色い冷蔵庫に愛着があってそれが出来ないのだ。
惚れた男の弱みと言ったところか。
結局なんの話しだったのか意味不明になりそうだが、酔っ払いの戯言と言うことで。
さ、今夜もクーラーボックスで冷やした冷酒で飲みますか。
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