勘違いするのは男の特徴か「愛はスコッチの香り」

 

 

思いもよらない縁から出会った「愛はスコッチの香り」。

引き込まれるようにして一気に読んでしまった。

短文の構成なるが故に余韻が残り、その余韻に引きづられてしまう。

それとその行間に隠された、作者の想いも想像してしまう。

 

切れ味鋭い文章なので、凡調な調子とは無縁で切り込んでくる感じ。

ただし切れ味が鋭い文章ゆえ、どう解釈したものかと想いを巡らしてしまい、前に進めないことも時にはあった。

 

 

主たる登場人物の ”沙樹”  が作者の想いを投影しているのでは、と思えて仕方ないが、それは私には分からない。

ただ分からないこととは言え、書かれていることは、作者である茜さんの想いなのだから、それが彼女の本心なのだろうと思う。

 

読んでいて一番困ったのは、私がその本の中に入ってしまうことだった。

登場人物の一人を自分に置き換えてしまうのだ。

しかもいいところだけを捉えてしまうから、”オレっていい男なのだ” と勘違いすることになる。

 

一杯飲みながら読んでいるから酔いも手伝って、そのイメージで自分を作ってしまうから始末が悪い。

想像の世界で遊んでいるのならいいが、現実と空想の間の敷居が曖昧となり、現実との区別も曖昧となって、余計に始末が悪い。

水に浮かんでいるような、漂っているような感覚。

酔っているのとも違い、浮世離れした浮揚感がいい感じなのだが、現実とは違う。

 

そんな中で作者の茜さんとメールのやり取りがあり、それに関して私の友人のA子さんにメールしたのがマズかった。

夢想の世界のままメールしてしまったから、きっとA子さんにしてみれば迷惑なことだったろうが、メールしてしまった以上どうしようもない。

 

 

本の中で空想に浸って、それを現実の世界のものと勘違いしてはイケナイが、そういうことは時々ある。

むかし山岡荘八が書いた ”徳川家康” という26巻もある大河小説を読んでいて、どっぷりとその世界にはまっていた時期がある。

そんな時に奥殿が私を呼んだのだが、

何でござるか と返事して、大笑いされたことがある。

 

のめり込んでいる時なんてこんなもの。

こんな笑い話ならいいが、勘違いしたままのメールは良くなかった。

 

私も含めて男というのは勘違いしやすい生きもの。

これから気を付けないとと思うが、勘違いしたままも楽しいか、って反省の色がないネ。

 

ホントはこのお酒のことを書こうと思っていたけど、それはまたいずれ。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

さ、現実の世界に戻らないと。

 

 

 

 

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