酒豪女子とピザとパスタでハシゴ酒「1109」【豊田市】
- 2017.10.05
- 豊田市内
ちょっと前の話で恐縮だけど、酒豪女子と飲んだので今日はその話を。
彼女とは数ヶ月に一度ぐらいのペースで飲んでいる。
前回飲んでから少し間が空いているから、いい頃合いだ。
彼女に何処へ行こうかと聞けば、寿司か洋食がいいとのこと。
寿司は近くに気の利いた店がないし、洋食もコレといった店が見当たらない。
歴史を感じさせるような洋食の店がないのだ。
豊田市はトヨタ自動車のお陰で経済は発展していても、そこはやはり工業都市。
飲食や物販といった商業的な面や、文化的なことなどはいま一歩。
街も成熟するためには歴史を重ねないと ”深み” が出ない。
そういう意味では豊田の街もこれからだ。
この辺りは ”男の魅力” にも通じることで、私も ”いい男” になれるよう歴史を重ねないとね。
それはさて置き、いい洋食屋が思い浮かばないから、この前行って感じが良かったダイニング・バーの「1109」にする。
彼女に「1109はどう?」と聞けば、久しぶりという返答。
やはり酒豪女子だけのことはあって、行ったことがある店とのことだ。
店は落ち着いた雰囲気で、大人の店といった風情。
静かでしっとりとした空間がいいけど、満席になればまた違ったイメージになるかも。
座るなり彼女から「ハイ」と手渡されたものが、コレ。
ニュージーランドへ行ってきたとかで、そのお土産だ。
彼女はお酒も好きだが旅も好きで、世界各地を巡っている。
ある時はナンチャラが食べたくてニューヨーク!まで行ってきたという、その行動力に驚かされる。
彼女は日本酒もワインも何でもこなすけど、初めの一杯はビールと決めている人。
こちらがビールのメニュー。
飲んだことがないからと、エーデルピルスというビールにした。
日本のサッポロビールの製品で、生ビールとのこと。
丁寧に注がれたエーデルピルス。
バーテンダーが丁寧に注いでくれるから、泡も綺麗だし見た目も美しい。
乾杯。
スッキリとした苦味とコクで、後味も爽やか。
それとクリーミーな泡で、普通の生ビールとは次元の違う旨さがある。
綺麗にリンスされたグラスにサーバー、それとバーテンダーのテクニックが旨さの秘密では。
癖になるほどに旨いビールだ。
料理のメニュー。
彼女のオーダーはソーセージ。
私はピザが食べたいのだけど、ピザは飲み終わりのような気がする。
なので飲み始めからピザも有りかとバーテンダーに聞けば、何の問題もないとのことだったので、マルゲリータをオーダー。
ピザは本格的なピザ窯で焼く。
ピザを焼いてくれているのがオーナーで、蝶ネクタイの彼がバーテンダー。
ピザを焼いている間にソーセージが運ばれてきた。
オォ!、見るからに旨そうなソーセージで、食べても見た通りの旨いソーセージ。
とてもジューシーなソーセージで、塩加減もバッチリ。
旨いソーセージだねと言えば、自家製ですとオーナーの一言。
こんなものを作ってしまうとは、恐れ入りました。
それとオーナーの声がいい。
バリトンのよく通る声で、ボイストレーニングでもしたのかと思うほど。
この声なら、声だけでもモテそうだ。
ビールはこんなサーバーで注がれる。
飲ん兵衛の我々にとっては聖地のような所だ。
ピザが焼けた。
生地の薄いクリスビータイプのピザで、モッツァレラチーズも熱々トロットロ。
耳の部分もキレイなヒョウ柄になってて、さすがピザ窯で焼いただけのことはある。
この画像だけ見るとイタリアンレストランのようだ。
ダイニング・バーを謳うだけのことはあって、食事が美味しい。
彼女はギネスにチェンジ。
黒ビールを選ぶ辺り、大人の女性だ。
私はバス・ペール・エール。
単純に、飲んだことがないからとの理由で選んだもの。
画像を見るとイングランドのビールとある。
味ですか?、忘れてしまい恐縮。
彼女が、前飲んだのはいつ頃でした?と聞いてくる。
余り覚えていないけど数ヶ月前ではというと、いいペースだねと彼女が言う。
彼女が言うには四半世紀!に一度くらいがいいって、四半世紀に一度と言えば、次は25年後ですか?
25年後と言えば、ワタクシかなりヤバイ年頃なんですが、、
間違いに気づいた彼女が、慌てて”四半期” に一度ぐらいですとのこと。
四半世紀に一度などと言うから、今世紀中にもう一度飲めるかな、と焦りましたワ。
ぶどうのカクテル。
甘くて美味しいカクテルだけど、ちょっと女子っぽかった。
彼女はハワイで飲んだ、青いカクテルのナンチャラカンチャラをオーダー。
バーテンダーさんに言わせると、青いカクテルは無数にあるから、どんな味だったかイメージを教えて欲しいと言う。
彼女がこうだったと言えば、それに合わせて作ったカクテルがこれ。
飲んだか彼女が、そうそうスッキリとしたこの味とのことで、イメージ通りだったようだ。
イメージだけで作ってしまうのは、さすがプロのバーテンダーだ。
ウィスキーもかなりの数が揃っている。
聞けば400本(種類)はあると思いますよ、とのことで、その数に驚いた。
こちらはドンペリ。
バブル華やかな頃は、その手の店へ行けば一本10万はしたというシャンパン。
今でも怖くて頼めないのは、そのトラウマか。
時間は?と彼女の時計を見ればブライトリング。
腕時計が趣味の彼女らしい時計だ。
9時だけどどうすると聞けば、もう一軒行きたいとのこと。
で、行く宛もなくブラブラ。
途中にはこんな店も新規にオープンしていた。
「箱屋」という店で、店名の示す通り全て個室で対応とのこと。
行ってみようかと思ったが、文春砲炸裂のご時世、個室の店に二人で入ったと思われてもナンなので、やめた。
世知辛い世の中だ。
ぶらぶらしてたどり着いたのはイタリアンの店。
一度行ってみたいと思っていた店だ。
店内には立派なピザ窯が鎮座している。
ついさっき「1109」でピザを食べたばかりだが、連チャンもいいか。
これは余計なことだが、ビザ窯の横でシャツを干さないで欲しい。
いくら釜の余熱があるからといって、こんな所で干すものではない。
しかもハンガーを窓のサッシに引っかけて干すなんて、見苦しい。
ここはお客が楽しく食事をする飲食店なのだから。
先ずはワイン。
店の雰囲気はかなり庶民的。
と言うかカジュアル過ぎて落ち着かない。
特に中年男性のグループ客の話し声が大きくて閉口する。
この手の店に、酔った中年男性が来るというのも珍しいのでは。
酒豪女子も言っていたが、この男性客(服装からしてホワイトカラー)はオシャレ感がないのだ。
店もコンクリートむき出しの壁なので、声が反射して余計にやかましい。
シックな店かと思ったが、ちょっと期待外れ。
何かツマミをと聞けば、何でも作りますよとのこと。
よく分からないからハムか何か、ということで、生ハム。
ハム自体は美味しいけど、盛り付けが雑過ぎで材料のまんまという感じ。
こういう盛り付けも珍しいのでは。
もう少し色気のある盛り付けでないと、料理に見えない。
スーパーに並べられている物のほうが、綺麗に盛り付けられているのではと思う。
お金を出して食べる側からすれば、ガッカリだ。
ワインのメニュー。
何だか分かりにくいメニュー。
そこそこワインに詳しい酒豪女子も、リストを見て?という表情。
ワインのことをバイト嬢に聞くのもヤボな話なので、適当に頼んだ。
パスタを頼んでみた。
ごく普通のパスタ。
コシがなくアルデンテとは程遠い仕上がり。
麺は市販のスパゲッティーニだと思うが、締まりのない味。
私の作るパスタの方が旨いと言うと、言い過ぎか。
いずれにしても、感じるものがないパスタだった。
立派なピザ窯があるから、ピザも頼んでみた。
マルゲリータを頼んだら、マスターが生ハムを乗せましょうかということで、生ハムを乗せてもらった。
これがそのピザ。
生ハムてんこ盛りのマルゲリータ。
ここのピザは生地の厚いシカゴタイプ。
火が強すぎなのか、焦げてしまって耳が炭になってしまっている。
明らかに焼き過ぎ。
これがレギュラーなら仕方ないが、失敗なら出さないで欲しい。
プロとして見て、許容範囲なのだろうか。
味ですか?、良くも悪くもシカゴタイプのピザで、パンのような食感。
乗せられた生ハムの量が半端なく、トマトやモッツァレラチーズの味より、ハムの味しか感じられなかったのは残念。
ついさっき食べた「1109」のピザとは、方向性の違うピザだった。
と、余りいい感じを受けなかったので、二軒目の店は非公表ということで。
帰り際、酒豪女子が「次は12月に、その時は私がおごるから、」って。
彼女は偶には私がと思っているのだろうけど、その気持だけでいい。
女性と飲みに行って女性に支払ってもらうのは、私の美学に反するからね。
酒豪女子と飲むといつも彼女の強さに負けてしまう。
今夜もその例に漏れず、私の飲み負けで終了。
ごちそう様でした、またやりましょう。
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