2017年の「タカドヤ湿地」の紅葉は今が最盛期【豊田市稲武】

2017年の「タカドヤ湿地」の紅葉は今が最盛期【豊田市稲武】

 

 

2017年の紅葉狩りは、週末の天候が良くなかったのに加えて、気合いも入らずで、結局11月になってからになってしまった。

いつもなら標高の高い長野の乗鞍高原や岐阜のせせらぎ街道の紅葉を求めて遠出するのだが、11月では既に落葉状態。

今なら里の紅葉が進んでいるからと、近場のタカドヤ湿地へ出向いてみた。

 

紅葉を見るのなら光が斜めに射す朝がいいということで、早朝に出発という予定でいたのだが、前夜の飲み会が祟ってしまい、起きられず。

結局10時過ぎという遅い出発となってしまった。

 

タカドヤ湿地は豊田市の北部、稲武(イナブ)という所にある。

R.153で一時間もあれば行ける所だが、途中には足助(アスケ)の香嵐渓という紅葉の名所があり、その渋滞にハマってしまうとエライことになるので、足助を迂回して行く。

 

幸い渋滞にも捕まらず、一時間ほどでタカドヤ湿地に到着した。

2年ぶり、3回目(4回目?)の訪問だ。

 

ここには駐車場がないから路駐。

あまり知られていないからいいようなものの、有名になると大変なことになりそうだ。

 

今年は台風が二つも来て風が吹いたから、葉が飛ばされてしまっているのではと心配だったけど、それほど影響は無かったようだ。

なかなかいい色づきなのでは。

 

ベンチに腰掛けているのは ”元” お嬢さんのお三方。

紅葉を愛でながらのお弁当もイイね。

 

遊歩道が整備されているから、散策に。

歩いても1キロほどの距離しかない。

 

小さいとは言え、池があっていい雰囲気。

見た感じでは人工の池だと思うけど、どうしてここに池があるのかは知らない。

 

遠目には台風で葉が傷んでいないように見えたけど、やはりかなりの葉が落ちてしまっているようだ。

それとも今年の紅葉が早かったのかもしれない。

 

タカドヤ湿地という名の通りの湿地だが、年々埋まっていくように見える。

湿地は埋まっていく運命だから、これも自然だ。

 

こちら側には木が育ちつつある。

木が育っていずれは森になるのだろう。

 

いい雰囲気。

有名な観光地に比べれば圧倒的に人は少ないが、それでも人はそこそこいる。

 

立派なカメラを構えた人が多いから、撮影には向いたところなのかもしれない。

この場所の紅葉は見事だ。

 

落葉もすごいね。

紅葉の絨毯と言ったところか。

 

赤い紅葉もいいけど、黄色の黄葉もいい感じだ。

こういう四季の移ろいに触れるのもいいもの。

自然界では太古の昔からこういうことを何万回、何百万回も繰り返してきたのだ。

 

一周りしてきた。

コンクリートの一本橋ですら風情を感じる。

手すりも何もないから、落ちても自己責任だ。

 

いい時に来れたのでは。

ここの紅葉が終わる頃には、足助の香嵐渓が盛りになる。

香嵐渓は混み具合が半端ないから、ちょっと寄り付きにくいけどね。

 

タカドヤ湿地は規模も小さく幹線道路から少し入っているから目立たないが、却って静かな紅葉が見ることが出来るのが嬉しい。

ここには飲食店はおろか、五平餅を売るような屋台もない。

そういうものを求める向きにはダメだろうが、何もない静けさと美しさを求める人にはピッタリのところだと思う。

 

観光地ではないから地元にとっては潤わないかもしれないが、こんな所も一箇所ぐらいあってもいいのではと。

それに国道に出てちょっと走れば道の駅もあるのだから、ここはこのまま静かにしておいてほしいものだ。

 

我々もここを後にして、道の駅「どんぐりの里 いなぶ」へ向かうことにする。

タカドヤ湿地からは10分もかからずに到着。

ここでキノコなどを買い込んでから、昼ごはんのために岐阜県の恵那市へ向かったのだが、その話しは次回ということで。

 

 

 

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