鴨の燻製がこれほど美味しいとは知らなかった【自宅】
- 2018.02.23
- 家飲み/家食べ
鴨のスモーク(燻製)を食べようとしたら、ローストビーフが残っていて鴨を食べ損ねたのはつい先日のこと。
で、ローストビーフも食べ切ったので、ついに鴨の燻製にありつけることになった。
これがその鴨の燻製。
鴨とは言っても合鴨だけど、日本で鴨と言えばほぼ100%が合鴨のこと。
聞いた話だけど、野生の鴨は臭みがかなりきつく、美味しくないとのことだ。
合鴨の方がはるかに美味しいとのことで、ここら辺りは野菜も同じで、何でもかんでも天然(野生・自然)の物の方が旨いというのは迷信だ。
それはともかく、鴨の燻製をさっそく頂戴する。
燻製なのでスライスすればそのままで食べられるが、ここはひと手間かけて、バーナーで炙ることにする。
使うのはこのバーナーで、久しぶりの登場。
バーナーでちょっと炙ればこの通り。
炙ったことにより肉が緩んでより美味しくなるし、少し焦げた感じの味もいいもの。
ウィスキーが好きな方ならお分かりかと思うが、ウィスキーの樽も炙って焦がすことがあるのと同じで、焦げた味も旨いのだ。
しかもそれが大人の味でね。
盛り付ければいい感じではないか。
粒胡椒があれば格好も良かっただろうけど、家にはそんな洒落たものはないから、普通のコショウをかけてみた。
食べればこれが旨い!
旨いを通り越して、メッチャンコ旨い ! !
なんなん、この旨さは。
牛肉とも豚肉とも違う味と食感で、何の嫌味もないハムのような味だけど、豚のロースハムよりも味わい深い。
鴨の燻製が抜群に旨くて、鴨ってこんなに旨かったかと改めて知った次第。
奥殿からもすごく美味しいとのことで、たまらずお代わりだ。
今度はもっとたくさんスライスして一気に炙ってみた。
ゴオォォ!と言うジェット機のような音を立てて炙るのがカッコイイ。
男はいくつになっても ”火遊び” が好きなのだ。
今度はコショウなしで盛ってみた。
いくら鴨が旨いと言っても、ツマミにしてお酒ばかり飲んでいる訳にはいかない。
晩ごはんなのだから、鶏の唐揚げを揚げてもらった。
これで仕切り直し。
本来ならここからはご飯にするのだけど、鴨のお陰で改めてカンパイだ。
晩ご飯というよりも一杯飲む態勢だね。
奥殿も珍しくビールを何杯もお代わりしているから、この鴨がよほど気に入ったのだろう。
ホント、お酒のアテには最高だ。
このあと日本酒にしてまた飲んでしまったけど、それ程に鴨が旨かったということだ。
鴨を炙ったことによって肉汁も溢れ出て、脂身も上品な甘さの味が味わえて、素晴らしい。
暫くはこの鴨に病みつきになりそうだ。
まだ半分ぐらいは残っているから、もう一度ぐらいは楽しめそうだ。
こんなに旨い鴨なので、きっと高いだろなと値段を聞いてビックリ仰天。
これがたったの三百円だったと言うから、驚くようなコスト・パフォーマンス。
今度スーパーへ行ったら全部買い占めてしまいたいと、マジで思った。
それぐらい美味しかったのだ。
美味しいものには底がないと言うか、上限がないと言うか。
これからも美味しいものに出会えると思うと、食べることはやっぱり楽しいのだ。
今夜もごちそう様でした。
美味しかったあ。
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