鴨の燻製がこれほど美味しいとは知らなかった【自宅】

鴨の燻製がこれほど美味しいとは知らなかった【自宅】

 

 

鴨のスモーク(燻製)を食べようとしたら、ローストビーフが残っていて鴨を食べ損ねたのはつい先日のこと。

で、ローストビーフも食べ切ったので、ついに鴨の燻製にありつけることになった。

 

これがその鴨の燻製。

鴨とは言っても合鴨だけど、日本で鴨と言えばほぼ100%が合鴨のこと。

 

聞いた話だけど、野生の鴨は臭みがかなりきつく、美味しくないとのことだ。

合鴨の方がはるかに美味しいとのことで、ここら辺りは野菜も同じで、何でもかんでも天然(野生・自然)の物の方が旨いというのは迷信だ。

 

それはともかく、鴨の燻製をさっそく頂戴する。

燻製なのでスライスすればそのままで食べられるが、ここはひと手間かけて、バーナーで炙ることにする。

使うのはこのバーナーで、久しぶりの登場。

 

バーナーでちょっと炙ればこの通り。

炙ったことにより肉が緩んでより美味しくなるし、少し焦げた感じの味もいいもの。

ウィスキーが好きな方ならお分かりかと思うが、ウィスキーの樽も炙って焦がすことがあるのと同じで、焦げた味も旨いのだ。

しかもそれが大人の味でね。

 

盛り付ければいい感じではないか。

粒胡椒があれば格好も良かっただろうけど、家にはそんな洒落たものはないから、普通のコショウをかけてみた。

 

食べればこれが旨い!

旨いを通り越して、メッチャンコ旨い ! !

なんなん、この旨さは。

 

牛肉とも豚肉とも違う味と食感で、何の嫌味もないハムのような味だけど、豚のロースハムよりも味わい深い。

鴨の燻製が抜群に旨くて、鴨ってこんなに旨かったかと改めて知った次第。

 

奥殿からもすごく美味しいとのことで、たまらずお代わりだ。

今度はもっとたくさんスライスして一気に炙ってみた。

ゴオォォ!と言うジェット機のような音を立てて炙るのがカッコイイ。

男はいくつになっても ”火遊び” が好きなのだ。

 

今度はコショウなしで盛ってみた。

いくら鴨が旨いと言っても、ツマミにしてお酒ばかり飲んでいる訳にはいかない。

 

晩ごはんなのだから、鶏の唐揚げを揚げてもらった。

これで仕切り直し。

 

本来ならここからはご飯にするのだけど、鴨のお陰で改めてカンパイだ。

晩ご飯というよりも一杯飲む態勢だね。

 

奥殿も珍しくビールを何杯もお代わりしているから、この鴨がよほど気に入ったのだろう。

ホント、お酒のアテには最高だ。

 

このあと日本酒にしてまた飲んでしまったけど、それ程に鴨が旨かったということだ。

鴨を炙ったことによって肉汁も溢れ出て、脂身も上品な甘さの味が味わえて、素晴らしい。

暫くはこの鴨に病みつきになりそうだ。

 

まだ半分ぐらいは残っているから、もう一度ぐらいは楽しめそうだ。

こんなに旨い鴨なので、きっと高いだろなと値段を聞いてビックリ仰天。

これがたったの三百円だったと言うから、驚くようなコスト・パフォーマンス。

 

今度スーパーへ行ったら全部買い占めてしまいたいと、マジで思った。

それぐらい美味しかったのだ。

 

美味しいものには底がないと言うか、上限がないと言うか。

これからも美味しいものに出会えると思うと、食べることはやっぱり楽しいのだ。

今夜もごちそう様でした。

美味しかったあ。

 

 

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