“ユズ女子” と「レストラン・バー1109」で一杯【豊田市】

“ユズ女子” と「レストラン・バー1109」で一杯【豊田市】

 

久しぶりに仕事関係の女性と一杯飲んだ。

彼女とは12月に飲んで以来なので、3ヶ月ぶり。

今までは平日に飲んでいたけど、彼女の転勤のため勤務地が遠くなり、珍しく休日に会うことになった。

 

彼女はいつも意外な一面を見せてくれる女性で、ある時は文学少女、またある時は歴女であり、そして今日はパンダ女子と言うから楽しい。

パンダ女子とはスタンプのパンダのことで、今日は名古屋でパンダ会があり、その帰りだという。

 

なので彼女のカバンの中にはパンダも一緒とのこと。

こう書くと少女趣味の女性かと思われるだろうが、現実の彼女はバリバリのキャリア系女子。

そんな彼女の意外な一面が ”パンダ女子” ということだ。

 

パンダのことはさて置き、今日行った店はワインバーとレストラン・バーの二軒。

一軒目のワインバーの話から書くのが順序だけど、二軒目のレストランバー1109の話からいってみたい。

 

初めのワインバーでワインを一本空けてしまったけど、不思議なことに二人とも酔った気がしない。

美味しいワインだったから良いワインだったらしく、上等なお酒は変な酔い方をしないのだ。

 

で、二軒目で向かったのがここ1109。

この店はシックな大人の雰囲気のレストラン・バーで、料理も美味しい店。

10分ほど前に電話してから向かったのだけど、直後に団体客が入ったらしく店は満席。

電話しなければ席が無くなるところで、危ういところだった。

 

レストラン・バーがこれほど賑わうのも珍しいのでは。

まるで居酒屋状態で、さすが休日の夜ということか。

 

飲むものは私はウィスキーをと言えば、珍しく彼女もウィスキーにすると言う。

ウィスキーはよく分からないので、銘柄はバーテンダーにお任せ。

チョイスしてくれたのは上の二種で、右が彼女のグレンモーレンジのナンチャラ。

左が私のタルモアでアイリッシュとのこと。

 

改めてカンパイ。

ウィスキーのロックを飲むのは初めてと言う彼女が、コレ美味しいと言う。

バーテンダーのチョイスが良かったのだと思うけど、ご同慶の至り。

 

こちらがそのバーテンダー。

若いバーテンダーだけど、お酒については極めて詳しいプロのバーテンダー。

羽生結弦に似ている好青年で、そのことを彼女に話したら既にキャーキャー言っている。

 

何と彼女はパッキパキの ”ユズ女子” とのことで、スマホにはパンダのスタンプと共にユズの画像がこれでもかと入っているではないか。

 

そんなことを話していたら、バーテンダーくんが差し出したのは JAPAN TIMES 。

羽生くんがピョンチャンで金メダルをとった時のもので、一面がその記事。

この新聞を見て彼女はまたしても キャー!

キャリア女子も実はカワイイ女性だったのだと、改めて思った次第。

 

それと画像では分かり難いけど、彼女のワンピースはパンダ柄。

パンダ会に合わせてパンダ柄のワンピにしたのに、パンダ会のメンバーが誰一人として気付いてくれなくてガッカリだったとか。

 

かく言う私も気付かなかった一人だが。

 

満席のお客さんで、スタッフは大忙し。

忙しい時に料理を頼むのも気が引けるが、アテがないと飲めないのでピザをオーダー。

 

意外に早く出来てきたマルゲリータのピザ。

バーテンダーくんによると、ドリンクの注文は多いけど料理のオーダーは少なくて、コックさんは意外にヒマしているとのこと。

専用の窯で焼かれたピザは出来たての熱々で、これが美味しいのよね。

 

調子に乗って私もグレンモーレンジにしてみた。

上手く表現できないけど、膨よかな味の旨いウィスキー。

 

彼女も違うグレンモーレンジにしている。

果実の香りのウィスキーということで、彼女曰く「もうハイボールには戻れない」というから、かなり美味しいのだろう。

それにしても彼女も強いね。

 

厨房がヒマと聞いたので、ウニとクリームのリゾットをオーダー。

これが抜群に旨いリゾットで、アルデンテに仕上げられた本物のリゾット。

ウニの味もバッチリで、彼女も「大人の味」というお褒めの言葉。

 

リゾットと言うとスープにご飯を入れた感じのものが多いが、あれは ”おじや”。

リゾットは生米から作るもので、食べればその違いは一目瞭然。

これほど本格的で旨いリゾットは、豊田市内ではこの店以外には知らない。

さすがレストラン・バーを謳うだけのことはあるネ。

 

このリゾットには、ウィスキーが不思議なほどに合う。

彼女もこの店の味と、アダルトでシックな雰囲気に浸っている様子。

彼女からは素敵な店とのことだが、彼女自身もこの店の雰囲気に合っている。

ユズ似のバーテンダーくんに会えて、それが余計に良かったのかもしれないけど、彼女がとても楽しそうなのが何より。

 

締めはイチゴのティラミス。

コックさんお手製のデザートで、それに今日のイチゴはいつにも増して甘くて美味しい。

 

彼女は最後にケーキまで出るとは予想もしなかったようで、感激している。

美味しいとか嬉しいとかをちゃんとリアクションしてくれる女性は、男にとってとても嬉しいことで、彼女は ”リアクション美人” でもある。

 

最後にチェイサー代わりに ”白穂乃香” を一杯。

チェイサーの代わりと言っては失礼な上等なビールで、のど越し爽やかな高級ビール。

 

いや~楽しかった。

彼女もとても喜んでいたから、良かったのでは。

レストラン・バー「1109」

 

ごちそう様でした、またやりましょう。

 

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