「本麒麟」と「麦とホップ」ライバル対決の結末は【自宅】
- 2018.03.22
- 家飲み/家食べ
家で飲むビールは新ジャンルのもの。
これで十分に美味しいと思うし、安いというのも魅力だ。
いつも飲んでいるのはSAPPOROの「麦とホップ」。
原料には麦とホップしか使っていないので、それだけ見ればヱビスなどの高級なビールと同じだが、では何故そんなに安く出来るのか。
それはビールに、別のアルコール(スピリッツ)を混ぜて作ることにある。
この ”混ぜる” という工程があるため、酒税法上ではビールにはならず、より税率の安いリキュールの扱いになるので安いのだ。
因みに有名なベルギーのビールは、オレンジなどの果物を加えて発酵させたり、スパイスやハーブを混ぜたりするため、大部分が発泡酒やリキュールの扱いになっている。
そう考えれば新ジャンルのビールも立派な ”ビール” なのであって、これを ”リキュール” と言っているのは日本だけ。
しかもそれは酒税法のためなのだ。
そんな ”リキュール” 扱いの新ジャンルのビール系飲料(面倒なので以下 ”ビール”)も次々と新製品が開発され、キリンから「本麒麟」というのが発売になった。
ビール業界最大手のキリンが出してきたものなので、期待大だ。
さっそく飲んでみたらこれが美味しい。
本麒麟だけの画像がなく、遠くにチラッと写っている画像で恐縮。
ということで今夜は「本麒麟」と「麦とホップ」を飲み比べてみることにした。
パッケージの色使いは全く違って、本麒麟のほうが鮮やかな色使いで目立つ。
値段はどちらも約100円と、格安。
缶コーヒーよりも安いということで、どうしてこんなに安く出来るのか不思議なほど。
安いことは嬉しいことだけどね。
先ずは本麒麟からいってみる。
角の取れたマイルドな飲み味で、優しい味。
キリンというブランドから受ける ”苦味” とは程遠い味で、とても美味しい。
それと泡がきめ細かいのに驚かされる。
泡が好きな私にとって、綺麗な泡が出来るのはとても嬉しいことなのだ。
今夜のアテに砂肝の塩焼きを焼いてくれた。
塩を振って魚焼きグリルで焼くだけという簡単な料理だけど、これが旨い。
塩だけでこんなに旨くなるのが不思議なほどだが、シコシコとした食感も相まって、ビールのアテにはピッタリのひと品。
こちらはローストビーフで、準レギュラーの料理。
作り置きができて、そこそこ豪華に見えるし美味しいから重宝している。
輸入牛肉なのは勿論のことで、値段も安い。
こんな感じで今夜も飲んでいる。
ビールの後に日本酒を飲むのがいつもだけど、今夜はこのままビールでいってみる。
本麒麟の次は麦とホップだ。
いつも飲んでいるから慣れた味で親近感すら感じるが、本麒麟と比べればやはり味の違いがある。
本麒麟と比べて麦とホップのほうがワイルドな感じがして、苦味も強く感じる。
感覚的にはキリンビールの製品のほうが苦味が強いと思っていたけど、今はキリンのビールも昔のイメージとは違って、都会的な味になっているのだろうか。
本麒麟の方がお洒落な感じもして、奥殿も本麒麟のほうがいい感じとのこと。
今夜のメインディッシュはチキンカツ。
これにはビールが合うからとまた飲んでるけど、やっぱりカツにはビールが合うね。
で、結論だけど、やはり後から出た「本麒麟」は、今までのものをよく研究して出してくるから、よりいいものを出してきた感じ。
実際に飲んでみた感じも都会的で洒落た飲み味がして、しかも美味しい。
と言うことで、今回のビール対決は「本麒麟」の勝ちかな。
”ライバルたちの光芒” の高橋英樹ではないけど「勝者には悲哀を、敗者には美学を、」ということで、麦とホップにはさらなる進化で雪辱を期待したい。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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