家と店のパスタとどっちが旨いか一本勝負【自宅】

家と店のパスタとどっちが旨いか一本勝負【自宅】

 

 

ゴールデンウィークの連休も何もしないうちにアッという間に終わってしまい、それにブログの更新もせずで、反省しきりの今日此頃。

 

そんな連休のある朝、パスタが食べたいと奥殿がご所望。

休みの日の朝はパスタということが多いのだが、イコール私が作るということだ。

 

今日はアサリとレタスのペペロンチーノでいってみることに。

ついでに小エビの乾燥したのもあるようなので、それもかけてみることにする。

 

材料はこれ。

冷凍のアサリとレタス、それに鷹の爪だ。

 

それに無くてはならない物がニンニク。

家では乾燥ニンニクを使っているから、水で戻している。

 

他にはパスタとオリーブオイル。

パスタはディチェコのフェデリーニで、いつもの物だ。

 

先ずはニンニクの香りをオリーブオイルに移す。

ニンニクを焦がさないようにローストする感じ。

 

ローストできたら一旦取り出す。

もう少し焦がし気味にした方がいいところだけど、これでもまあいいか。

これは最後にパスタに合わせる。

 

パスタ茹でます。

茹で時間は指示通りの6分。

これでアルデンテに仕上がるから、よく言われているように書いてある時間より1分早く上げてはダメ。

 

ディチェコのフェデリーニの場合、それをやるとバリ硬というか茹で上がっていない状態になってしまい、メチャ不味になってしまう。

それでも心配なら摘んで食べてみれば分かることで、標準の茹で時間の一分前では、とても食べられたものではない。

 

パスタを茹でている間にソース作りだ。

アサリをジャー。

アサリは冷凍のまま炒めてしまう。

 

次いでレタスをジャー。

鷹の爪も入れてしまう。

 

パスタを茹でるのとソース作りと同時進行なので忙しい。

パスタが茹で上がったらパスタをソースの鍋に入れて、混ぜまぜ。

プロが言うところの ”乳化” という段階だけど、そんなに難しいことを考えなくても、トングを使ってパスタとオリーブオイルをかき混ぜればOKだ。

 

ハイ一丁上がり。

書き忘れたけど、基本の味は塩味。

パスタを茹でる時に塩をきつめに入れて、塩味に仕上げてある。

それにオリーブオイルに溶かし込んだニンニクの香りと、鷹の爪の辛味でバッチリ。

 

加えてアサリの潮の香りが効いて、いい感じに。

奥殿からもとても美味しいとのことで、ご同慶の至り。

 

あ、しまった、乾燥の小エビ(アキアミ)があった。

と言ってもかけるだけなので、パッとかけてみた。

ウ~ン、エビの香りがパッと広がって、コレいいね。

 

イタリアンの店なら「サクラエビとアサリで作った ”春色のペペロンチーノ” 」とでも。

アキアミはサクラエビ科のエビなので、サクラエビと言っても ”偽装表示” ではないからね。

 

と、ここで終われば単なる ”朝パスタ” だったけど、この日あるイベントの集まりがあり、終わってからランチに出かけたのだ。

出かけた先は豊田市の中心市街地にある ”ロゼッタ”。

イタリアンの店で初めて行く店だ。

 

店は満席で、しかも女子ばっかり。

それにしても ”女子力” の高い店で、イマドキの女子はこういう店に行くのね。

店員さんから「直ぐに空きますので、ちょっとお待ちを」とのことで、表で待機。

 

待ってる間にメニューを決める。

と言っても、店員さんからは Aコース(1,600円)しか残っていないとのことで、選択肢はない。

それよりも ”昼呑み” (300円)があるのが嬉しい。

 

待つほどもなく席が空いたようだ。

画像の女性はお帰りになるお客さんで、我々とは無関係の人。

ワイドパンツで決めているけど、ボディーまでワイドに見えてしまうのは気のせい?

 

待っている間にオーダーは済んでいるので、後は昼呑みだ。

先ずはグラスワインの赤からいってみた。

 

コレがその赤ワイン。

グラスワインと言えばその通りのグラスワインだけど、拍子抜け。

味は至って平凡。

 

サラダと前菜四種の盛りが運ばれてきた。

見た通りの前菜で、特にコメントするものはない。

 

サラダの鮮度は感心しない。

シャキシャキとした新鮮な感じは全く無く、デレっとした古い感じ。

 

二杯目はキール・ロワイヤルにしてみた。

辛目にしてくれたとのことだったけど、それでも甘かったが、これは私の選択ミス。

キール・ロワイヤルは元々甘いのだ。

 

そうこうしている間にメインディッシュが来た。

パスタとリゾットの相盛り。

ご飯(リゾット)と麺(パスタ)が一緒に盛ってあるのは初めてで、ちょっとビックリ。

 

パスタはシラスと白菜のオイルパスタだけど、これがイマイチ、イマニ。

味が薄いのと、麺の茹で加減が悪くてアルデンテに仕上がっていない。

茹で過ぎか安物の乾燥パスタを使っているのでは。

加えて盛り方がザツい。

 

比べてはナンだけど、これは今朝 家で作ったパスタ。

同じオイル系のパスタでも、オリーブオイルの乳化の違いがお分かり頂けるだろうか。

自画自賛で恐縮だけど、麺もアルデンテに仕上がってパスタ自体も段違いに美味いのだ。

 

リゾットは ”おじや”。

トマト風味の ”おじや” に粉チーズをかけた感じで、このリゾットにオイルパスタを合わせて盛る必然性を感じない。

 

期待して入った店だったが、期待外れでガッカリ。

最後はビールで流し込んだ。

 

デザートの三種盛り。

こういうデザートに女子は惹かれるのだろう。

 

コーヒー。

スプーンも置けない極小のソーサーには驚かされる。

デザイン優先は分かるが、機能を果たしていないのでは。

 

別にパスタの食べ比べに行った訳ではないけど、朝に続いてのパスタだったので、結果として食べ比べになってしまったが、結論は家のパスタの圧勝。

とは言え、プロの店がこんなんでいいのか。

 

プロのコックならプロらしくやってもらいたいと思うが、今はそんなのは流行らないのか。

インスタ映えする方が大事なのかも知れない。

 

それにしてもこの店が女子で満席ということに驚かされる。

彼女たちの求めるものは料理ではなく、楽しく喋れればいいのかも。

それとも豊田市が不思議な食文化の街なのか。

今日はネガティブな記事になってしまい、恐縮。

 

 

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