串揚げの「気作や」でフルコースに挑戦してみた【豊田市】
- 2018.06.02
- 豊田市内
揚げ物の「気作や」へ行ってきた。
私は気に入ると同じ店に繰り返し行く癖があり、この店へも今夜が二度目の訪問で、三週間前にも来たところだ。
今の季節は日が長いから、外はまだ明るい。
5時過ぎに仕事が終わる公務関係の人から、「明るい時間に飲みに行って明るい時間に帰れる」と聞いたことがあるが、今の時期ならそれもあり得るな。
店には一番乗りだった。
きちっとした佇まいがいい感じ。
この店のシステムは串揚げのコースのみ。
5本、10本、15本というコースを選ぶだけだ。
5本のコースを選んで、それで足りなければ10本とか15本のコースに変更することが可能で、柔軟に対応してくれる。
改めてメニューを見てみれば18本などという ”満腹コース” もあるではないか。
串揚げの18本はかなりヘビーだと思うが、若い人ならどうってことないかも。
他には簡単なサイドメニューに、締めのご飯があるという簡潔なメニュー。
多種多様な組み合わせが可能なメニューは複雑過ぎて、我々にはこれぐらい簡素なメニューのほうが楽に選べていい。
串のラインナップはこの通り。
1から順に出されるもので、自分でランダムに選ぶことは出来ない。
アルコール類はビールから日本酒まであるが、ワインが充実している。
日本酒は一種類しかないのが残念でも、現在のお酒のシェアからすれば当然か。
付き合ってくれた彼女は車なので、ソフトドリンク。
”ルイボスティー” なるものを頼んでいたが、それが何なのかは聞き漏らした。
私は初めから日本酒でいく。
地元豊田のお酒で、菊石の「純米吟醸」。
この前飲んだら想像以上に美味しかったので今日もこれでいく、というか他に選択肢はないが、美味しいお酒だからこれがあればいい。
カンパイ。
わざわざ名古屋から来てくれる彼女に感謝。
突き出しは野菜スティック。
野菜大好きな彼女は、これをパクパクといっていた。
ついでに私の物も進呈させてもらったが、彼女に言わせれば「野菜ならエンドレスです」とのこと。
もしかしてウサギ年ですか?
串が揚がってきた。
トップバッターは ”マリネしたトマトの生ハム乗せ” という凝った串揚げ。
トマトがマリネしてあるから、何も浸けずにそのままで食べれば、これが美味しい。
ジューシーなトマトで、酸味も効いて美味しいのだ。
タレも用意されているが、あまり出番はない。
左からソースに塩、それに梅肉で、中には梅肉をアテとして飲む人もいるとか。
確かに甘酸っぱい梅肉が美味しいから、そんな人もいるのだろう。
オクラ。
大きなオクラで、コンソメで湯通ししてから揚げてあるとのこと。
単純に揚げているのでは無く、全てに ”仕事” がされている。
グリーンアスパラ。
グリーンの色も鮮やかなアスパラで、彼女曰く「湯通ししてあると思う」とのこと。
それぐらい柔らかいアスパラの揚げ物で、美味しい。
接待してくれるのはカワイイ彼女。
日本酒が好きということなので一杯注がせてもらったが、仕事中に酔ってしまわない?と気遣えば「強いですから、」と頼もしい返事。
そんなことを言われれば二杯三杯と注いでしまうが、楽しい彼女だ。
歳も名前も教えてくれたけど、未公表ということで。
サービスで出してくれたマリネしたトマト。
トマトの串揚げはこれを揚げたものだけど、揚げずにこのまま食べても美味しい。
マリネしたことで、旨味が引き出されている感じだ。
これには付き合ってくれた彼女も大喜びで、恭悦至極。
ホタテ。
上等な揚げ物で、どれもこれも美味しい。
お酒もいいけどワインも美味しそうなので、ワインにチェンジ。
銘柄は忘れてしまったけど、コクもたっぷりして美味しい。
ワインに詳しい方ならラベルだけでお分かりかと。
カルフォルニアのワインであることは間違いない。
揚げ物はまだまだ続き、スモークサーモンの串揚げなどだ。
他にもあれこれ出されて、はじめの10本が終了。
彼女に未だイケる?と聞けば、OKとのことだったので、15本のコースに乗り換え。
11本目以降は肉料理が入ってきて、肉苦手な彼女は私に食べて欲しいとのこと。
これがその肉料理で、ヒレ肉のパイナップルソース。
フルーティーなパイナップルソースにヒレ肉が良く合う。
これにはビールを合わせてみた。
サッポロは私の好きなブランドで、黒ラベルというのが嬉しい。
注ぎ方が上手いから泡がクリーミーで、それも美味しい要因の一つ。
カモの燻製。
揚げてあってもしっかりと鴨の燻製の味がする。
そんなこんなで15本の串揚げも完食。
結構な量を食べた感じがするけど、締めのご飯までいってみた。
ドライカレーのライスボール。
カレー握りの湯漬けという雰囲気。
個人的には普通のおにぎりのほうがいいと思った。
デザートはイチゴ。
イチゴは彼女に上げてしまったので、味については不明。
それにしても凝った器だ。
串揚げ15本に締めのご飯。
見た目と違ってかなりの量があり、お腹はパンパン。
雰囲気のいい店で、美味しい串揚げをツマミに一杯飲むという、大人の串揚げ屋だ。
豊田市駅前にできた「串カツ田中」とは別の世界。
どちらが良いとか悪いとかではなく、棲み分けているし、客も使い分ければいいかと。
延々4時間もいたけど、2時間ぐらいしか経っていないような気がする。
上等な料理と上品な美女の組み合わせはとても楽しいひと時で、時間が過ぎるが速い。
ごちそう様でした、またお願いします。
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