料理も人生も ”毒のまわりが一番うまい” って本当?【自宅】
- 2018.07.06
- 家飲み/家食べ
家ではあまりトンカツが出ない。
私がチキンカツが好きというのが理由だが、たまにはトンカツも食べたいよね。
ということで「トンカツが食べた~い」、とリクエストしたらトンカツになった。
しかもW盛りという気前のいい盛り。
見た目なかなか美味しそう。
もちろんトンカツだけでは寂しいし、これをアテにして飲めばそれで終わってしまうから、他にこんなのも用意してくれた。
鶏わさにニンジンとワカメのサラダ、それにオニオンスライス。
いつもの物と言えばいつもの物で、取り立てて言うほどのことではないが、家のご飯というのはこんなのが普通。
日々メニューが大きく変わることの方が珍しいのだ。
それでも日本の食卓というのは、外国に比べればとてもバラエティーに富んでいる。
刺し身や焼き魚、野菜の煮物などの和食系が並ぶ日もあれば、ギョーザや麻婆豆腐、エビチリなどの中華系もある。
他にもトンカツやエビフライ、ハンバーグなどの洋食系の料理もあるから、和洋中なんでもあり。
またカレーのようなインド系の料理やイタリアンなどもあるから、そのレパートリーはすごい数になるが、外国の家ではこれほど変化に富む食事はない。
ドイツではジャガイモにソーセージ、豚肉の焼いたのにパンといった按配で、しかもそれが毎日続く。
イギリスも大したことはなく、野菜とか豆を茹でたものにパンだけとか、それに肉とか魚が付けば上等な方だ。
しかもそれが美味しくない。
知り合いにイギリスに5年留学していた人がいるけど、その人に言わせるとイギリスの料理は不味いのヒトコト。
しかもバラエティーがなく変化にも乏しいとかで、それに比べて日本の家庭料理はメニューも豊富で、とても美味しいと言っていた。
そんなことを思えば日本のご飯は上等なのであって、毎日同じようなものが並んでいるからといって、不満を言うレベルではないのだ。
それよりも美味しいものを作ってくれることに感謝して、カンパイ。
ウ~ン、旨いね。
最近飲んでいるビールはキリンの本麒麟で、これが旨い。
ステマ(stealth marketing)ではないけど、この本麒麟は発売後3ヶ月で一億本(350ml缶換算)の売り上げを達成したという、大ヒット作。
そのため欠品気味で出荷調整までしていたが、現在はキリンの全工場でフル生産しているので、供給が追いついているとのこと。
それにしても一億本とはすごい数だ。
たまたま日経トレンディーで見たのだけど、この本麒麟の開発リーダーは女性。
しかも入社5年目で開発歴2年という ”ペーペー(本人談)” と聞いて、二度ビックリ。
そんな若手に開発を任せた上司の ”眼力” と腹の座り方もスゴイけど、こんな旨いビール(新ジャンルだけど)を作った彼女もスゴイ。
その彼女は 京谷侑香(kyoya yuuka)さん という人だが、詳しくはこちらで。
人の能力というのは、性別とは関係ないというのがよく分かる。
それに女性の方がコツコツと努力するし感性も豊かだから、男とはまた違った視点・視野を持っているのかもしれない。
本麒麟のことはさて置き、晩ご飯だ。
トンカツの他には鶏わさもある。
私より奥殿が好きな料理。
簡単お手軽に出来るし、それに美味しいから重宝している。
これは大根おろし。
おろしトンカツのために用意してくれたものだが、夏大根なので思いっきり辛くて時々涙目になるけど、この辛味も美味しい。
それにこの辛味には脂肪を燃やす効果があるというから、ダイエット効果もあるということだ。
これが本命のトンカツ。
食べれば美味しいが、どうも上品な味。
ロース肉だと思うけど、旨味が少ない感じ。
もちろんコレはこれでいいのだけど、もっとジャンクな感じのトンカツとは違う。
やはりトンカツの旨さは脂の旨さであると思うけど、イマドキそんなジャンクなトンカツは流行らないのかも。
このトンカツは健康的なのだ。
トンカツもその脂が旨いのだと思うけど、体にはあまり良くはない。
誰かが ”毒のまわりが一番うまい” と言っていたけど、その雰囲気は何となく分かるよね。
体には悪いけど、それが旨いのだ。
食べるものも人生も意外と悪いものが美味しくて、ってヤケドしないようにしないとね。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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