脇役のネギが主役になった「深谷ネギ」で一杯【自宅】

脇役のネギが主役になった「深谷ネギ」で一杯【自宅】

 

 

この夏休みに何処へも行かなかったのを憐れんでか、皆様方から “お恵み” のお酒を頂戴した。

どれも初めて見る銘柄で、どんな味のお酒なのか興味津々。

 

産地も日本各地にまたがっていて、皆さんの行動範囲の広さに驚くばかり。

左の「豊香」は長野県岡谷、手前の「小谷錦」も同じ長野・大町のお酒で、「風の森」は奈良県御所市の産。

後ろに隠れて見えないけど、黒いラベルの「AKABU-結の香」は岩手県盛岡のお酒というラインナップ。

 

これだけあると暫くは日本酒三昧で楽しめる。

ありがたいことだ。

 

それと同級生女子からはこんな ”お土産” をもらった。

それはなんとネギ!

ネギなんてどこのスーパーにでもあるだろうけど、これは「深谷ネギ」とのこと。

わざわざ埼玉県から運んでくれたのだ。

 

ただ封は開いているしなんか半端な感じがしたけど、それもその筈、彼女の家族が半分食べてしまい、その残りと言う。

それをそのまま何の照れもなく持ってくる、彼女の ”志” の強さに圧倒される。

ありがたいけど ”特別感” は全く無いけどな。

 

この辺りは昔から付き合っている同級生ならではで、気を使わないというか、気心が知れていると言うか。

それでも「すごく美味しかったから」、と言って届けてくれることが嬉しい。

感謝しないとね。

 

お酒は冷蔵しておけば保つけど、ネギはそうはいかない。

さっそく頂戴することにする。

 

一緒にレシピももらったので、それを参考にする。

料理に手慣れた人なら簡単なことだろうけど、ド素人の私にはハードルが高い。

 

この中で一番簡単そうな「ネギの煮浸し」を作ってみることにした。

しかし、いきなり「だし1/2カップ」とあって、よく分からない。

面倒なので本だしで済ませてしまったけど、こんなんで良かったのかな。

 

ネギを5 cm に切るとあるので、切ったのがコレ。

これは楽勝。

 

後は書いてある通りに焼く。

コレぐらいでいいのかな。

 

小鍋で調味料に合わせて5分煮る。

簡単なことだ。

 

盛り付ければ出来上がり。

そのままでは色気がなかったので、鰹節を少しかけてみた。

 

さっそくイタダキマ~ス。

他に冷奴も用意したけど、これらの料理にはお酒しか考えられない。

で、貰い物の「小谷錦」を合わせてみた。

 

深谷ネギの煮浸しだけど、コレが旨い。

繊維質が全く邪魔しないトロッとしたネギで、そして甘い。

同級生の彼女も言っていた通り、美味しいのだ。

ネギがお酒のツマミになるなんて、流石「深谷ネギ」だけのことはある。

 

それと「小谷錦」のお酒が、いい味を醸している。

端麗で実に爽やかな飲み味なのだ。

ほのかな酸味と吟醸香が支配し、尖ったところは全くなくとても美味しい。

 

後味もサラッとしているので、飲み飽きない。

知らないだけで、全国各地にはいいお酒がたくさんあるものだ。

 

こんな感じで飲んでいたけど、これだけでは済まないからメンチカツを揚げた。

これでご飯にしようかと思ったけど、ネギの煮浸しがとても美味しかったので、お代わり。

 

今度はプレーンに盛ってみた。

地味な色のネギ料理だけど、これが美味しいのよね。

 

ご飯のつもりがまたまた一杯になってしまった。

メンチカツがあるから、今度はビールで。

ウ~ン美味しい。

ビールもネギに合う。

 

そうそう、忘れていたけど冷奴もある。

温泉卵とカニカマをトッピングした豪華仕様(自社比-笑)だ。

 

今日は皆さんから頂戴した「お恵み」の品で一杯だったけど、とても美味しかった。

それにしても「深谷ネギ」の美味しさにはビックリ。

 

ネギというと脇役の感じだけど、これは主役が務まる。

それほどに美味しいネギだった。

 

美味しかった、ありがとうございました。

 

 

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