庶民的な鮨屋「よし田」で味わう上等な鮨【豊田市】

 

 

打ち合わせを兼ねて、鮨処「よし田」へ行ってきた。

この店は豊田市北部の保見町にあるので、電車で出動だ。

 

暮れなずむ夕焼けを見ながら、新豊田駅へ。

時間は6時前だが、日はもう沈んでいる。

グラデーションに染まる秋の空はどこかロマンチックで、人恋しくなる。

 

電車に乗れば10分ほどで保見駅に到着。

鮨処「よし田」は駅に隣接しているので、極めて便利な立地。

ただしガード下にある店で、田んぼも広がる田舎なので周りは真っ暗だ。

この店の明かりが灯っていて、ホッとする。

 

店に入れば一気に鮨モード。

頼むものはいつもの通り「おまかせ」。

おまかせの値段は不明だけど、値打ちにやってくれるから心配は不要だ。

 

先ずはビールでカンパイ。

今夜はちょっとした打ち合わせの話しがあり、どうせなら鮨でも食べながらと、私がお誘いしたもの。

この店が初めての彼女は、こんな暗いところに鮨屋があるとは思ってもいなかったようだ。

 

腹も減っていて鮨が待ち遠しいが、先ずは突き出し。

茎わかめ?の醤油漬けで、いつものことながら美味しい。

これを食べるとやはりお酒が欲しくなるね。

 

一貫目はイカの握り。

ヤリイカだと思うけど、上品な甘みのイカで美味しい。

この店は江戸前の鮨なので、醤油は塗られている。

 

付き合ってくれた彼女がシャリが小さいと言っていたが、鮨は一口で食べられるのが粋。

回転寿司や田舎寿司のように、シャリの大きな鮨はご飯。

鮨は酒のアテとしても摘むものなので、このサイズの握りがちょうどいいのだ。

 

玉子。

焼いたばかりで、熱熱。

玉子を店で焼くのは鮨屋の心意気。

 

天使の海老握り。

生のエビで、プチッとした食感に甘さがプラスされた上等な握りだ。

 

マスターに拠ると、車海老(ブラウンタイガー)やブラックタイガーなどのタイガー種でもなく、また白エビなどとも違うと言う。

産地はニューカレドニアとかで、現地では高級食材とのこと。

食べれば美味しくて、「天使の海老」というのは伊達ではない。

 

高級な食材だからか、この店以外でお目にかかったことがない。

このエビ握りが食べられただけで幸せだ。

 

こんな美味しい鮨を味わえば、たまらずお酒にチェンジ。

銘柄は八海山の純米吟醸。

この店には八海山しか用意されていないのが残念だが、これさえあればいいとも言える旨い酒ではある。

ただたまには他のお酒も飲んでみたいけどね。

 

何だったか忘れてしまった握り。

鯛ではないと思うけどね。

 

アワビ。

少し火を入れたアワビで、温かい握りだった。

これが美味しくて、柔らかいアワビの握りに彼女も感激していた。

 

これも何だったか覚えがない。

というのもマスターも交えて話が弾んでしまい、食べることに集中していなかったのだ。

 

話が弾んでしまったのはマスターの経歴の話で、マスターはなんと東京理科大卒という理数系バリバリの人。

東京理科で建築(土木だったかも)を学び、大阪の建設会社に就職。

そんな彼がいま鮨を握っているのは、それなりの訳と理由があるのだけど、プライベートなことなのでここでは書けない。

人生なんて何がどう転ぶか分からないけど、それがまた面白い。

 

NHKの連ドラ「まんぷく」で、インスタントラーメンを発明した安藤百福さんのことをやり始めたけど、百福さんも戦争で全てを失ってしまい、それでチキンラーメンを開発したのだから、何が幸いするか分からない。

どんな世界でも一生懸命やっていれば道が開けるということかな。

理工学部卒のマスターだけど、握る鮨は美味しくて、店もよく賑わっているからね。

 

マグロ。

本マグロの中トロかと思えば、キハダマグロとのこと。

キハダは白っぽいのが普通だけど、これは全く違う。

 

食べてもアッサリとしたキハダではなく、ネットリとして上品な油の乗り。

こんな上等なキハダになるのは、食べているエサの違いらしい。

因みにこのキハダは三重・尾鷲のものだそうだが、いいものを手に入るのが素晴らしい。

 

イクラの軍艦。

大きなイクラで美味しかった。

 

穴子。

江戸前の穴子で旨い。

 

締めは巻物二種。

シンコ巻きにトロ鉄火だ。

 

締めが出たけどまだ食べたいということで、追加で頼んだのはエビマヨ巻き。

子供っぽい鮨で恐縮だけど、頼めば気良く巻いてくれる。

ホントは6切れあったけど、彼女に2切れ取られた。

 

いよいよオーラスというこで、最後はやっぱり干瓢巻。

ワサビを効かせた干瓢巻で、大人の味。

これが実に旨いのだ。

 

打ち合わせの件も滞りなく済んだし、鮨も美味しくて満腹様。

彼女も満足してくれたようで、ご同慶の至りだ。

 

鮨処 よし田(食べログ)

 

以上で約8千円だけど、ビール1本にお酒が二本(1.5合✕2)に追加の鮨も含んでの値段なので、かなりのバーゲンプライス。

居心地のいいカウンターで美味しい寿司が値打ちに味わえるとなれば、中心市街地から離れた立地でも賑わうのは納得だ。

 

ごちそう様でした、美味しかった。

また寄ります。

 

 

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