小料理屋から流れた寿司屋の「トロたく」が超絶美味【豊田市】

小料理屋から流れた寿司屋の「トロたく」が超絶美味【豊田市】

 

 

今日は行こうと思った店にふられた。

しかも二軒も。

 

一軒は定休日だったが、もう一軒は貸し切りとのこと。

貸し切りの店はお好み焼き屋なのだが、お好み焼き屋が貸し切られるとは思いもしなかった。

 

さて困った。

行く店を早く決めて、今夜付き合ってくれる某居酒屋のママに連絡しなくてはならない。

 

急な予定変更なので、分かりやすい店でないと迷子になりかねない。

と言うことで、ちょっと前にママと行った「まめあん」の駅南店にした次第。

 

「まめあん」に電話すれば、空いてますよとのことで一安心。

急いでママに連絡して出かけてきた。

 

6時という早目の時間だけど、私が入る直前に10人ほどの団体客が入店していった。

どこかの職場の飲み会のようだけど、忘年会の時期でもないのに珍しい。

会社の飲み会が減っていると聞くけど、今でも職場単位で飲むこともあるのね。

 

団体のお客さんにお先に入ってもらっていたら、約束の時間前にママが現れた。

時間を守るのは社会人の基本だけど、ママは優秀だ。

もう一組のグループ客の人をやり過ごして、入店。

 

座ればまずはカンパイだ。

う~ん、旨いね。

 

この店はSAPPORO黒ラベルではなく、赤ラベル。

黒ラベルは ”生” で、赤はラガーとのこと。

どちらも美味しいと思うが、私が鈍感なのかも。

 

突き出しはヒラメのエンガワ ポン酢仕立て。

ちゃんとした料理で、突き出しだからといって手抜きはない。

美味しい一品で、こんなのを出されるとお酒が飲みたくなる。

 

その前に料理を頼まないと。

おすすめのメニューはこちら。

他にレギュラーのメニューもあるから、料理は多い。

刺し身が得意でないママは豆腐と長芋のチーズ焼きを、私は銀だらの味噌焼きをオーダーした。

 

ついでにお酒もお願いすれば、こんなラインのお酒を並べてくれた。

左端の「尾瀬の雪どけ」は飲んだことがあるが、他は初めてのお酒ばかり。

「尾瀬の雪どけ」以外は辛口らしいけど、味わいは飲んでみなければ分からないからと、右の「旭日」からいってみることにした。

 

この店は、洒落た酒器で出してくれるのも好きな点。

コップ酒だと品がない感じがしてイヤなのだ。

特に女性と飲むときにコップ酒だと、絵にならない。

 

こういう細かいことは、実際に店に行かなければ分からないこと。

その点行き慣れた店なら分かっているし、店の人もこちらのことを理解してくれているから助かる。

初めての店へ不見転で行くのはそういうリスクがあるから、女性を誘う場合はやはり下見が重要なことかと。

 

ママオーダーの「豆腐と長芋のチーズ焼き」がきた。

見た目は洋風の料理だけど、基本的には和のテイスト。

 

とは言えチーズの味が強いから、和洋折衷か。

今はインターナショナルな時代なので、和食の世界もどんどん変化しているということかな。

 

続いて「銀だらの味噌焼き」もやってきた。

照り焼きのように見えるが、味噌焼き。

 

しかも店で漬けている自家製。

油の乗った銀だらに味噌の味がマッチして、日本酒にピッタリだ。

 

銀だらを味わっていれば、お酒もすすむ。

お次は吟醸系のものをとお願いすれば、こんなラインナップを並べてくれた。

これも新顔のお酒ばかりで、どれにするか決められない。

ラベルの感じが良かったから「幻」でいってみた。

 

これらのお酒をチョイスしてくれるのは、店のママ。

日本酒のことに滅法詳しいが、お酒が好きということもある。

ママにも一杯進めるべきだったが、気が付かずに失礼してしまった。

 

これは海老マヨ。

私の好きな料理で、つい頼んでしまった。

ここの海老マヨは盛り付けがサラダ仕立てで、一見しただけでは海老マヨに見えない。

食べれば和テイストで、これまた美味しい。

 

これって何だったか?

付き合ってくれたママが頼んだものだけど、大根の味噌田楽?だったかな。

 

大根に味噌を和えてあるけど、上品で丁寧な味だったような。

店のママも交えて話しが弾んでしまい、食べたことを忘れてしまったのだ。

 

私には飲むとハシゴをしたくなるクセがある。

この日もハシゴして寿司が食べたくなってしまった。

 

同行してくれたママに寿司が食べたいと言えば、近くに寿司屋ってあるの?とのこと。

あそこならという店があるので、そこへ行くことにした。

 

そんなこんなで「まめあん」はお開きに。

いつも思うことだけど、「まめあん」の駅南店は美味しいお酒と楽しい雰囲気のいい店だ。

 


 

二軒目に向かったのは SUSHI DINING 「とんぼ」駅前本店。

久しぶりの訪問だけど、それより定休日に当たらなくて良かった。

 

ここでも先ずはカンパイだ。

この店はSAPPOROの黒ラベル。

 

さっきは赤ラベルだったけど、黒ラベルも旨いね。

って、相変わらず違いの分からない男だけど。

 

寿司ダイニングを謳うだけあって、ツマミも寿司も充実している。

でも今日は巻き寿司が食べたい気分なのだ。

 

鉄火をいってみた。

オォ、きれいな赤身のマグロが巻かれた鉄火で、美味しそう。

 

食べれば正統派の鉄火で、ワサビもキリッと効いて美味しい。

1本300円?とお値打ちな価格(画像は2本)。

 

巻物だけでいくつもりだったけど、思わずホタテも頼んでしまった。

それがコレ。

ホタテのバター焼きで、これも旨い。

ちょっとだけ摘んで帰るつもりだったけど、なんか調子が出てきてしまった。

 

ママにまだいける?と聞けば、いいよとのことなので、海老を巻いてもらう。

板さんからどうやって巻きましょうと聞かれたが、任せた。

 

紫蘇と合わせて巻いてくれたのがこちら。

海老にシソの味、それにマヨネーズが合わさってとても旨い。

 

子供っぽい寿司でナンだけど、これが好きなのだ。

ママも美味しいとのことで、ご同慶の至り。

 

締めはいつもの通り干瓢巻。

この干瓢巻が絶品。

 

以前「鮨よし田」で食べた干瓢巻と同じように、ワサビが効かせてあるのだ。

コレが本当に旨くて、思わずOKサインを出してしまったほど。

 

こんな旨い寿司を巻いてくれたのはこの二人。

聞けば干瓢巻にはワサビが合いますから、とのこと。

素晴らしく旨かったと伝えると、とても嬉しそうな笑顔で応えてくれた。

 

そろそろ帰ろうかと話していれば、コレ食べてくださいと板さんから差し入れ。

トロ鉄火にたくあん漬けを巻いたもので「トロたく」と言うらしい。

食べたらこれが仰け反る旨さで、イナバウアー。

 

こんな巻物があるとは知らなかったけど、クセになる旨さだ。

ママもびっくりしていて、この店がすっかり気に入ったようだ。

 

寿司ダイニング「とんぼ」駅前本店

 

今夜は思い付きで寿司屋まで行ってしまったけど、ここの巻物が素晴らしく美味しかったのは大収穫。

 

今度はこの店をメインターゲットにしてみたい。

ママも行きたそうな顔をしていたしね。

 

今夜も美味しかった、ごちそう様でした。

また行きます。

 

 

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