チキンライスとオムライスの「◯」と「✕」【自宅】

チキンライスとオムライスの「◯」と「✕」【自宅】

 

 

鶏肉が余っているからと、チキンライスのオーダー。

オーダーしたのはもちろん奥殿だが。

休日でこれと言った予定もないから、朝ごはんの担当を請け負うことにした。

 

用意するのものは鶏肉とタマネギ。

これだけで旨いチキンライスになるのだから、鶏肉には旨味が詰まっているのだろう。

鶏肉もタマネギもそれほど多くはないように見えるかもだが、一回分(二食)のチキンライスを作るにしてはかなりの量がある。

バランスを取るためにご飯も多くして、二回分(四食)作ってしまうことにした。

 

鶏肉とタマネギを炒め、そこへケチャップを入れてケチャップの水分を飛ばす。

使っているフライパンは家にあるフライパンの中で一番大きいもので、振るのに苦労する。

ケチャップの水分が飛んだらご飯を入れ、ひたすら炒め、仕上げに本だしを振りかければ出来上がりだ。

 

色気がないからワカメをトッピングしてみた。

簡単に出来てしかも美味しいから朝ごはんにもいい。

 

ちょっと大盛り気味だったけど、美味しい。

チキンライスに味噌汁が合うのも嬉しい。

 

チキンライスは洋食になるのだろうけど、和食の範疇に入るほど馴染んでいる感じ。

これだけ味噌汁とも相性が良いのだからネ。

 

で、ここまでで済めば美味しいチキンライスで終わったのだが、問題はこの後だ。

タップリ作ってしまったチキンライスがあるので、昼ごはんもチキンライスでと言うことになったのだが、朝も昼も同じチキンライスでは芸がない。

 

ここはオムライスで行こうということになり、オムライスにトライしたのがマチガイの始まり。

 

朝作ったチキンライスは、まだこれだけ残っている。

冷蔵してあったからレンジで温めてからフライパンで軽く焼く。

 

ここで卵で巻けばオムライスの出来上がりなのだが、悲しいかな私にはそれが出来ない。

なのでチキンライスの状態でお皿に盛り、その上に半熟に焼いた卵を乗せる段取りだ。

 

そうすればそこそこのオムライスになる筈。

ただし上手くいけばの話だが。

 

取り敢えずチキンライスの状態で盛ったのがコレ。

これをこのまま出せばナニと言うこともなく ”一件落着” なのだが、余計な色気を出して卵を焼いたからおかしな事になってしまった。

 

卵が上手く焼けないのだ。

予定では半熟の卵焼きになる筈だったのが、単なる卵焼きになってしまった。

 

チキンライスの上に乗せては見たけど、とてもオムライスになっていない。

”チキンライス on エッグ” といった感じで、どこがオムライス?

 

不味くて食べられないと言うことはないけど、目指したものとは全く違う出来。

卵を焼くというのは単純なことのようだけど、実に難しい。

こういうことをササッとやってしまうのがプロで、素人とはやはり技術のレベルが全く違うことを思い知らされる。

 

同じ材料を使っても、プロと素人では出来上がりも味も全く別物になってしまう典型例だ。

やっぱりプロはお金を取るだけのことはあって、旨いものを作るね。

 

旨いオムライスを求めて京都・先斗町にある洋食屋まで行ってみたいものだけど、そこまでの根性がない。

昔はギョーザを食べに京都までブッ飛んだこともあったけど、この歳になるとお金が勿体無いと思ってしまう。

 

京都まで行けば往復で一万円は係るから。

セコくはなりたくないものだけど、歳を重ねればセコくもなるか。

 

もう少し卵焼きにトライしてみますかね。

京都まで行ったと思って卵を一万円分焼いてって、そんなこともできないし。

 

オムライスを修行したいところだけど、美味しいオムライスの店で食べたほうが世話がないな。

今日は朝のチキンライスは「◯」だったけど、昼のオムライスは「✕」。

今日もごちそう様でした。

 

 

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