贅沢な旨味があふれる九州・大分の「アジの開き」【自宅】
- 2019.02.01
- 家飲み/家食べ
嬉しいことにアジ・サバの干物をもらった。
それもこんなに沢山。
届けてくれたのは古くからの友人で、ありがたい限りだ。
この干物は九州・大分のものとか。
大分でアジ・サバと言えば「関アジ・関サバ」を思い浮かべるが、これはそこまで高級なものではないとのこと。
とは言え「関アジ・関サバ」と同じ豊後水道で獲れたものだから、魚としては同じようなものだ。
見た感じ魚体そのものが大きいし肉厚に見える。
立派なアジ・サバだ。
それに干物とはいえ生っぽさも残っていて、見るからに美味しそう。
食べるのが楽しみだ。
それより何より、こんな立派な干物を惜しげもなくくれる友人の、その気持ちが嬉しい。
人の ”心” に接した感じがして、感謝感激。
晩ごはんにさっそく焼いてもらうのだが、アジでいくかサバでいくか迷う。
既に食事の用意がされているから、大きなサバは食べ切れないかもということで、アジから攻めることにした。
アジもかなり大振りだけどね。
ジュワッと焼いてもらったのがこちら。
ウ~ん、いい感じに焼けていて実に美味しそう。
それに見るからに肉厚なアジというのが、お分かりいただけるだろうか。
早速いただきます。
熱々を頬張ればこれがメチャ旨。
焼き立てのアジから、贅沢でゴージャスな旨味が溢れ出る。
油もノリノリで魚の旨味が体にビシビシと伝わる。
アジの開きがこれほど旨いとは。
九州・大分の人たちは、昔からこんなに美味しい開きを食べていたのかと思うと嫉妬したくなる。
羨ましいね。
アジ自体もいい物なのだろうが、干したことにより旨味が更に凝縮された感じがする。
加えて新たな旨味もプラスされたようで、刺し身とはまた違う旨さが広がる。
天日に ”干す” ということで日持ちもするようになり、それに旨さが加わるのは不思議な事だが、自然の恩恵と言うか太陽の恵みだ。
それとフト気づいたことだが、アジの開きで有名な静岡・沼津の干物とは開き方が違う。
こちらが沼津のアジの開き。
沼津のものは頭から半分に開いてある。
どちらがどうと言うことではなく、所変われば品変わると言うことで、所によって開き方も違ってくるのが面白い。
アジの開きには日本酒がピッタリだろうと、用意したのは獺祭。
獺祭の爽やかな飲み味に、アジの開きの旨味がしっとりと合う。
日本にはこんなに美味しいものがあるのだ。
そう思うとハンバークやオムライスなどが美味しいからと言って、そんなのばかり食べているのは片手落ちのような気がする。
こういった和風の食事も美味しいもので、子どもたちにも食べさせてやりたいものだ。
他に用意してくれたお菜も美味しくて、お酒に合う。
純和風の料理には、やはり日本酒が合うね。
和風の食事を子どもたちにも、などと書いていてナンだけど、実は今夜のメインは鶏肉のトマトソース煮込み。
どこが和風?
和風の料理もいいものでと言ったハナから、酸味のきいたトマトソースがなどと言えば、どの口が言うてんネンとツッコまれそうで、恐縮。
アレコレ書くと収拾が付かなくなりそうなので、ここまでにしておきます。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
ではでは。
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