季節感ゼロの「牡蠣のクリーム煮」を作ってみた【自宅】
- 2019.04.22
- 家飲み/家食べ
休みの日のにやることと言えば、掃除に買い物。
掃除は汚れたり散らかったりする度にやっているので、手抜きをすることもあるが、買物は必ず行く。
買物は週に一度しか行かないから、これを手抜きすると ”食糧危機” になってしまうからだ。
買物も済んで帰ってくれば、奥殿が「牡蠣のクリーム煮にしたい」とのこと。
ん?牡蠣なんて買ってないけど、と聞いてみれば、冷凍の牡蠣が残っているから、それを使って欲しいということだ。
いくら冷凍と言えども、数ヶ月も経っているから早く使い切ってしまいたいということだが、クリーム煮の担当は私。
国連の常任理事国のように ”拒否権” があれば「NO」とも言えるのだが、弱小市民のワタクシ。
”喜んで” 作らさせて頂くことにした。
クリーム煮を作ると言っても、パスタ用のカルボナーラソースを転用するので、簡単に出来る。
フライパンで牡蠣を焼き、火が入ったらタマネギなどの野菜を入れ、そこへカルボナーラソースをいれて少し煮込めば出来上がりだ。
作っている途中経過の画像は撮っていないが、牡蠣は冷凍のままフライパンで焼くから、水分もかなり出る。
その水分で茹でるような感じで焼けば程よく火が入るから、丁度いいのだ。
最後にほうれん草を入れ、一煮立ちすれば出来上がりだ。
美味しそうに出来たのでは。
もちろん牡蠣だけではなく、他にシシトウも焼いてある。
フライパンで焼いて、だし醤油で仕上げただけのものだが、お酒のアテにはいい感じ。
たまに思いっきり辛いシシトウに当たることもあるが、それもご愛嬌だ。
こちらは作り置きのポテトサラダとニンジンのフラッペ。
家のポテトサラダは、かなり柔かめ。
私がトロッとした感じのポテトサラダが好きなので、使う芋も男爵。
加えてマヨネーズやごまドレッシングなどもたっぷり使って仕上げてもらってあるのだ。
ジャガイモの食感を残したポテトサラダが好きな方もおられると思うが、この辺りは個人の嗜好の問題で、どちらがどうということはない。
未だ日が高いが、さっそくビールで一杯とする。
”昼から飲み” ということだが、今日は休日。
構ったことはないのだ。
冷凍の牡蠣を使ったクリーム煮は、牡蠣が大きくて旨い。
フライパンで焼いても小さく縮まないので、食べ応えもあるし見栄えもいい。
それに何と言っても牡蠣の旨味が味わえて、旨いのだ。
とは言え季節は春爛漫の4月で、どう見ても牡蠣の時期ではない。
こんな季節感ゼロの牡蠣料理が味わえるのも、冷凍技術の進歩のおかげ。
それがいいことなのかどうかは微妙なところだが、ありがたいと言うべきだろう。
牡蠣のクリーム煮が好きな奥殿からも美味しいとのことで、ご同慶の至り。
牡蠣のクリーム煮は未だ少し残っている。
晩のアテにしようかと思っていたが、奥殿が美味しいうちに食べたいとのことだったので、出してしまうことにした。
ただしソースがたっぷりなので、ソーセージを入れてかさを増やすことにし、ついでにパンを焼いてそれで食事にする。
ほうれん草が煮崩れて、溶けた感じになってしまったのが残念。
これに合わせたのはトースト。
牡蠣のクリーム煮にパンは抜群に合う。
あまりにも合い過ぎで、パンも追加で焼いてもらった。
最後はお皿に残ったソースを、パンで拭って食べたてしまったが、これはマナー的にペケ。
家でこっそりやるのなら許されても、レストラン、特にフレンチの店ではご法度なので注意が必要だ。
フレンチではソースをパンで拭って食べるのは良いことだと言う人がいるが、それは迷信。
どこでそんな風に間違ったマナーが広まってしまったか分からないが、ソースをパンで拭って食べることはみっともないことだと覚えておいた方が、あなたのためになる。
参考までに「発言小町」のアンサーを載せておきます。
マナー違反は下品なことだからね。
季節感ゼロの牡蠣料理だったけど、美味しかった。
これで今シーズンの牡蠣も終わりだ。
今日もごちそう様でした。
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