上等な蕎麦屋「志庵」【瀬戸市】

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最近蕎麦を食べていないからと、瀬戸市の「志庵」(しあん)という店に行ってきた。

初めに結論を書いてしまうと、Aランクの蕎麦屋で素晴らしい店。

隣りの瀬戸市に、これほどの蕎麦屋があることを知らなかったのは、迂闊だった。

 

自宅から車で小一時間で到着。

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スタイリッシュでお洒落な外観。

明らかにデザイナーの手が入った建物で、余計な物のないスッキリとした印象。

 

店内もお洒落。

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余分なデコレーションのない都会的な設え。

洒落たダイニングバーとしても通用しそうなほど。

 

メニュー。

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二八のざる蕎麦が750円とリーズナブルな価格。

 

他にこんなセット物も。

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初めてでよく分からないので、フロア担当の女性に説明を受けながら、天ぷら膳と単品の三種盛り、それに二八のざるをオーダー。

 

説明してくれる女性の、穏やかで丁寧な接客がとても印象的。

「おもてなし」を受けているという感じが伝わって、とてもいい気分。

 

初めに通された三種盛り。

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サワラの刺し身、焼きナスのなんとか、お麸の揚げ物。

こんなのを見れば、飲みたくなるのが人情。

 

ということでお酒のメニュー。

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日本酒だけでもこれだけの充実したラインナップ。

 

更にこんなお酒も。

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どれも初見のお酒だけど、いいお酒の雰囲気が伝わってくる。

何を頼もうかと迷ったけど、迷った時はメニューの最初のものを頼むのが鉄則ということで、山形の「亀治好日」をオーダー。

 

趣きのある酒器。

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さすが瀬戸物のお膝元の瀬戸市だけあって、器はセンスの良い物を使ってる。

初めて飲む「亀治好日」は、爽やかな酸味の効いた如何にも吟醸系の酒で旨い。

いい酒が置いてあるのは、いい蕎麦屋の証でもある。

 

三種盛りの中では、この焼きナスのなんとかが出色の出来。

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焼きナスの香りと苦味が餡の中に溶けこんで、実に旨い。

どうやったらこんな料理ができるのか、、、

プロの作る料理はアマチュアとはレベルが違う。

 

外食は、家では出来ないものを味わうのが醍醐味。

それと器とか設えとか接客なども重要な要素で、最終的にはオーナーの品格に比例してると思う。

この店がとても素晴らしいのは、オーナーの品格とセンスが良いからなのでしょう。

 

蕎麦が運ばれてきた。

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蕎麦は二八。

 

繊細で見るからに旨そうな蕎麦。

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腰はしっかりあり、かつ喉越しの良い蕎麦。

水切りは十分にされてても、くっついてしまうような感触は皆無。

実に旨い。

蕎麦を食べてるっていう感じがビシビシして、至福の時。

 

奥殿の天ぷら膳に付いてきた、鮨。

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奥殿に言わせると、素晴らしく美味しかったとのこと。

酢飯の上にとろろがかけてあり、イクラと味噌を合わせたもので味付けがされてるという、凝った作り。

それと織部の皿がいい。

私も食べたかった、、、

 

非常に軽く揚げられた天ぷら。

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海老を一本もらって食べたけど、とても甘い。

この価格だとブラックタイガーだと思うけど、まるで車海老のうような甘み。

質の良い海老を使ってるのでしょう。

 

そば湯はポタージュタイプ。

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言うことなし。

 

奥殿もとても気に入った様子で、いつもなら頼まない蕎麦ぜんざいを追加。

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とても美味しかったということで、ご同慶の至り。

 

本当にいい店だった。

⇒ 志庵のHP

 

こんな素晴らしい蕎麦屋に出会えて、幸せ。

 

この後は瀬戸の町をブラブラ。

知らない町を歩くのは新しい発見があって楽しい。

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立派なちゃわん屋。

 

これぞうなぎ屋。

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こんな話は次回ということで。

 

 

 

 

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