お料理 「きふね」 【豊田市】

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2014年も早くも第3週目。

そろそろ本格的にblog活動を始めます、、、ってちょっと大げさか。

 

実質的に今年初の外食先として、今夜は豊田市喜多町にある小料理屋の「きふね」。

きふね-003

趣きのある料理屋で、名前から連想される通り、京都で修行を積んだ板さんの店。

 

 

 

カウンターの奥には「かまど」が設えてあります。

きふね-015

大皿の牡蠣の佃煮を食べ損ねたのは、残念至極。

 

 

 

ビールで潤してから奥三河の地酒、蓬莱泉の「可」(ベシ)を一杯。

きふね-011

 

大ぶりな猪口は、元々蕎麦猪口だったもの。

猪口の歴史から言えば、蕎麦猪口が発展して現在の酒の猪口になったのだから、蕎麦猪口で飲んでも、何ら不都合な話ではありません。

 

しかもこの蕎麦猪口は、古伊万里の品とか。

高級な店の「きふね」らしいところです。

 

画像の左上は、突き出しの「なまこ」のポン酢和え。

高級品です。

 

 

寒かったので温かいものをということで、「揚げ出し豆腐」。

きふね-009

甘酢餡のかかった揚げ出し豆腐。

加賀金沢の治部煮とよく似た味で、さすが京都で修行した板さんらしい料理。

品のいい味で、美味しい。

 

 

もう一皿温かい料理で、おでん。

きふね-005

手前に乗っていた「牛蒡巻き」は食べてしまった後の画像で、申し訳ございません。

 

ここ三河では、このタイプ ↑ のおでんを「関東煮」と言っていて、我々の言うとところの「おでん」は「味噌おでん」 ↓ のことでしたが、いつの間にか関東煮=「おでん」になってしまいました。

 

味噌おでんのイメージ画像
味噌おでんのイメージ画像

 

味も言葉も全国共通になるのは仕方ないですが、食文化としては少々寂しいところ。

偶には昔ながらの「味噌おでん」も食べてみたいものですが、最近見かけません。

味噌おでんの情報があれば教えて下さい。

 

 

 

カウンターの向こうに広がる中庭には、名残りの紅葉が。

きふね-008

 

季節的には落葉してるのが普通なので、板さんに造花ですかと聞けば、本物とのこと。

日当たりの加減で、色づきが遅く、いつも正月過ぎまで紅葉が見られるということです。

風情があっていい感じ。

今年の秋はこのモミジを見に来ましょうか。

 

 

伊万里焼の酒器。

きふね-012

 

詳しくは分かりませんが、かなりお高い物も含まれてるとか。

 

 

 

こちらはお酒のケース。

きふね-020

全般的に辛口のお酒が多いのは、店主の好みでしょうか。

一合2,000円以上もする「吟」もあります。

 

 

 

完食です。

きふね-017

 

久しぶりに訪れた「きふね」は、やはり良い店。

静かで落ち着いた店で、食と酒をじっくりと味わえる店です。

 

 

 

◆ 店舗情報(情報は確認して下さい)

店名 : お料理「きふね」
住所 : 豊田市喜多町4-66
電話 : 0565-33-3409
営業 : 17:00~22:00 / 日曜定休

HP ⇒ 御料理「きふね」

 

また行きます。

 

 

 

 

帰り際に見つけた、同じ建物の中にある店。

きふね-001

 

サボリ?という店で、ワインバーらしい。

気になります。

 

 

次回探検してきます。

 

 

 

 

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