業界人と「魯菴」で新年会【豊田市】

今夜は業界の関係者と新年会。

会場は駅の近くがいいというリクエストで、豊田市駅前の「魯菴」（ロアン）。

お洒落な感覚の和ダイニングの店。

店は満席で、カウンター席だけが空いてるからそこかと思ったら、入り口の直ぐ右手に独立した部屋があり、そこが我々の席だった。

上の画像で言うと、右側の「魯菴」のタペストリーの裏手。

こんな所に部屋があったとは、迂闊にも知らなかった。

定刻きっかりに全員集まるのは、マナーをわきまえた社会人の証拠。

先ずは乾杯。

取り敢えずビールではなく、初手から各自の好きなものを頼むのはいつものこと。

これも自立した社会人の証か。

今日は「和 no 風」という4,300円（税込）のコース料理。

「突き出し」というより、立派な前菜。

下左からワカサギの唐揚げ、帆立のタルタルソース、あん肝。

上は食前酒としてのリンゴ酢と杏仁豆腐。

どれもとても美味しく、同席の女性陣にも受けがよく、この笑顔。

この前菜だけで一席はできてしまう。

次はワインが飲みたいという私の希望を通してもらって、ワインをオーダー。

この店は日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーなどラインナップが豊富で嬉しい。

選んだのは国産の「かみのやま」。

産地は山形蔵王の葡萄で、初めての銘柄。

再び乾杯。

甘さを抑えたスッキリとしたワインで、爽やかな味。

飲み飽きないというより、アッという間に飲み干してしまった。

茶碗蒸し。

梅干しをアクセントにしたサッパリ味で、口直しになる。

刺し身。

左からのどぐろ？、ヒラメ？、帆立。

派手さはないけど、じっくりと旨さが感じられる。

これにはやはり日本酒、ということで福井の黒龍。

綺麗にリンスされたストローグラスがお洒落。

みなさんもそれぞれお酒が進んでる。

何度目の乾杯かわからない。

同席の女性の混浴露天風呂に入ったことがある、という話に興味津々。

聞くところによれば、彼女一人に男二人で（これも意味深な組み合わせ）、深夜真っ暗な混浴露天風呂に入ったとか。

そそる話に酔も回る。

、、、私も混浴露天風呂に入りたい。

サワラの西京焼き。

スーパーで買ってくるサワラとは違って、段違いに大きい。

それと西京漬けを焦がさずに綺麗に焼くのは、さすがプロ。

添えられた菜付きの大根？もとても美味しい。

同じ皿に盛られてた「葛切り」（食べかけ画像で失礼）。

これが抜群に旨い。

ブラインドで食べれば讃岐うどんと間違えそうなほどに腰があって、実に旨い。

思いもよらぬ旨い料理が食べられるから、外食は楽しい。

炊合せ。

鶏に大根が炊き合わせてあり、お餅も入ってる。

白味噌仕立てで、京都人に言わせると京都の雑煮の感じだとか。

素人が作る味とは、一味も二味もレベルの違う料理。

「まっさん」にちなんで、ニッカの最高級ウィスキー「竹鶴」を使ったハイボール。

雑味のない味は、井川 遥の角ハイボールとは明らかに違う。

それとこのステンレスのグラスがいい。

欲しいと言ったけど、くれなかった、、、当たり前か。

〆は土鍋で炊いた炊き込みご飯。

固めのご飯とは対極にある柔らか目のご飯。

水分が多過ぎではなくこれはこういう仕上がりで、ちゃんとお焦げもできてる。

青菜とシラスに大根のご飯が旨い。

ラストにデザート。

杏仁豆腐イチゴ乗せにオレンジの入ったアイスクリーム。

しっかり飲んだしよく食べたし、楽しかった。

満腹＆満足で、ごちそう様でした。

⇒ 魯菴のHP

この質とこの量で4,300円（税込）はお値打ち。

満席の店内が騒々しかったのは、店の雰囲気にそぐわないグループがいたためで、残念なところ。

それにしても満席が二回転もするとは、やはり人気のある店。

また行きます。

時間は遅いけど、もう一軒。

二軒目はこんな店に行ったけど、この話は次回ということで。

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