デカ盛りB級グルメの「みむら」【岐阜県恵那市】
「あまから本店」で五平餅の後は、「みむら」という店でランチ。
和風の構えの立派な店で、午後二時過ぎなのに店内は満席。
待ちの客が二組いたけど、すぐに空きますからというウェイトレスの案内で待機。
我々が通されたのは小上がりで、しかも8人掛けという広い席。
メニュー。
この店のウリは、自家製の生パスタを使ったスパゲティとオムライスらしい。
知らなかったけどデカ盛りで有名なようで、こんな表示も。
ウェイトレスに聞けば、普通でも大盛りの感覚なので小盛りでいいかもとのこと。
さっき五平餅を食べたところだから、食べられるだろうかと不安になる。
で、頼んだのはカニクリームスパゲティと鉄板オムライス。
やってきたカニクリームスパ(950円・税込)。
ギョエ、、、量が多い、皿自体もデカイ。
両手じゃないと持てない大きさ、と言えば皿のサイズがお分かりでしょうか。
見ただけで食べ切る自信を喪失。
ところで、これでホントに普通盛りですか?
奥殿一人ではとても食べきれないということで、手助け。
パスタは柔らか目で、アルデンテとは程遠い腰のない仕上がり。
ソースはクリームたっぷりの感じ。
食べても減っていく感じがしない。
遅れてやってきた鉄板オムライス。
鉄板がジュワジュワ言ってて実に旨そうだけど、これもかなりの大盛り。
ケチャップで炒められた正統派のチキンライスに、ドロッとした卵がかけてある。
熱々のチキンライスと卵、ケチャップソースが混ぜ合わさり、旨い。
、、だけど量が多い。
奥殿のパスタを手伝ったし、さっき五平餅も食べたから、実にしんどい。
ヒーヒー言いながらやっと2/3やっつけたけど、ここからが我慢大会。
頑張ったけど、残り1/4の時点でギブアップ。
とても完食はムリ。
普通に美味しかったけど、途中棄権。
それにしてもメニューにはこんな凄いのもある。
メガ盛り、、、恵那の大食いの聖地「みむら」とある。
どんなものか見てみたい、ということでネットにあった画像で紹介。
メガパスタのミートソースとあさりバージョン。
皿ではなくこれはもう鍋!
ネットによれば重量 1.5 kg、、、
普通なら一人前は100g程度だから、とても食べきれる量ではない。
こちらは「ロースカツ天国」。
厚さ3cmはある分厚いロースカツが5枚!乗ったソースカツ丼。
これは「ロースカツ天国」というよりも、「ロースカツ地獄」ではないか。
普通盛りのオムライスですら完食できなかったのに、こんなの絶対にムリ。
どちらにしてもデカ盛りというすごい世界があるもの。
味だけど、パスタは腰がなくフニャとした食感で口に合わない。
ただしソースは旨い。
オムライスは平凡な味で、どちらも特に旨いというレベルではない。
それでもこれだけ人気があるのは、やはり量を求める人が多いということか。
「みむら」を一言で評価するなら、” デカ盛りB級グルメ” の感じかな。
⇒ 「みむら」のHP
大盛りを売りにしてる楽しい店だけど、個人的に再訪はない、と言うかムリ。
帰り際、こんな店があったので寄り道。
恵那の名物「かんから餅」とある。
買ってきたのがこれ。
かんから餅の意味は不明。
中身はこんなの。
店頭で注文を受けてから作ってくれる(750円)。
胡麻、きな粉、こし餡でお餅をくるんだもの。
そこそこに美味しいお餅で、乱暴に言えばこれもB級グルメかな。
恵那市は人口は5万人程の街だけど、食べ物の文化が発達してる気がする。
伝統的なものから今風のものまであり、それらが共存してるのが興味深い。
例えば今日行った「五平餅」や「かんから餅」、それに地元特産の恵那栗を使った栗きんとんなどなど。
江戸前「そめいよしの」のような旨い寿司を出す店もあって、とても山間の街とは思えないバラエティー豊かな店があるのが不思議。
それに今日偶然見つけたこんなフランス料理の店もある。
「メゾン・ド・ジャルダン」。
今日の服装(チノパン)ではドレスコード(そんなものは無いと思うけど)に引っかかりそうで入店しなかったけど、一度は訪れてみたい店。
本格的なフレンチの店で、ランチでも3,000円程度から。
それにしても田舎なのにどうしてこれほどの店が存在してるのか、、、
恵那の人って外食好きなのか、、、謎が深まる。
恵那市、興味深い街でもう少し探検してみたい。
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