純米大吟醸の「花陽浴」(はなあび)

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今日は素晴らしいお酒を貰った。

貰ったのは埼玉県の「花陽浴」(ハナアビ)。

花陽浴-05

しかも純米大吟醸というトップモデル。

とても嬉しい。

 

ちょっと前までは「ハナアビ」と言っても通じないほど認知度が低かったけど、今では入手するのが非常に難しいお酒になってる。

理由は蔵元の南陽醸造が小蔵で、生産量そのものが少ないことに加え、造られる酒が素晴らしく旨いためにリピーターが続出するから。

それにしてもよく手に入ったもの。

 

こちらは以前買った、花陽浴の八反錦(ハッタンニシキ)。

花陽浴-014

画像の撮影日を見ると、2012-12-26とあるからそんなに古い話ではない。

この頃は買えないということはなかったけど、この後急激に人気が出てしまい買いにくい状態が続いている。

 

そう言えばこの花陽浴-八反錦は ”吊るし搾り” という、非常に手間のかかる搾り方で造ったお酒。

花陽浴-033

吊るし搾りとは、お酒の元である ”もろみ” を袋に入れ、それを吊るして自然落下でポタポタと落ちる滴を集めたお酒で、非常に手間も暇もかかる作り方。

しかも無駄も多いため、高価になってしまう。

それだけに透明感と雑味のない吟醸香に包まれたお酒に仕上がり、素晴らしいお酒に酔いしれてしまう。

 

これが吊るし搾りの作業風景。

袋吊り搾り

南陽醸造で酒造りをしてる人たちは若く、みな三十代。

だけど人は少ない。

南陽醸造の跡取りの姉と弟に、姉の旦那を加えたたった三人ですべての作業をこなしてるのだから、たくさん出来ないのも当然。

 

以前お姉さんとメールしてたけど、麹の発酵の時などは寝る暇もないとか。

そんな若い連中が情熱を傾けて造ったお酒だから、やはり出来が素晴らしい。

そんな彼らに惚れてよく買っていたし、実際に旨い。

花陽浴-028

これは山田錦の「おりがらみ」と「袋吊り搾り」。

全ての花陽浴に共通するのは華やかな吟醸香で、封を開けた時の香りが素晴らしい。

大げさに言えば半径1mほどの空間に素晴らしい香りが漂い、しかもそれがお酒の香りとは俄に信じられない柑橘系の香り。

 

他にはこんな花陽浴も飲んだことがあった。

桜色の花陽浴-014

備前雄町、、、今から思うとかなり贅沢に飲んでいた。

 

これは同じ八反錦でもバージョン違いで、純米大吟醸。

花陽浴-純米大吟醸-022

これも吊るし搾りだから、トップモデルの一つ。

 

その時のアテが寒ブリの刺身。

花陽浴-純米大吟醸-028

いや~、いま見ても旨そう。

 

華やかな花陽浴にはピッタリのアテ。

花陽浴-純米大吟醸-026

そうだ、今日のアテとして刺し身を買ってきてもらおう。

これほどのブリは手に入らないかもしれないけど、奥殿に頼んでおかないと。

 

久しぶりの花陽浴を開封するのが楽しみ。

イカン、、、ヨダレが出てきた。

早く晩ごはんにならないか、、、

 

 

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