華やかで魅惑的な「花陽浴」の赤ラベル
いつもお世話になってる人からお酒を頂戴した。
しかも入手困難な「花陽浴」(ハナアビ)の赤ラベル(栃木県)。
花陽浴としては基幹となるお酒で、花陽浴の特徴を最も現してるお酒。
いつの頃からか貼られるようになったラベル。
読みは「瓶囲(ビンカコイ)無濾過生原酒」というもの。
「瓶囲」の意味は搾ったお酒(完成品)をそのまま樽に入れておくと、樽の上と下で澱(オリ)の貯まり具合が違ってしまい、当然味も違ってしまう。
味が違ってしまうことを防ぐために、搾ったハナから瓶に詰めて貯蔵することを「瓶囲」という。
ここらあたりは搾ってから樽に詰めて熟成させるワインとは違うとこだけど、そのワインと日本酒の味が極めて近い味に仕上がるものがあるのが不思議なところ。
前置きが長くなったけど、早速飲んでみることに。
う~ん、、旨い。
華麗にして爽やかな飲み味。
さっきも書いたけど、白ワインと言っても通りそう。
日本酒がヨーロッパでも受け入れられるようになったのは、こういうワインテイストな日本酒が出まわるようになったのも一因なのでは。
獺祭(ダッサイ)とか醸し人九平次、小左衛門、それにこの花陽浴などに共通するのは、フルーティーな酸味が効いていること。
そしてそれらの蔵人たちがみな若く30代前後というのも興味深いし、頼もしい。
今日はメインがカレーだったので、ビールに合うアテが用意してあった。
でも折角の花陽浴だから、お酒に合うアテを急遽用意してもらった。
菜の花の酢味噌和え。
春らしいひと品で、お酒にはぴったり。
そう言えば近ごろ菜の花のことを「なばな」と言うけど、違う物なのか。
はんぺん。
残念ながらいつものマルヘイ商店(岡崎市)のはんぺんではなく、味は数段落ちる。
雑味というか苦味というか、すり身自体が荒い味で美味しくない。
こんな魚の刺し身でもあれば上等だけど、、
生の本マグロ、、一本2万8千円もしてはとても手が出ない。
切り干し大根。
こういう料理は花陽浴がすすむ。
これが今日の本来のツマミ。
オムレツのカレーかけ。
これはこれで美味しいけど、日本酒にはチョット合わない。
これにはやはりビールでしょ。
ビールと言っても新ジャンルの麦とホップだけどね。
ロング缶でも150円ほどと格安のビール飲料でも、私にはこれで十分。
〆はカレーライス。
今日の昼ご飯もカレーだったけどね、、、
ま、重なるときは重なるもので。
花陽浴、とても美味しいお酒。
こんなレアなお酒を頂いてしまい、ありがとうございました。
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