小左衛門の蔵元「中島醸造」で酒の試飲会【岐阜県瑞浪市】
日本酒「小左衛門」の蔵元である中島醸造で試飲会があったので、出かけてきた。
ここが中島醸造の正面で、堂々として風格のある建物。
去年の試飲会に続いて二度目の訪問。
中島醸造は岐阜・瑞浪市にあり、車なら一時間弱で行けるところだけど、お酒の試飲会なので今日は電車。
滅多に乗ることのない愛知環状鉄道。
揺れも少なく快適な電車。
新豊田駅から終点の高蔵寺でJR中央本線に乗り換えて瑞浪へ。
乗り換え時間も含んで約1時間ちょっとで到着。
速いものです。
瑞浪の駅から歩いて10分ほどで小左衛門の故郷、中島醸造が見えてきた。
土岐川のたもとに建ってる五階建ての建物が印象的。
蔵の人によると、むかし焼酎を作っていた時があり、この建物はその焼酎を蒸留するための蒸留塔で、今は使っていないとか。
ここを使って和食レストランでも開いたらという話も多いけど、木造五階建てでは今の建築基準法に触れてしまい、出来ないとのこと。
放っておくには惜しい建物だ。
綺麗に掃除された玄関先。
隅々まで掃除が行き届いていて綺麗にしてあるのはいつものこと。
中に入ればこの雰囲気。
大きなモミの木の木漏れ日が実に爽やか。
まさに五月の薫風に包まれて、いい感じで賑わってる。
試飲は10回分のカードを500円で買い、飲みたいものを選ぶシステム。
これがそのカード、、、既に6杯飲んでしまってる画像ですが。
試飲のお酒はこちらの蔵の中で選ぶ。
意外と女性が多く、1/3 は女性の感じ。
小左衛門が吟醸系のフルーティーな感覚なので、女性のファンが多いということか。
このプラスチックのカップに注いでもらう。
市中に出回っていない未発売のお酒もあり、興味津々。
早速注いでもらう。
あれこれ飲み比べられ、違いが分かって楽しい。
どれがどんな味だったのか、ちゃんとメモしておかないと分からなくなってしまう。
どれか一つ選べと言われると選べないほどレベルが高い。
ツマミは屋台(テント)で売っている。
地元瑞浪のブランド豚肉がある。
これが旨かった。
薄い塩だけで味付けされ単純に焼いただけの豚ロースだけど、肉そのものが旨い。
臭みなどは全くなく、柔らかい肉の味が甘く感じるほど。
瑞浪ボーノポークというらしいけど、気に入って二枚も食べてしまった。
若い杜氏さん。
私が去年の試飲会にも来たことを覚えていてくれたのにはビックリ。
若い感性で美味しいお酒を作ってくれてるのが頼もしい。
今日飲んだ中ではこれが一番かな。
未発売だけど、特別に売り物があるとのことで買わせてもらった。
「出羽蝶々 おりがらみ」というもので、1,600円(720ml)。
未発売ということでラベルはなし。
10杯飲んでしまった。
大して飲んでいないと思ってたけど、結構いい感じになってる。
チェイサーは仕込み水。
何の手も加えていない地下水で、円やかな味。
ペットボトルに入れてお持ち帰りの人もいたから、やはり美味しい水なのでしょう。
同じベンチに座った人に話しかけたら、蔵巡りが趣味の凄い人だった。
先月には豊田市にある浦野酒造の蔵開きも行ってきたとかで、驚いた。
年に2~30ほどの蔵を巡ってるとかで、お酒に関しても実に博識。
話も内容が面白いし、実に楽しい人だった。
蔵見学があったので、見学させてもらった。
説明役は蔵主(社長)が努めてくれるという。
なかなか興味深い話も聞けて面白かったけど、長くなってきたので続きは次回に。
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