試飲会の後は加登屋の「あんかけカツ丼」【岐阜県瑞浪市】
- 2015.05.05
- 岐阜県
小左衛門のブランドで有名な中島醸造(岐阜県瑞浪市)で行われた試飲会。
午後から蔵見学があるというので見学させてもらった。
昨年もあったのだろうけど、気付かずに寿司を食べに行ってしまい、今年が初参加。
蔵主(社長)自らが説明をしてくれる。
瓶に入っているのは酒米の山田錦で、60Kgで36,000円もするとか。
10Kgで6,000円だから、食用のコシヒカリよりはるかに高い。
左側が精米前で、右が50%精米したもの。
もともと高い山田錦の半分を研いでしまうのだから、お酒は高級品だ。
因みに食用のお米だとここまで精米できず、粉々になってしまうという。
それに食用のお米で酒を作っても、不味くて商品にならないとのこと。
日本酒女子が多い。
学生のように真面目に聞いてる。
タンクはステンレス製。
昭和40年(1965年)とあるから、50年も使ってる。
「始禄」とあるのはこの蔵のブランドのこと。
中島醸造の酒造りが元禄年間(300年ほど前)に始まったことから「始禄」と名乗ったという。
巨大な圧搾機。
ここに発酵した醪(もろみ)を入れて搾れば日本酒になる。
これも圧搾機だと思うけど、詳細は不明。
全然違う機械かもしれないから、違ってたら失礼。
楽しく為になる蔵見学も終わり、再び試飲会場へ。
みなさん木漏れ日の下で試飲しながら寛いでいる。
我々はお腹も空いてきたということで、この会場を後にして次の目的地へ。
いい雰囲気でまた来年も来たくなる中島醸造の試飲会だった。
向かった先は瑞浪の駅前にある「加登屋食堂」。
ここへ来た理由は、看板にある名物の「あんかけカツ丼」を食べるため。
午後も二時なので昼の営業が終わっていないか心配だったけど、開いていて一安心。
サンプルがあるのが懐かしい。
店に入ってビックリ。
二時過ぎというのに満席だし、客足はまだまだ途切れない。
この時間でこの賑わいは何なのか。
やっているか心配して来たけど「加登屋食堂」をナメてました。
ここは名代の店なのです。
頼むものは決まってるけど、一応メニューを。
カツ丼も親子丼も玉子丼も全て700円の横並び。
カツ丼が安いのか玉子丼が高いのか微妙なとこだけど、他にはない価格設定。
注文が集中してても10分ほどでやってきた「あんかけカツ丼」。
丼の色も形もバラバラというのがご愛嬌。
よく見ればコップの形も大きさもバラバラだけど、気にするほどのこともない。
ここは食堂なのですから。
「あんかけカツ丼」とは文字の通りカツ丼に卵で絡めた餡をかけたもの。
味が濃いのはこの地方の味なのだろうし、角に座っていた高校生などにとっては、これぐらい濃い味でないとダメなのでしょう。
あんかけカツ丼の説明はコチラを ⇒ あんかけカツ丼
実はこの時、隣の小上がり中島醸造の若旦那(息子さん)が入ってきた。
若旦那とは面識があり挨拶を交わしたけど、業界の関係者らしき人の接待で来てるためそれ以上話はできなかった。
若旦那が瑞浪の名物ですと説明していた通り、瑞浪のソウルフードというところ。
いい天気で試飲会も楽しかったし、あんかけカツ丼も楽しめていい一日だった。
⇒ 中島醸造 HP
⇒ 加登屋食堂 HP
また来年も来ちゃいそうです。
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