「ブール・ブール」のいちじくのケーキ【豊田市】

自宅にお客さんがあるということで、お茶菓子を買いにケーキ屋へ。

お客さんとは数年前にアマリリスの球根をくれた近くの婦人で、そのアマリリスが綺麗に咲いたのでお招きした次第。

そのご婦人はお茶や華、お琴などが趣味という粋人なので、お茶菓子にも気を使う。

で、向かった先は豊田市の五ヶ丘にあるケーキ屋「ブール・ブール」。

初めてだけど、コンパクトでキュートな外観で美味しそうな雰囲気。

ケースにはたくさんのケーキがあって、目移りしてなかなか決まらない。

どれも華やかで美味しそう。

一際目を引くのは苺のタルト。

苺の赤色は華やかさがあり目を引く。

こちらはイチジクとメロンのタルトレット。

季節感たっぷり。

これはリンゴのクラフティって書いてあるけど、意味はよく知らない。

リンゴを焼いてクリームなどを詰めたものとか。

ボリューム感たっぷり。

抹茶を使ったケーキもあった。

明日のお客さんはお茶が趣味の人なので、抹茶のケーキを出していいものかどうか迷うところ。

ロールケーキもある。

ロールケーキは地味で華やかさに欠けるからパス。

こちらはシュークリーム。

シュークリームはかぶりついて食べるとこが下品なので、来客用には不向き。

こちらは焼き菓子。

焼き菓子は興味なし。

で、買ったのはいちじくのタルトレットとリンゴのクラフティ。

帰り際に気づいたけど、焼き上がりの時間が掲示してあった。

ケーキだけではなくパンもあるらしい。

翌日、約束の時間ピッタリにみえたお客さん。

日本の伝統文化に通じてる人なので和装かと思ってたけど、今日は洋装。

夏のスカーフを巻いてとてもお洒落な姿。

綺麗な人だしセンスもいいから何を着てもサマになる。

先ずはアマリリスを見てもらう。

もらった球根は2個だったのがこんなに増えて、しかも立派に咲いてるのが嬉しいととても喜んでいた。

そのご婦人の家では鉢植で、これほどたくさんの花を付けないとのこと。

なにか特別なことをしてますかと聞かれたけど、冬に腐葉土を被せることしかしていないと言ったら驚いていた。

やはり地植えは強いのでしょうとのこと。

で、お茶にしてもらう。

いちじくのタルトレット。

一口食べたらこれが美味しい。

いちじくが表面にかけてあるだけでなく、中にも入ってる。

中は生クリームとカスタードクリームにいちじくが合わせてあり、とても美味しい。

ご婦人もいちじくのケーキは初めてだけどとても美味しいとのこと。

ご同慶の至り。

生クリームは本物の生クリームで、植物油由来の所謂ホイップクリームなどという変な物を使っていないのがいい。

ここでご婦人から衝撃的な話しが。

ご婦人は猫が大好きだけど、ダンナさんは猫が大嫌いなのだとか。

ダンナさんの猫嫌いも相当なもので、NHK-BSでやってる岩合さんの番組を見るのも嫌だとかで、徹底した猫嫌い。

そしたらご婦人がヒトコト。

いいの、一人になったら猫を飼うから、、

この言葉にジョークとも本音とも取れず、固まってしまいリアクションが出来ない。

女性って思いもよらぬことを考えてるものなのね。

って、私の家も同じか。

このいちじくのケーキは美味しい。

調子に乗って二個目。

いちじくの果肉のあっさりとした甘みと、口溶けのいい生クリームとの相性も抜群。

生地のパイ生地も油控え目でとてもあっさりとしてる。

こんな凝った美味しいケーキを作るパティシエは大したもの。

パイ生地から生クリーム、いちじくのどれか一つミスっても美味しくなくなるだろうし、それらを合わせて一つのケーキに仕上げるセンスも素晴らしい。

昔のイチゴのショートケーキとは全く違う世界。

この世界も格段に進化してるのね。

◆ 店情報 （情報は確認して下さい）
店名 ： ブール・ブール
住所 ： 豊田市五ヶ丘3-14-5
電話 ： 0565-42-5900
営業 ： 10：00～19：00 / 月・火 変則定休

⇒ ホームページ

オーバーデコレーションでないちゃんとしたケーキに好感が持てる。

今度はメロンのケーキが食べてみたい。

ブログ村のランキングに参加してます⬇