物事には優先順位と言うものがある(らしい)【自宅】
- 2017.03.27
- 家飲み/家食べ
最近 ”欲しいもの病” が再発し、カメラが欲しくなった。
カメラならあるではないかと言われればその通りだが、時々カメラが欲しくなるのだ。
で、いま欲しいカメラがコレ。
RICOHのGRⅡ。
コンパクトカメラでしかも単焦点レンズ(ズームができない)というスペックだけ見れば、時代遅れの古臭いカメラ。
それに見た目もご覧の通りの地味な感じなので、見栄えのいい要素はどこにも無い。
しかもコンパクトカメラなのに実売価格は7万円もする(以前は10万円!もした)。
こんな見栄えのしないカメラなのだが、巷では ”最強のスナップシューター” と呼ばれているのだ。
そのヒミツはこのカメラが搭載しているセンサーの大きさにある。
このGRⅡにはAPS-Cというサイズのセンサーを使っているが、それは一眼レフカメラに匹敵する、或いは凌ぐサイズのセンサーなのだ。
私が今使っているPENTAX Q10 は 1/2.3 というサイズで、その大きさの違いは下図の通り歴然としている(出典:カメラと散歩)。
カメラの写りの良し悪しは、単純に言ってしまえばセンサーのサイズで決まってしまう。
よく言われる画素数が多い方がいいと言うのは、同じセンサーサイズ同士なら比べる意味もあるけど、センサーのサイズが違うもので比較するのは意味をなさない。
画素数が多いというのは光を受ける点(画素)が増えることで、それは画素が増えれば増えるほど全体の受光面積は小さくなる。
この辺りはマニアックな話になってしまうので割愛するけど、興味のある方はこちらを参照していただきたい。
⇒ デジカメの画素数 。
他にはレンズが大きな要素になるけど、GRⅡが使っているレンズは単焦点レンズで、単焦点のレンズは元々写りが良いレンズなのだ。
私がいま使っているカメラも単焦点レンズを組み合わせているが、望遠レンズに比べてその描写力は圧倒的にいい。
RICOH GRⅡの大きなセンサーに単焦点レンズというのは、最強の組み合わせなのだ。
私のPENTAXは小さいながらも一眼レフカメラ。
暗い飲食店内で、ブログ用の画像を撮るという今の使い方にはピッタリなのだが、それでもGRⅡの記事を読む度に浮気したくなる。
その記事 ⇒ ログカメラ
ちょっと長い記事だけど、GRⅡに惚れる気持ち、分かりますよね。
で、ある日、奥殿に新しいカメラが欲しいと話してみた。
私:カメラが欲しいのだけど
奥:カメラならあるじゃない
私:うん
奥:どうしても必要なものなら買っていいけど
私:・・・
奥:で、新しいカメラはいくらするの?
私:(小さな声で) ナナマンエン
奥 :今のカメラではダメなの?
私:そんなことはないけど、、
と、こんな調子で旗色悪し。
それよりもガスコンロを新調したいと奥殿が言う。
えらい所でやぶ蛇だ。
まぁ、言われてみれば最近ガスコンロの調子が悪く、センサーが過敏に反応して、使っている最中に切れることがある。
それが結構ストレスなのだそうだ。
それに20年以上も使っているからか、火力(ガスの出具合?)が落ちているようで、お湯を沸かす時間も以前より長くかかっている気がする。
カメラは無くても生きていく上では問題はないが、ガスコンロが無いと料理が作れないから、死活問題。
しかも一年365日、三度三度使うから必要不可欠なもの。
で、コンロのサイトを見てみれば、15~20万円前後とのこと。
カメラとコンロを比べられては、カメラに勝ち目はない。
何と言ってもコンロは毎日の食べることに直結するからね。
物事には優先順位があるということで、GRⅡはあえなく却下。
暫くはほとぼりが冷めるのを待つしかないか。
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