人の繋がりで「まめあん」から「コンケーン酒場」へ【豊田市】
- 2018.07.28
- 豊田市内
私には気に入った店があると繰り返し行く癖がある。
今夜お邪魔した「まめあん」もそんな店の一つで、この一ヶ月で3回目の訪問。
6時過ぎに入店すれば、もうレジで会計をしている先客がいた。
この時間に会計をして帰るということは、何時から飲んでいたのだろうか。
そんなお客さんと入れ違いに座ったのは、もちろんカウンター席。
余計なデコレーショのないスッキリとした設えが、爽やかな印象を与える。
先ずはカンパイ。
私はビールだけど、名古屋から来てくれた彼女は車なのでお茶(ジャスミンティー?)。
メニューは多種あるけど、どれも美味しそう。
彼女も私も生の魚があまり得意ではないので、刺し身系はパス。
この中から銀だらの味噌焼きと、丸なすの揚げ出しをオーダー。
それと野菜が大好きな彼女のオーダーで、生湯葉のサラダも頼んだ。
彼女のオーダーは新玉ねぎのサラダだったけど、私のワガママで生湯葉のサラダに変更してもらった。
毎日オニオンスライスを食べている私なので、玉ねぎサラダ以外にしてもらったのだ。
お通しは ”だつ芋煮のジュレ掛け” 。
これが素晴らしい一品で、彼女もとても気に入った様子。
また器も夏らしいガラス製の小鉢で、透明感があって見るからに涼しげ。
だつ芋を煮たものと聞いたけど、ほとんど生の感覚。
出汁の効いたジュレのお汁が掛けられていて、素人が作れるレベルではない。
こんな美味しい料理がお通しで出るのだから、この店のクオリティーの高さが伺われる。
私のワガママで変更してもらった ”生湯葉のサラダ”。
ここにもジュレ状のだし醤油が使われている。
フレッシュ感のある野菜が使われていて、美味しい。
この店の料理には日本酒がとても合う。
で、小左衛門。
家でもレギュラーで飲んでいるお酒だけど、店で飲むとより美味しく感じるのは何故だろうか。
美人女将がお酌してくれるからかもしれないが。
何れにしても美味しいお酒で、酸味の効いたフルーティーさがいい。
丸なすの揚げ煮浸し。
特別なことをしている訳ではないと思うけど、丸茄子が上等な ”料理” になっている。
手を抜かずにちゃんと作った感じが伝わるひと品で、やはりプロが作る料理は、我々素人が作るものとはどこそこ違う。
上品で美味しい丸茄子の揚げ煮浸しだった。
店もよく賑わっている。
カウンターこそ8席しかないが、二階は掘りごたつ式の座敷が50席ほどあるというから、かなりのキャパ。
お客さんが次々と二階へ上がっていくから、相当に賑わっているようだ。
やはり美味しい店というのは、皆さんよく知っている。
銀だらの味噌焼き。
私の大好きなひと品で、油の乗った銀だらと味噌のコラボレーションが素晴らしい。
銀だらの味噌漬けは、この店の自家製とのこと。
京都にある「一の傳」の西京漬けにも負けず劣らずの味で、京都へ行かなくともここで銀だらの味噌漬けが食べられるのが嬉しい。
ラストに海老真丈を頼んだ。
摘んでしまってからの画像で恐縮。
本来はもっと多い。
海老のすり身が上品で、お酒にピッタリのひと品だ。
で、もう一軒行きたいからということで、ちょっと早いけどお開きにした。
いつ食べても美味しい料理で、ごちそう様でした。
⇒ まめあん-駅南店(食べログ)
見送りに来てくれたママに、駐車券の認証を忘れたと伝えれば、踵を返して認証してきてくれた。
意外とおキャンな一面もある可愛いママ。
そんな心遣いが嬉しくて、また行きたくなるのが男の弱点か。
二軒目はイタリアンでもと思っていたけど、近くに新しくオープンした店があることを思い出し、急遽予定変更。
向かったのはタイ居酒屋の「コンケーン酒場」。
店はヴィッツ豊田タウンの一階にある。
お気づきの方もおられると思うが、同じビルの4階にあるタイ・レストラン「タニサラ」の姉妹店だ。
少し前に「タニサラ」で一杯やったときに、「タニサラ」のオーナーから新しい店がオープンすることを聞いていたのだ。
タイ居酒屋なので、先ずはプーケットから。
南国の味で、フルーティーな感じのビール。
彼女はスイカのドリンク。
スイカをまんま凍らせ、それを専用のクラッシャーで砕いたものとか。
キレイな色のジュースが、キレイな彼女にお似合いだ。
スイカのジュースって初めてかな。
お腹は膨れているけど、何かないと飲めないのでエビのナンチャラ。
タイ料理はやはりエビが主役。
ピリ辛で美味しい。
そんなところへオーナーが来てくれた。
しかもウィスキーを持参。
ちょっと前にみんなでタニサラで飲んだ時に、誰かが私にと、ウィスキーを一本キープしていってくれたとか。
そんな気の利く男はいないと思うが、聞けば女性とのことで、ますますミステリーに。
誰がキープしてくれたのかは分からないが、遠慮なく頂くことにする。
メリハリの効いたウィスキーで、ガッツリとした感じ。
チビチビといくことにする。
彼女がオーナーに、シニアオープンでタイ人のマークセンが優勝したことを話せば、オーナーがマークセンとのツーショットを見せてくれた。
オーナーはマークセンと親しく、マークセンが中日クラウンズに出場する時は、必ず「タニサラ」で食事していくとのこと。
去年のクラウンズの最終日、たまたま私が友人とタニサラで飲んでいたら、マークセンがキャディーたちを連れて食べに来たのに出くわしたことがある。
⇒ その時の記事
マークセンは意外に小柄な人だったけど、シニアに出るような歳には見えず精悍な感じ。
ただし話してみれば(通訳を通してだが)気さくで親しみやすい人で、さすがレギュラーでもトップクラスの選手は、マナーもいい。
そんなことを話していれば、私の知り合いがここ「コンケーン酒場」にいることに気づいた。
彼とはもう10年以上会ってないが、出会う時はこんなもので意外な場所で会うものだ。
聞けば彼は今ある研究所にいるとのことで、そこは最近私の息子が訪れた所。
そのことを話せば、彼も「息子さんのことは知ってますヨ、」とのこと。
ホントに人の縁とは不思議なもので、何処で繋がっているのか分からない。
酒の席もどんな縁でつながっているのか分からないが、そんな縁を大事にしたいものだ。
〆にはこんなものを食べたみたいだけど、何だったかな。
それほど酔っていないと思っていたけど、食べた覚えがないのは酔っていた証拠か。
そんなこんなでここもお開きにして、帰ることにした。
⇒ コンケーン酒場(食べログ)
いや~美女と食事するのは楽しいし、美味しいものがより美味しくなるネ。
またやりましょう、ごちそう様でした。
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