鯖の味噌煮で一杯の後の「焼きうどん」が旨かった【自宅】
- 2019.04.14
- 家飲み/家食べ
この日の晩ご飯のメインは鯖の味噌煮。
お酒のアテにもピッタリの料理。
鯖料理の中では、しめ鯖や塩焼きなどと並んで好きな料理だ。
ただし家で出される鯖の味噌煮は、冷凍のレトルト物。
なので湯煎すればものの数分で出来てしまうという、超手抜き料理なのだが、これが馬鹿にできない旨さ。
使っている鯖がノルウェー産の大西洋鯖なので油はノリノリで、しかも骨が抜いてあるから実に食べやすい。
味も良く、かなり気に入っているものだ。
そんな好物のさばの味噌煮を出されれば、飲まずにはいられない。
イヤ、ちょっと言い方が違った。
鯖の味噌煮が出されたから飲むのではなく、飲むのはいつものことだけどね。
それはともかく、合わせた ”房島屋” というお酒の酸味が、鯖の味噌煮にドンピシャリ合う。
こんな美味しい組み合わせができるのだから、日本とノルウェーの友好に感謝したいものだ。
これは長ヒジキの煮物。
以前、沼津出身の人に長ヒジキを貰い、その美味しさにビックリしたことがある。
それ以来ヒジキと言えば長ヒジキを探して買うようにしている。
長ヒジキは普通のヒジキと比べて苦味が少なく、また食感も違ってとても美味しいのだが、ここ愛知県であまり見かけないのが残念なところだ。
他にもいつものアテを並べてもらっていたが、今さら説明するのもナンなので省略。
で、〆のご飯になるのだが、この日はご飯の用意がなく ”うどん”。
うどんは別に構わないが、焼きうどんにして欲しいとのこと。
焼きうどんは私の担当なので、イコール私に作って欲しいということだが、そこは出来たダンナのワタクシ。
作ります。
ソーセージとほうれん草をトッピングして、チャチャチャと炒めればハイ出来上がり。
オォ、美味しそうではないか。
丁度あった温泉卵、と言うより茹で過ぎてゆで卵になってしまった卵と、仕上げにかつお節をパラリとかければ、店で食べる焼きうどん以上のパフォーマンスとビジュアル。
味付けは出汁醤油と本だしだけだが、これがバッチリの味で美味しいのだ。
奥殿からもとても美味しいとのことでご同慶の至りでも、「これからも焼きうどんはお願いします」には参るが。
ただ自分で言うのもナンだけど、実際美味しい。
純粋な ”和” のうどんが、フライパンで焼かれたことにより和洋折衷な料理に変身している。
合わせられたソーセージからにじみ出た塩気も、味を引き締める隠し味になっている感じで、いい雰囲気。
それとかつお節だ。
パラっとかけてあるだけのかつお節だが、これがあるのと無いのでは大違い。
日本人の体に馴染んだ味というか、五感に染みる味なのだ。
このかつお節の味、大味のアメリカ人には分からないだろうな(失礼)。
日本に生まれて良かったという味だ。
う~ん、今日も美味しかった。
ごちそう様でした。
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