キャリアな女子にはシックなバー「1109」がお似合い【豊田市】
- 2019.09.16
- 家飲み/家食べ
今夜は久しぶりにある女性と一杯。
彼女は某会社の社員で、仕事をバリバリにこなしているキャリア女子。
それにいつも小綺麗にしているキレイ系の美女だ。
趣味も多彩で、文学少女であったり歴女であったり美術品の鑑賞マニアであったりで、この春には曜変天目の国宝三碗を観るため、東京・奈良・滋賀の美術館を東奔西走してきたとか。
そんな女性ではあるが、パンダのスタンプに凝るという意外な一面もあり、オフ会にも参加するという入れ込みよう。
この日もパンダとご同伴で、早々に記念の撮影タイム。
こういうのを ”カワユイ” と感じる女性の感性は、男では理解できない未知の領域。
ところでパンダと私とどっちが好き?と聞いてみたいものだが、「パンダです」と答えられた日には私の居場所が無くなる。
と言うことで、怖くてそのことを聞けない私が情けない。
話が前後してしまったが、この日訪ねた店は「1109」。
シックでアダルトな大人のレストラン・バーだ。
約束の時間に着けば、時間に正確な彼女は先着していた。
美女を待たせるのはマナー違反だが、仕方ない。
開店早々の入店なので、我々が一番客。
今は空いているが、時間を追うごとに混んでくる。
事実、我々が帰る頃にはほぼ満席だったから、やはり遅い時間の方が賑わう。
レストラン・バーなので、それが普通か。
彼女に何にする?と聞けば、ビールとのこと。
この店にはビールも各種あるが、どれもそれぞれの味があり旨い。
個人的に好きなのは ”白穂乃香” なので、それからいってみた。
お久しぶりということで、カンパイ。
苦味の少ない爽やかなビールで、泡も美味しい。
これはビールサーバーの管理が行き届いるのと、バーマンの注ぎ方が上手なこともある。
それとグラスもしっかりリンスされているからだ。
同じ生ビールであっても、店によって旨さが違うのはこのため。
料理はどうしましょうと彼女に聞けば、私にお任せとのこと。
彼女は好き嫌いがないからチョイスが楽で、私の好きなものでいってみた。
先ずはソーセージ。
この店のソーセージはマスターの手作りで、しかもそれが旨い。
待つほどもなくサーブされたソーセージ。
肉々しいソーセージで、プチッとした歯ごたえもいい感じ。
それと茄子のナンチャラもソース代わりに盛ってくれて、ソーセージに塗ってどうぞとのことだったけど、名前は忘れてしまった。
酸味の効いた味で、パテのような感じ。
ソーセージに塗って食べれば確かに合う味だった。
それと付け合せのポテトサラダも美味しい。
しっかりマッシュされたクリーミーなポテトサラダで、私の好きなタイプ。
ポテトサラダだけもう一皿もらっても良かったかも。
二品目はピザ。
マルゲリータと迷ったが、四種のチーズのピザにした。
以前食べて美味しかったので、リピート。
この店のピザは、生地からコネコネして作る本格派。
バーでここまで本格的なピザが食べられるのは驚きだ。
焼きも石窯で焼くというコダワリ。
この窯で焼くピザが旨いのよね。
焼いてくれているのがこの店のマスター(後ろ姿で恐縮)。
熱々の窯から出された出来たてのピザ。
バーマンにサーブされた熱々のピザを食べれば、チーズの塩味がピザ生地に染みてとてつもなく旨い。
ピザは薄生地のクリスビータイプで、それも気に入っている。
専門店のピザでも、ここまで旨いものは少ない。
生地はサクッ、チーズはトロ~というコラボレーションが素晴らしい。
いいじゃないかこのピザ。
ピザが好きな彼女からも美味しいとのことで、恐悦至極。
女性に喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなる。
彼女と会うのは去年の春以来で、一年半ぶり。
その間も間接的にお互いのことを聞いてはいても、会う機会はなかった。
だけどその間も私のことを「どうしているのかな?」と、いつも思い出していましたよと、彼女の嬉しい言葉。
男はこういう言葉にとても弱く、ホロッとしてしまった。
三品目は秋鮭のムニエル。
これは彼女のリクエスト。
食べやすいように二皿に盛り分けてサービスしてくれるという、気遣いが嬉しい。
そんな気遣いをしてくれたのは、こちらのコックさん。
優しさあふれる表情のコックさんで、彼の手によるリゾットやケーキ、パスタも絶品なのだ。
鮭のムニエルにはバケットが合いますからと、バーマンにサービスされたバケット。
これが言われた通りジャストフィット。
いま改めて画像を見てみると何か塗られているようで、もしかするとガーリックトーストだったかも。
何れにしても秋鮭のムニエルにはバケットが良く合う。
飲む方も進んでいる。
ビールの次はワインでいってみた。
イタリーのワインで、飲み飽きない旨さがある。
更に進んでスコッチ。
ワインもスコッチも詳しく知らないので全てバーマンにお任せだが、彼が選んだ銘柄で不満を覚えたことは一度もない。
ちなみにこの日のスコッチはコレ。
MORTLACH と言う銘柄だが、発音が分からない。
モルトラックかモートラックだと思うが、間違えるのもナンなのでここは MORTLACH ということで。
華やかななスコッチですとのことだが、確かにその通りで、ゴージャスでリッチな感じ。
ロックでやれば、ジェントルな大人の世界が広がる。
マスターがこんなのを作りますけど、とパイプに巻いたケーキ生地を見せてくれた。
コレを今から焼くけど食べますかとのことで、もちろんお願いした。
ただしお客さんに出すのは初めてとのことで、まだメニューにも載せていないとのことだが、試作はしているだろうし、マスターのことだから失敗はない筈。
ついでに季節モノのイチジクも盛り合わせてくれると言うから、楽しみだ。
チャチャッと作ってくれたケーキがコレ。
カスタードクリームのコロネ?と言っていたと思うが、記憶違いかも。
焼きたてのパイ生地とカスタードクリームの相性もバッチリで、生地のサクッとした食感にクリームの甘さがマッチして、とても美味しい。
合わせてあるイチジクも甘くて美味しく、しかもゴージャスな感じもする。
こういうのがサラッとサービスされるのが「1109」の懐の深さ。
今日はオーダーしなかったが、ウニとクリームのリゾットなんて絶品で、レストランとしても一流なのだ。
このケーキには彼女も驚いたようで、美味しいのヒトコト。
飲んだ後にこんなケーキが出されるのは、女性にとっては嬉しくてサプライズなことなのだろう。
よく飲んだしケーキも食べたから店を出ようかと、お開きに。
店を出てもうから一軒行くつもりでブラブラしたが、お腹が一杯でもう食べられない。
彼女も同じだったようで、次回にしませんかとのこと。
今度は〇〇に行こうかと言えば、是非にとのことで、今夜はお開きにした。
⇒ ダイニング・セラー 1109(食べログ)
久しぶりに彼女と飲んだけど、とても楽しかったとのことで何より。
次はこんなに間を開けずにということで、さようなら。
今夜は楽しかったし美味しかった。
またやりましょう。
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