ツーリングの後は買ってきた山菜の料理で一杯

ツーリングの後は買ってきた山菜の料理で一杯

 

一週間以上も前の話で恐縮だが、岐阜・恵那市串原の「しだれ桃」を見に行った帰りに、稲武いなぶの道の駅で生しいたけや山菜などを買ってきた。

これらを使って天ぷらにし、それで一杯やろうという魂胆。

道の駅へ寄っても飲むことに繋がってしまうのは、酒飲み特有の思考回路か。

 

稲武の道の駅にはパン屋もあって、よく売れている。

お酒の好きな私が、山菜を見て天ぷらで一杯と思うのと同じように、パン好きの人がこのパンを見てサンドイッチでも作ろうかと思うのだろうか。

それにしても一斤で360円もするとは ”銀座に志かわ” 並みの高級な食パンだが、道の駅でこんな高価なパンが売れるのが不思議。

 

それはさておき、家に帰りつけば早速ご飯にする。

しだれ桃の里のある恵那・串原は田舎で、そそるような飲食店がないので昼ご飯は抜き。

そのため腹ペコなのだ。

 

これが買ってきた山菜。

これらを使って天ぷらにする。

 

買ってきたこごみやシイタケの他に、茄子やピーマンにワカサギなど、いつもの物も揚げる。

シイタケは焼き物も作るけど、どうやって焼けばいいのかが分からない。

 

フライパンで焼くのか、ガスコンロの魚焼きグリルで焼くのがいいのか。

よく分からないまま魚焼きグリルで焼いたけど、結果的には失敗。

 

両面焼きグリルなので上からも炙られて、シイタケから出る旨味のエキスの水分が飛んでしまったのだ。

せっかくの生シイタケが、乾燥シイタケのようになってしまったのは私のミス。

魚焼きグリルの下火だけでやればよかったが、素人の私なのでこういう失敗もある。

 

天ぷらは作り慣れているので、これは楽勝。

タネに衣をつけ、180℃の油で揚げる。

これでカリッとした天ぷらができるから、天ぷらは意外に簡単な料理なのだ。

 

出来上がった天ぷらがこれ。

自分で言うのもなんだけど、綺麗に揚がっていて美味しそう。

 

腹ペコなので、早速カンパイ。

往復 100 km ほどのショートツーリングだったけど、ツーリングの後に飲むビールは旨い。

 

ほんのりと苦味走ったこごみは春の味で、大人の味とも言える。

一緒に盛られたワカサギの淡白な味との相性もよく、美味しい。

このワカサギの天ぷらは奥殿のお気に入りで、今では家で揚げる天ぷらの必須のネタになっている。

 

コゴミは湯がいてなめ茸と山芋のとろろと合わせてみたけど、これが抜群に美味しかった。

とろろは〆で出すとろろ蕎麦のために擦ったもので、それを流用したもの。

 

思いつきで作ったひと品だけど、こんなに美味しいものになるとは思いもしなかった。

この一品でお酒なら一合は飲める。

 

これは椎茸の焼き物。

さっきも書いた通り焼き方を間違えてしまい、美味しくなかった。

ここまではっきりと失敗すると身に染みて分かるから、次はちゃんと焼けるかと。

失敗は成功の母なのだ。

 

こんな感じで一杯が終われば、〆の蕎麦に。

山菜(わらび)ととろろをかけた蕎麦で、それに天かすと刻み海苔も乗せてみた。

 

蕎麦屋で山菜とろろ蕎麦を頼めば千円はすると思うが、家なら格安で味わえる。

山菜もとろろも、値段的には安いものだから。

 

さすがに本格的な蕎麦屋の味には追いつかないけど、そこそこ美味しくは出来ている。

冷凍そばのレベルはかなり高いのだ。

 

ツーリングで綺麗なしだれ桃を見て山菜を買い、その山菜で一杯飲むという、いい一日だった。

美味しかった、ごちそう様でした。

 

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