前の記事に飲食店の味の評価はその人の感想であって、全ての人が同じように感じるとは限らないと書いた。
生まれも育ちも違えば住んでいる所の気候風土も違うから、味の感じ方が違ってくるのは当然のことなのだ。
例えば赤道に近い熱い所や逆に北極に近い寒い所、日本のように四季がハッキリしている所では料理の味も違ってくる。
それに性別によっても味の好みが違うし、体質や年令によっても味の好みは変化する。
なのでインスタや YouTube などでこの店の料理はメッチャ美味しいと言っても、それはその人の好みに合っていたということで、万人に合うとは限らない。
人の感性は人それぞれなので、100人が食べて全員が美味しいと感じる味・料理というのはあり得ないのだ。
先日、小國神社行った折、インスタにとても美味しいとあったラーメン屋へ行ったけど、これが大ハズレ。
紹介している記事には「テラス席で食べるラーメンは最高」とか「特別感のある店」、「メッチャ旨い」とか書いてあった。
味についてもクドくなくアッサリしている、優しい味とかと書いてあり評価も高い。
そんな評判に乗ってそのラーメン屋へ行ったのだけど、食べたラーメンの味はクドくて醤油辛く、スープなんてほぼ全て残したほど。
他人の評価は全く当てにならないもので、やはり自分の感性を信じるのが一番。
と、いきなりのマイナス評価で恐縮だけど、そのラーメン屋のことを書いてみたい。
GW 真っ只中に出かけた静岡・森町の小國神社は、新緑の青モミジに包まれてとてもいい気分に浸っていた。
そして昼ご飯を食べようと、ネットで店の情報を検索してみた。
良さそうだなと思った店は、和食の店とラーメン店の2軒。
迷ったけど開店時間の関係でラーメンにした。
このラーメン店はシャレた店で、屋外のテラスでも食べることも出来るという。
テラス席で味わうラーメンも楽しそうでいいのではと、そのラーメン店へ向かうことに。
小國神社からラーメン店までは、車で20分ほどで到着。
ここがそのラーメン店。
「ラーメン屋 金次郎」という店で、古民家っぽい作り。
この店の経営母体は造園業者で、庭師が本業らしい。
それもあってか店の作りもいい雰囲気。
石積みの壁に掲げられた看板もオシャレで、ラーメン店とは思えない。
開店とほぼ同時に入ったのでサッと入店できたけど、その後はウェディングボードに名前を書いて待たされていたからよく流行る店のようだ。
店に入れば店内の席か屋外のテラス席のどちらがいいか聞かれる。
日焼けが気になるが、曇り空なので外のテラス席にしてみた。
ここがそのテラス席で、吹き抜ける5月の風が気持ちよくいい感じ。
これが夏の晴れの日だとかなり辛いと思う。
もしかするとビーチパラソルのようなものを立てるかもだけど、5月の今ならそれも必要無く快適。
テラス席の前にはこんな芝生ガーデンが広がっている。
石造りの古墳のようなものは、サウナ風呂!
まさか営業時間中に入る人はいないだろうけど、オーナーが趣味で作ったものかと。
メニューはこちら。
私は支那そばチャーシュー麺(1,150円)とハラミ丼(400円)のセットに、奥殿はとんこつ醤油の KINJIRO RAMEN(1,150円)をオーダー。
程なく運ばれてきた支那そばチャーシュー麺とハラミ丼。
色がかなり濃い。
味は見た通りの味で、醤油辛くてスープが飲めない。
これを「見た目ほど辛くなく、サッパリとした味」と書いている方もおられるのだから、味の好みは人それぞれだ。
麺は太麺のちぢれ麺でガッツリとした食感。
チャーシューはどういう訳か味が抜けてしまっていて、旨味がない。
チャーシューを作るときに、チャーシュー用の肉を煮込んでその煮汁を出汁として使っているのかも。
出汁を取りながら同時にチャーシューも作れるという ”一挙両得” な作り方だけど、これをやるとチャーシューの味がスカスカになって不味いのだ。
セットで頼んだハラミ丼。
肉の食感は硬く、そしてこれも醤油辛い。
醤油辛いのがこの店の味なのかも。
頑張って食べたけど、正直、美味しくなかった。
奥殿の頼んだとんこつ醤油。
パクチーどっさりの豚骨ラーメン。
奥殿によれば、私が作るインスタントの豚骨ラーメンの方がよほど美味しいとのことで、大して美味しくなかったようだ。
この店の味は私には合わなかった。
マイナスのことばかり書いて店のファンの方は気を悪くされるかもだけど、私の個人的な評価ですから気にされずに。
金次郎ラーメンというだけあって、店先にはこんな石像が。
店の選択をマズったけど、たまにはこういうこともありますから。
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