高い方が旨いとは限らないブッシュミルズの青と白

 

の日の晩酌は、いつものブッシュミルズに加えてちょっと高級なものも飲んでみた。

それはブッシュミルズの青。

正確に言えば ”ブッシュミルズ 12年 シングルモルト” というアイリッシュで、5千円オーバーの高級品。

 

こんな高級品を自分で買う度胸はなく、酒屋の棚に並んでいるのを見てもスルーしていた。

それが嬉しいことにもらってしまったのだ。

 

もらったのは一ヶ月ほど前のこと。

その経緯は省くけど、私がブッシュミルズを飲んでいることを聞いてプレゼントしてくれたのだ。

高級なアイリッシュなのでハレの日に飲もうと思っていたけど、いつまでも飲まないではプレゼントしてくれた人に申し訳ない。

お酒は飾っておくものではなく、飲んでナンボのもの。

ということでこの日、飲むことにした。

 


 

むにはアテがいる。

”アテなしで飲むのが本当の酒飲み” という話を聞くけど、私には信じられない。

 

美味しい肴と合わせて飲む方が断然美味しいと思うし、目にも楽しい。

それに酒と肴の旨さが共鳴すれば、より美味しくなる。

加えて美女がお友してくれれば天国だけど、それは贅沢というものか。

 

いずれにしてもアテがないと飲めない私なので、アテを用意した。

この日のアテは唐揚げ。

画像ではあまり大きくは見えないけど、ボリュームたっぷりの唐揚げだ。

 

それと唐揚げのついでに揚げたポテトフライ。

ポテトフライはお菓子の感覚があるけど、これが意外なほどアテとしていける。

 

それに加えていつもの三点盛りを並べてセット完了。

セットが完了すれば早速カンパイ。

 

スタートはブッシュミルズの白から。

いつもと変わらず軽いタッチの飲み味で、ほのかに香るフルーティーさもあって美味しい。

 

アテの唐揚げも軽く揚がっていて、油っこさはまったく無い。

片栗粉で揚げたからかサクサクとした食感で美味しく、ハイボールにもよく合う。

美味しいアテに引っ張られ、続けざまに白を2杯、軽くいってしまった。

 


 

して満を持して青ラベルの登場。

瓶からして青の方が上等な作りで、ボトルのキャップも白の金属スクリューに対し青の方はコルク栓だ。

 

こんな上等なウイスキーをハイボールにしては勿体ない気もするけど、同じ条件で比べるためにハイボールにしてみた。

そして飲んでみれば、意外にも重い感じの飲み味。

白の軽いタッチの飲み味に比べて、青の方は複雑な味わいなのだ。

 

個人的な感想として、ハイボールにするなら白を選んだ方がいいかと。

青ラベルはハイボールにせず、ロックで熟成された樽の味をじっくりと味わう方が合っていると思う。

 

もしかするとこれは、私の人間としての熟成度が未熟なためかも知れない。

ウイスキーの本当の旨さとか深みは、飲む私の熟成の程度によって味わいが違ってくる気がする。

 

それを思うと頂戴したブッシュミルズの12年物は、私には勿体ない上等なウイスキー。

私には安い白ラベルが合っているようだ。

 


 

めはバスカー。

これも安いウィスキーだけど、私に合っているようで美味しい。

結局私は ”安上がりな男” なのかもしれない。

 

今回の飲み比べで、改めてブッシュミルズの白の美味しさが再確認できた。

そして高いウィスキーが美味しいとは限らないことも分かった夜だった。

 

とは言え高級なブッシュミルズの青ををいただき、ごちそう様でした。

これは涼しい秋の夜長に、ロックで飲む方が合うかと。

それを楽しみにして、しばらく寝かせておくことにした。

 

今日も美味しくてごちそう様でした。