風邪をひいた。
正確に言うと ”うつされた” というのが正しい。
一週間ほど前に奥殿が風邪をひいた。
症状は咳とノドの痛みで、普通の生活は送れている。
病院へ行って処方された薬で治りかけた頃、今度は私が同じ症状になったからうつされたものかと。
私も病院へ行けばいいけど面倒くさくて足が向かず、奥殿に処方された薬を飲んで治すことにした。
本来こういうことをやってはダメだろうけど、似た症状なのでまぁいいかと。
奥殿と同じように、ノドの痛みとすこし咳き込むことはあっても普通に動ける。
ということでいつもと同じように晩の一杯にしてみた。
この日は茄子とトマトを使った料理にしてみた。
どちらも今が旬の野菜で、瑞々しくて張りがある。
これを使った料理にしたのは、奥殿のリクエストがあったから。
ナスは焼いて甘味噌をかけたものが美味しいというし、トマトは卵と炒めた中華炒めがとても気に入っていて両方とも食べたいというリクエストなのだ。
どちらもそんなに難しい料理ではないけど、私が作ったものが美味しいという。
実は私もそう思っている。
自慢するようなので言わなかったけど、どちらもとても美味しい自慢の料理なのだ。
茄子は5ミリぐらいの厚さに切り、塩を振ってしばらく放置。
その後、塩を水で洗い流し、片栗粉を振って焼く。
味付けは鶏ガラスープの素に少しの醤油とごま油で仕上げ、お皿に盛って甘味噌をかければ出来上がり。
トマトと卵の中華炒めは、トマトを切って卵を用意するだけ。
大玉の立派なトマトだったから、量は多い。
作るのは簡単なこと。
まずは卵を炒め、一旦取り置く。
同じフライパンに油を入れ、トマトを炒める。
トマトは強火で一気に炒める。
トマトに火が通ればすき焼きのタレで味を決めてしまう。
最後に上げてあった卵を戻し、トマトと絡めれば出来上がり。
ナスの炒め物と同時進行で作っていて忙しく、途中の画像はない。
出来た料理を並べたのがこちらの画像。
準備が整えばさっそくカンパイだ。
この日はバスカーのハイボールから始めてみた。
というかこの日はバスカーだけでラストまで通してしまった。
奥殿のリクエストに応えて作った焼き茄子の甘味噌がけ。
柔らかくきれいに焼けた茄子に、甘じょっぱい味噌が絡んでとてもいい塩梅。
醤油で仕上げた物とは違い、甘くて美味しいのだ。
甘味噌は味噌・酒・砂糖を2:1:1で合わせるだけ。
これだけで驚くほど美味しいタレになるのは、味噌の持つ底力か。
トマトと卵の中華炒めもいい感じに出来ている。
すき焼きのタレを気持ち多めに入れるのがコツかな。
バジルのように散らしてあるのは大葉の摘み菜。
この大葉の緑が見た目のアクセントにもなるし、食べても爽やかな清涼感が広がりいい感じ。
バスカーも進む。
食事中、時折咳き込むことはあっても食欲は旺盛だし飲みも順調。
風邪もこんなペースで治っていけばいいけどね。
そうそう、紹介し忘れたひと品がある。
それは三つ葉のおひたし。
派手な味ではないけど、爽やかな香りとシャキッとした食感が楽しめる。
添えたカニカマとの相性もよく、また見た目も鮮やかで上等な一品に。
この三つ葉がたったの29円で売られていて、即買いしたもの。
29円で作ったひと品とはとても思えない料理に仕上がっていて、箸が止まらない美味しさだった。
最後はハイボールで余った炭酸水で締めて終了。
旬のナスとトマト、それに29円の三つ葉が美味しくていい飲みに。
高価な食材でなくても、旬の野菜は十分なごちそうだった。
これで風邪も全快となればいいけど、そんなわけにはいかないか。















