海の恵みと大地の恵みの、牡蠣フライとウィスキー

海の恵みと大地の恵みの、牡蠣フライとウィスキー

 

末恒例の買い出しに行けば、スーパーにキレイなキャベツが並んでいた。

値段も一玉 128円と手頃な値段。

 

ちょっと前の信じられない高値に比べれば、手頃な値段どころか “激安” に感じてしまう。

キャベツを買う予定はなかったけど、その安さにつられて衝動買いしてしまった。

 

買ってきたキャベツがこれ。

ずっしりと重く、巻きもしっかりしているようだ。

 

そのキャベツを1/4にカットし、千切りキャベツにしてみた。

千切りのキャベツはそれだけでも味わえるけど、やはり付け合わせが似合う。

 

千切りキャベツに合わせたのはカキフライ。

キャベツを買ったときから、これに合わせてカキフライが食べたいと思っていた。

 

牡蠣が好きな奥殿に「カキフライが食べたいけど」と聞けば、一も二もなく賛成で、冷凍のカキフライも買ってきたのだ。

5月といえば牡蠣のシーズンは終わっているけど、冷凍ものはシーズンに関係なく手に入るので助かる。

 

冷凍のカキフライは、揚げるだけで出来るのもいいところ。

生の牡蠣を買ってきて衣をつけ、パン粉をまぶして揚げるなんて私ではとてもできないけど、揚げるだけなら私でも出来ますから。

 


 

170 ℃ の油で5分ほど揚げれば出来上がり。

油を切ってお皿に盛ったのがこれ。

キャベツの千切りとポテサラを付け合わせにすれば、いっちょ前のカキフライになった。

 

他に冷奴やコンニャクのピリ辛炒めなどを添えて、セット完了。

早速ビールで乾杯だ。

 

ビールをグイッといけば、染み渡る旨さ。

ビールはいつ飲んでもうまいナ

 

ビールからカキフライに行けば、これが素晴らしく美味しい。

大粒のジューシーな牡蠣で、その牡蠣をサクっとした衣が包んでいて、これが冷凍のカキフライとは俄に信じられないほどの旨さ。

 

旬の時期ではないけど大満足なカキフライで、カキフライが好きな奥殿もこれは大ご馳走とのこと。

こんな上等なカキフライが、季節に関係なく家で手軽に味わえるのだから嬉しい限り。

 

美味しいカキフライを目の前にすれば、ビールだけで終われるはずもなく、ウイスキーも出してきた。

アイリッシュのブッシュミルズをロックで味わえば、牡蠣の旨さがより引き立つ。

 

牡蠣とウイスキーの相性は素晴らしく、海の恵みと大地の恵みが味わえる至福の世界。

ご馳走というより、贅沢な食の ”芸術” だ。

 

クドイようだけど、このカキフライは冷凍もの。

それでこんなに上等な味が味わえるのだから、ビックリ。

 


 

なみにこのカキフライは韓国産。

大きくて立派な牡蠣で、国産の牡蠣より質がいいのではと思う。

 

何でも国産のものが一番という ”国産信仰” があるけど、そんなことはない。

私の家では野菜も中国のものをバンバン使うし、鶏肉はブラジル、豚肉はスペインと産地に関係なく使っている。

 

その理由は安いからだけではなく、美味しいから。

それに衛生基準も日本と同等か、それ以上に厳しい。

 

イメージの良くない中国の食品も、今は衛生基準が劇的に向上し、世界で最も厳しいと言われているEUの基準もクリアしている。

中国産のニンジンなんて日本の物に比べてはるかに大きく、色味も鮮やかでキメも細かく、そしてジューシーで甘い。

 

むしろ国産の方が味も見た目も、そして安全性の基準も緩いぐらいで、EUの基準に合わず輸出できないものも多いと聞く。

これだけグローバル化が進んだ世界なのだから、食の世界もグローバルに捉えないとね。

 

冷凍食品も日々進歩していて、昔の価値観のまま冷凍食品を見ていては見誤る。

今の冷凍食品は、上等な店の味も再現出来ますから。

 

この日はキャベツからの展開でカキフライになったけど、とても美味しくて素晴らしい味が楽しめた。

ホント美味しくて、ごちそう様でした。

 

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