ウィスキーにも合う、今が旬のアジの刺身
- 2025.06.02
- 家飲み/家食べ

魚の鯵が旬を迎えているという。
そんな旬のアジが、スーパーの魚売り場に並んでいた。
見ればツヤツヤとしていて、いかにも鮮度が良さそう。
奥殿は、このアジを刺し身にしたら美味しいのではと言う。
刺身はあまり好まない私だけど、食べない訳ではない。
自分からは積極的に選ばないだけで、出されれば食べる。
ということでアジを買って、早速この日のアテにすることにした。
これがそのアジの刺し身。
家で切って盛ったので盛付けは冴えないけど、アジそのものは美味しそう。
このアジは半身が2枚入って400円ぐらいだったから、タイとかヒラメに比べれば安い。
アジはイワシやサバなどとともに青魚に属するもので、たくさん取れて値段が安い大衆魚。
それに対してタイやヒラメやフグなどの白身魚は、値の張る高級魚が多い。
味の好き嫌いや体質的に合う合わないはあるけど、食べて美味しいのは青魚ではと私は思う。
青魚には脂がたっぷり含まれていて、その脂と風味が美味しいと思う。
そしてその脂にはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸(意味は知らないけど)が豊富で、血圧や肌、頭にもいいらしい。
もちろん白身魚には白身魚ならではの上品で繊細な旨さがあり、脂分が少ないのでヘルシー。
どちらが美味しいと思うかは個人の好みによるけど、値段的には青魚のほうが総じて安いから、私の家では青魚を買う比率が高い。
そんなアジの刺身をメインに、この日はこんなセットで飲むことに。
アジ刺の他に里いもの煮っころがし、厚揚げとチクワの煮物、大根の漬物、ピリ辛のコンニャク炒め、キャベツとカニカマのマヨネーズ和えに自家製のなめ茸のセット。
これだけあれば飲むには十分だ。
用意ができれば早速カンパイ。
飲めばこれが美味しくて、スーッと喉の奥に消えていく。
メインのアジの刺し身にいけば、これが脂ノリノリで美味しい。
それと鮮度がいいためか身もしっかりとしていて、締まった感じ。
旬というだけあって美味しいのだ。
刺し身の醤油は普通の醤油だったけど、脂の濃いアジに負けてしまう。
ここは刺身醤油の出番ということで、変えてもらった。
甘い感じの刺身醤油がアジの脂に負けず、やはりこの方が合う。
これが白身魚の刺し身ならいつもの醤油でいいだろうけどネ。
アジの刺身だけではなく他のものも美味しい。
トロッとした仕上がりの、里いもの煮っころがしもいい感じ。
きめの細かい里いもで、上等なひと品だ。
厚揚げとちくわの煮物。
甘じょっぱく仕上げられた煮物で、懐かしさを覚える味。
個人的には厚揚げよりも普通のお揚げの方が好きだけど、これはこれで美味しい。
こんな感じでビールで飲んでいたけど、これらのアテには日本酒の方が合いそう。
だけど最近はウイスキーに凝っていて、日本酒の用意がない。
今日買ってきたウイスキーがあるので、それを開けることにした。
前にも買ったことのあるウエストコークで、今回は箱付き。
箱があるからって別にどうってことはないけど、箱があったほうが上品だ。
いつものようにロックで。
このウエストコークは、バーボンカスク(West Cork Bourbon Cask) とある通り、バーボンを熟成させた樽を使って熟成させているため、複雑な味の仕上がりになっている。
カラメルのような、フルーツのような甘い感じの味もかすかに感じられて美味しいのだ。
刺身に合うかと心配していたけど、そんな心配は杞憂で、アジの刺身にもよく合う。
むしろ脂っ気の強いアジに負けないボディーが、意外なほど刺身に合うのだ。
アイリッシュのウイスキーが美味しいからと、調子に乗ってボールド ターディも出してきた。
ボールド ターディもウエストコークによく似た味だけど、やはりどこそこ違う味わいがある。
その違いを私の言葉ではうまく表せないが、スムーズで美味しいアイリッシュであることは間違いない。
ということで今日は旬のアジの刺身に、ビールとアイリッシュのウイスキーを合わせていい気分に。
今日も美味しくて、ごちそう様でした。
美味しかった~。
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