ウィスキーにも合う、今が旬のアジの刺身

ウィスキーにも合う、今が旬のアジの刺身

 

アジが旬を迎えているという。

そんな旬のアジが、スーパーの魚売り場に並んでいた。

 

見ればツヤツヤとしていて、いかにも鮮度が良さそう。

奥殿は、このアジを刺し身にしたら美味しいのではと言う。

 

刺身はあまり好まない私だけど、食べない訳ではない。

自分からは積極的に選ばないだけで、出されれば食べる。

 

ということでアジを買って、早速この日のアテにすることにした。

 


 

れがそのアジの刺し身。

家で切って盛ったので盛付けは冴えないけど、アジそのものは美味しそう。

 

このアジは半身が2枚入って400円ぐらいだったから、タイとかヒラメに比べれば安い。

アジはイワシやサバなどとともに青魚に属するもので、たくさん取れて値段が安い大衆魚。

 

それに対してタイやヒラメやフグなどの白身魚は、値の張る高級魚が多い。

味の好き嫌いや体質的に合う合わないはあるけど、食べて美味しいのは青魚ではと私は思う。

 

青魚には脂がたっぷり含まれていて、その脂と風味が美味しいと思う。

そしてその脂にはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸(意味は知らないけど)が豊富で、血圧や肌、頭にもいいらしい。

 

もちろん白身魚には白身魚ならではの上品で繊細な旨さがあり、脂分が少ないのでヘルシー。

どちらが美味しいと思うかは個人の好みによるけど、値段的には青魚のほうが総じて安いから、私の家では青魚を買う比率が高い。

 

そんなアジの刺身をメインに、この日はこんなセットで飲むことに。

アジ刺の他に里いもの煮っころがし、厚揚げとチクワの煮物、大根の漬物、ピリ辛のコンニャク炒め、キャベツとカニカマのマヨネーズ和えに自家製のなめ茸のセット。

これだけあれば飲むには十分だ。

 


 

意ができれば早速カンパイ。

飲めばこれが美味しくて、スーッと喉の奥に消えていく。

 

メインのアジの刺し身にいけば、これが脂ノリノリで美味しい。

それと鮮度がいいためか身もしっかりとしていて、締まった感じ。

旬というだけあって美味しいのだ。

 

刺し身の醤油は普通の醤油だったけど、脂の濃いアジに負けてしまう。

ここは刺身醤油の出番ということで、変えてもらった。

甘い感じの刺身醤油がアジの脂に負けず、やはりこの方が合う。

これが白身魚の刺し身ならいつもの醤油でいいだろうけどネ。

 

アジの刺身だけではなく他のものも美味しい。

トロッとした仕上がりの、里いもの煮っころがしもいい感じ。

きめの細かい里いもで、上等なひと品だ。

 

厚揚げとちくわの煮物。

甘じょっぱく仕上げられた煮物で、懐かしさを覚える味。

個人的には厚揚げよりも普通のお揚げの方が好きだけど、これはこれで美味しい。

 


 

んな感じでビールで飲んでいたけど、これらのアテには日本酒の方が合いそう。

だけど最近はウイスキーに凝っていて、日本酒の用意がない。

 

今日買ってきたウイスキーがあるので、それを開けることにした。

前にも買ったことのあるウエストコークで、今回は箱付き。

箱があるからって別にどうってことはないけど、箱があったほうが上品だ。

 

いつものようにロックで。

このウエストコークは、バーボンカスク(West Cork Bourbon Cask) とある通り、バーボンを熟成させた樽を使って熟成させているため、複雑な味の仕上がりになっている。

カラメルのような、フルーツのような甘い感じの味もかすかに感じられて美味しいのだ。

 

刺身に合うかと心配していたけど、そんな心配は杞憂で、アジの刺身にもよく合う。

むしろ脂っ気の強いアジに負けないボディーが、意外なほど刺身に合うのだ。

 

アイリッシュのウイスキーが美味しいからと、調子に乗ってボールド ターディも出してきた。

ボールド ターディもウエストコークによく似た味だけど、やはりどこそこ違う味わいがある。

その違いを私の言葉ではうまく表せないが、スムーズで美味しいアイリッシュであることは間違いない。

 

ということで今日は旬のアジの刺身に、ビールとアイリッシュのウイスキーを合わせていい気分に。

今日も美味しくて、ごちそう様でした。

美味しかった~。

 

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