久しぶりに美女と堪能した居酒屋の肴と日本酒
- 2025.06.06
- 家飲み/家食べ

この日は居酒屋で飲むことに。
向かった先は「旬菜美酒・錦」という店で、豊田市駅から歩いて数分という街中にある店。
豊田市に昔から住んでる方なら、「めん処 三笠」があったところといえばお分かりかと。
三笠は私が物心ついた頃からあった店で、聞くところによると80年以上やっていたというから超老舗。
地元の人にとってはそこにあって当たり前の店だったけど、店主の高齢化と後継者難で5年ほど前に惜しまれながら閉店。
その後にできたのが居酒屋の「錦」だ。
今夜はこの店で、美女と飲むという嬉しい夜なのだ。
ここがその「錦」。
今は日が長い時期なので、夕方の6時でも普通に明るい。
そんな明るい時間に入店すれば、一番乗り。
この店はカウンター席がメインの店で、そのカウンターも十数席しかない小じんまりとした店。
奥には個室(座敷?)があるらしいけど、入ったことはない。
ママにどんな座敷かと聞けば、6~8人が座れる小さい部屋とのことで、カウンターと合わせても20人も入れば満席というコンパクトな店だ。
私はこういう小さい店が好き。
無駄に広くなくまた狭い感じも無く、お客さんも少人数の客が多いので、落ち着いた静かな雰囲気で飲めるのが好きなのだ。
店の人もマスターにサポートの若い人が一人、それにママという布陣なので、この席数なら行き届いたサービスができる。
作る人も誰のオーダーかを理解して料理を作るし、客の側からもカウンター越しに食材が料理になっていく過程を見ることもできて、そのライブ感も楽しい。
これは大事なポイントで、誰が頼んだのか分からないオーダーを、ただ単に機械的に作って出すだけなら ”給食” と同じ。
この人のために作る、あのマスターが作る料理が食べたいというのが外食の醍醐味。
腹を満たすだけが外食ではないですから。
今日付き合ってくれた女性は、昔からの知り合い。
以前はちょくちょく飲んでいたけど、最近はご無沙汰続き。
彼女とは今年初めて飲むということで、間が空きすぎてしまった。
時間に正確な彼女なので、約束の時間ぴったりに「こんばんは」と登場。
座った瞬間から話が一気に弾み、久しぶりに飲むとは思えない雰囲気。
話の合間にビールを頼んで、まずは乾杯。
彼女の「あ~、ビールが美味しい」の、実感のこもった言葉に思わず同調。
アテがないと飲めない私なので、アテを頼むことに。
メニューは多く、迷ってしまう。
こういう時はメニューの最初に書かれているものを選ぶのも一つの手で、そこには ”どて串” と書いてあった。
”どて” という料理は八丁味噌を使ってモツを甘辛く味付けたもので、三河を中心とした東海地方の郷土料理のひとつ。
関西で言うところの「どて焼き」に近い感じのもの。
内臓肉を使っているので好き嫌いがあり、彼女に「どてはどう?」って聞けば食べるとのこと。
誰にでも料理や食材に対して合う合わないがあるけど、あまりにも好き嫌いが激しいとオーダーに困ってしまう。
その点彼女のように、何でも食べるよというのは心強い。
大鍋で煮込んであるので、サッと提供された。
食べれば濃厚で甘じょっぱい味のどてが美味しくて、ビールのアテにぴったり。
彼女も美味しいとのことで、ご同慶の至り。
これはハムカツ。
今のハムカツは分厚くて立派なハムを使っているけど、昔のハムカツはペラペラの薄いハムを揚げたものだった。
ハムを食べるというより衣を味わうのがメインで、それはそれで美味しかったし安かった。
それを思うと今のハムカツは立派で、出世したものだ。
ビールも2回転すればお酒にチェンジ。
お酒のメニューを見ていて気になったのがこれ。
新潟ののお酒で「呼友」。
説明書きに ”林檎を思わせる華やかな吟醸香」とあり、吟醸系のお酒の好きな私にとっては見逃せない。
早速オーダーしたのがこれ。
飲めばサラッとして、どこにも引っかかることのない綺麗なお酒。
フルーティな吟醸香もたっぷり味わえる美味しいお酒だった。
こうなるとお酒が止まらない。
彼女も日本酒が好きだし、それに酒豪なのでじゃんじゃんいってしまう。
次のお酒は「観音下」。
野口尚彦研究所という、およそ酒蔵とは思えないような名前の蔵が醸したお酒だ。
以前テレビ(YouTubeだったかも)で見たことのある蔵で、素晴らしくスタイリッシュで立派な蔵だった覚えがある。
飲めば美味しい。
美味しいお酒をつまみに話も弾む。
旅行の話、家族の話、人付き合いの話、恋の話など話が尽きない。
彼女はこのゴールデンウィークにチェコ、オーストリア、ハンガリーの東欧に行ってきたとか。
オーストリアのウィーンではオペラを観たけど、何が何だか分からなかったとボヤいていたのが面白かった。
話はどんどん盛り上がるし、お酒もアテもじゃんじゃんいってしまう。
これはチーズチクワの磯辺揚げだったかな。
お酒もアテも頼んで味わっているけど、何を飲んで何を食べたか記憶が曖昧。
話しながら飲みながら食べながらで、忙しいからね。
これって何だったかな?
銀ダラの西京焼きを食べたけど、画像がない。
茄子の煮物もオーダーしたと思うけど、記憶も画像もない。
最後にチェイサー代わりのビールを飲んで、締めに。
いや~、よく食べたしよく飲んだ。
気がつけば4時間近く飲んでいた。
帰りに寿司でもと思ったけど、とても食べられないのでお開きに。
やっぱり美女と飲むお酒は美味しくて、ごちそう様でした。
次はあまり間隔を開けずにやってね、ということでバイバイ。
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