冷凍庫に眠るワカサギが、サクサクの天ぷらに大変身
- 2025.06.10
- 家飲み/家食べ

冷凍庫の奥に、ワカサギが眠っているのを発見した。
随分前にワカサギを天ぷらにして食べたことを思い出したけど、それは数ヶ月も前のこと。
それ以後、ワカサギのことをすっかり忘れていたのだ。
このワカサギはカナダ産のもので、まるまると太っていて脂が乗っている。
ワカサギに脂が乗っているという言い方が正しいか分からないが、脂が乗って美味しいのだ。
冷凍庫に入れっぱなしだったから大丈夫とは思うけど、それでも開封して日が経つから早目に食べた方がいい。
ワカサギは天ぷら以外の料理を思いつかないので、今日はこのワカサギを使って天ぷらにすることにした。
用意したのはワカサギの他に、ピーマンやしめじ、タマネギなどの野菜だけ。
ワカサギが多くあるので、他のものは抑え気味にしたのだ。
画像で立派なワカサギということがお分かりいただけるのでは。
天ぷらの衣はいつもの ”コツもいらない天ぷら粉” に丸投げ。
料理素人の私が天ぷらを揚げることが出来るのも、この粉があるからこそだ。
ワカサギ揚げます。
170℃ の油で3分ほど揚げれば出来上がり。
いつも思うことだけど、天ぷらは意外に簡単な料理なのだ。
他のものも揚げ、盛り付けたのがこれ。
相変わらず盛り付けのセンスはペケだけど、天ぷらそのものは綺麗に揚がったと思う。
他にピリ辛のコンニャク炒めや里いもの煮っころがし、それにチクワと揚げの煮物などを揃えて準備完了。
準備ができれば早速乾杯だ。
当然のようにビール。
これのために天ぷらを揚げたとも言える。
グイッといけばいつもと変わらず旨い。
そしてワカサギの天ぷらを味わえば、サクッとした衣の中からふっくらとしたワカサギの美味しさが現れ、ジワッとした旨さが広がる。
なんなん、この美味しさは。
あ~美味しいと、思わず言葉に出てしまう。
淡白で上品な美味しさ。
頭も尻尾もそして骨もそのままだけど、気品のある美味しさなのだ。
冷凍のワカサギと侮るなかれ。
カナダ産のワカサギのポテンシャルの高さを、改めて知った思いだ。
ワカサギの陰に隠れているけど、他の天ぷらもとても美味しい。
シメジにはキノコ特有の旨味があり、ピーマンはちょっとほろ苦い味で味を締めてくれる。
タマネギとニンジンのかき揚げは、タマネギの甘さとニンジンの旨味が重なっていい感じ。
揚げたてサクサクの天ぷらは、どれを食べても美味しいのだ。
天ぷら以外の料理も美味しかった。
里いもの煮っころがしは、トロッとしてしっとりとした仕上がり。
この里いもも冷凍物で、中国産。
だけどこれが素晴らしく美味しいのだ。
中国産の食品と言うと拒否される方も多いだろうけど、この里いもを味わえばそれが根拠のないことだとお分かりになるのでは。
中国の食品の衛生管理や品質、それに安全性については国家が厳しく管理していて、日本と比べて同等かそれ以上に安全性が高い。
中国の技術はあらゆる面で ”秒針分歩” の速さで進歩していて、日本より先を行っている分野も多い。
それは食料品にも言えることで、イメージしている昔の中国とは違うのだ。
話が変な方にそれてスイマセン。
チクワと揚げの煮物も味が染みて美味しい。
糸コンニャクもおでんのような味わいで、いい感じだった。
そろそろビールも終えご飯をと思ったけど、天ぷらがあまりにも美味しくてビールが止まらない。
ご飯のおかず用に残しておいた天ぷらも、アテとして出してもらった。
この少しだけ盛った天ぷらの盛り付けがいい。
天ぷらはこのように少しずつ揚げて出したいけど、作る人と食べる人が同じなのでそんな面倒なことはできない。
結局は一気に揚げて、盛り合わせで出すしかないのが残念。
ご飯のおかずをビールのアテで食べてしまったので、ご飯のおかずがない。
ご飯はなしでもいいかと思ったけど、ここで食べておかないと夜中に腹が減りそう。
ということで素麺にしてみた。
素麺なら茹でるだけで簡単にできるから。
茹でて冷水にさらした素麺。
今年初めての素麺で、冷たくて美味しかった。
この日は冷凍庫で発見したワカサギで思わぬ美味しい天ぷらが味わえて、ごちそう様でした。
ホント、美味しかった~。
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